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地方議員がおいしいなんて誰が言った!!

「おいしい地方議員」という本を書いた市議会議員がいる。
本の帯には『兼業OK!公務38日!競争倍率1.17倍!報酬762万円! 地方政治はブルーオーシャンだ!』と書いてある。

冗談じゃない、いざなってみるとそんなことは全くない。
4月の統一地方選挙で地方議員となった私は、当初サラリーマンとの兼業であった。それも業務委託契約に変えて日数を制限していたが、それでも時間のやりくりが難しくなりすぐに辞めて議員報酬のみに。
手取りは20万に届かない。

700万以上の年収が担保されるのは市議会議員、それも恵まれている方であろう。
町村議会はそんな高額の報酬は出ない。
しかも、公務38日なんて言うことはなく、関連する動きを入れると、まじめにやれば月に10日~20日(議会日程によってもばらつきがある)はとられる。
本会議以外に委員会があるからだ。
それに委員会によっては研修もある。
特に広報委員は日数も取られるうえに、研修も多い。

ブルーオーシャンではなく、血で血を洗うレッドオーシャンだ!
それでも誰かがやらなきゃいけない!
これからその地方議員の実際を書いていく。

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