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新社会人のための「暮らしとお金の講座②」給与明細の見方について

こんにちは、くみょんです。
新社会人のための「暮らしとお金の講座」第二弾です。基本中の基本、給与明細の見方について書いてみたいと思います。

✅給与明細は「勤怠」「支給」「控除」で成り立っている

一般的な給与明細は下記の3つで成り立っています。

勤怠・・・その月にどのくらい働いたか
      有給休暇や労働時間が実際と合っているかどうかを必ず確認
支給・・・会社から支給される基本給や残業手当など各種手当のこと
      月ごとに変動のある残業手当については正しいか確認
控除・・・支給額から差し引かれるお金
      支給額に応じて差引かれる社会保険料や税金が記載される
      住民税は前年の収入に応じて課税されるため、社会人1年目は
      差し引かれません。

✅給与明細を見てみよう

実際の給与明細のサンプルを見てみましょう

このケースにおける「額面収入」は、224,375円であり、そこから控除額36,242円を引いた額が、実際に振り込まれる支給額で、「手取り収入」と呼ばれます。額面と手取りにはこの程度の違いがあることを把握しておきましょう。

✅各種手当については「就業規則」等で確認しよう

給与明細の「支給」の欄を見ると、「基本給」以外にいくつか「手当」の項目があります。基本給とは、給与の基本部分で残業代や賞与の査定、退職金等を計算する場合のベースになります。

ちなみに、私が今まで勤めた会社の中で、この「基本給」がとても低い会社がありました。役職手当、能力手当、住宅手当、家族手当などどのように算出したか分からないものがいろいろとついて月額が仕上がっていました。こういう会社は実は多いのかもしれません。

手当のうち、残業手当や休日出勤手当は法律上会社に支払いの義務があります。対して会社のルールで支払われる手当が、「通勤手当」「住宅手当」「家族手当」「資格手当」などです。これらの手当は、自分で申告しないと対象とならないこともあります。就職したら、その会社の就業規則や福利厚生について確認し、申告を忘れないようにしましょう。

私が今まで見た中では、世帯主にのみ支払われる「結婚手当」や自転車通勤の場合の「自転車通勤手当」など会社独自の取り組みも多くありました。

控除欄の「社会保険料」については、また別記事で解説したいと思います。

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