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「そろそろ人間をリソース扱いするのやめませんか?」Yahoo!JAPAN会長「宮坂学」氏イベントレポート【速報】

地域に住んでいる最大のメリットは、圧倒的な人物とこの距離で接することができること。

Yahoo!JAPAN代表取締役会長の宮坂学さんに、鳥取県八頭町の #隼Lab 来ていただき、お話を聞くことができた。
いやー第一線で働いていた方が、その熱量をもって「会社」の話を伝えてくれるなんてまじで贅沢でしたね。


京都の学生時代、自意識だけ高く周りと溶け込めない中、100円で本を買って1日を過ごしていた。


会社は何をする存在なのか?

①顧客向けサービス提供
顧客向けについては、事業部長たちが本気でやっているから、任せた。

②メンバー向けサービス提供
一方でメンバー向けサービス提供について、本気で取り組んだ。
そのために80以上の施策を実施。失敗もめちゃくちゃたくさんした。
ただ、考え方としては、管理部は成功することが普通、失敗をしづらい部署。たとえば、3000人の引越しをする場合、どれだけしっかりやっても、ほぼ100%3000通りの文句が出る(めっちゃわかる・・・・)。ただ、それはもう辞めよう。
人事というのは、メンバーの幸せに対してコミットする事業と捉えると、いきなり「正解」を出すなんて不可能。

「人事は永遠のベータ版」

そういう意識で施策に取り組むことが大切。


会社のリソースによく、ヒト・モノ・カネを上げるが、本当に「ヒト」はリソースなのか?

この問いに答える必要がある。

ヒトには感情がある。
その感情を無視して、リソース扱いすることは誰にとっても適切ではない。
だから、会社としては、ヒトはリソースではなく、感情に向き合った経営をする必要がある。

会社がどれだけ事業として成功しても、そこに誰かの不幸がある場合に、それを「成功」と呼びたくない。


その中で、会社の役割はなんなのだろうか?

それは、理念を遠くまで、未来まで広げること。



感想

僕がメディアで知っている宮坂さんは、スーツでしっかりとした方でもっとゴリゴリのビジネスマンでした。

ただ今日実際にお会いした宮坂さんは、フランクで、自然体で、写真で見るよりもめちゃくちゃお若かったです。
そんな中、うちに秘めたエネルギーを近づくたびに感じてて、こういう人が大きな組織のトップに立つんだなと学びました。


最後の質疑応答で印象的だったのは、

スラムダンク小暮くん


バリバリのスタープレーヤーだけで「会社」というのは成り立つのだろうか?助さん格さんだけであのチームは成り立つのか?うっかり八兵衛の役割は?

そんな風に考えたときに、本当にいい「組織」というのはどういう風に創るのか?それを実現するために、Yahoo!バリューを創った。

人が本当に出している価値を測りきれるというのは結構なエゴかもしれないけど、向かう方向性を揃えることは人が本来持っている価値を出しやすいのかもしれないなと感じました。

また、今後宮坂さんがやっていくZコーポレーションは、

地域を「ブロックチェーン」と「交通」で変えていく

というすごく興味分野が同じだったので、ここはほんと胸熱。
一緒にできることないかなー。提案したいなー。ゆってみよ。


そして、

幸福とは、死ぬ直前に、今が最高と思えること


と、最後までまじ格好良かったです!
おあとがよろしいようで。


#イベントレポ #conote #起業 #スタートアップ #ビジネス #ベンチャー #仕事 #Yahoo #株式会社俺 #Zコーポレーション

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