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スーパーカブ70の旅 (さんふらわあ編)

「すまぬ、、 旅に出る・・」
 ひとこと残して 家を去る・・

実際は「さーせん!さーせん!」とコメツキバッタのごとく家族に土下座しながら出てきたんです、、

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というわけで
今年も行ってまいりました
秋の一人旅! 

「奥さんに怒られないの?」
「7日間も休んで会社大丈夫?」
 とよく聞かれますが・・

奥さんは夏に「パーマあてに行ってくる」とパリで1週間豪遊

社長は毎年12月に10日ほどヨーロッパを旅してる

これで私だけ怒られたら 49歳一児のパパですけど M字剃りこみ入れてシンナー吸いますよ(せーへんけど!)

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旅の候補地は3つ

①ベトナムでレンタルバイク
安いLCCチケットを逃しちゃった

②カブで東北巡り
第一候補でしたが、仙台への移動のみで2日間要する。コストも高くて却下(いい方法あれば教えて欲しい)

③カブで九州巡り
フェリー さんふらわあの「バイク周遊パック」を使うとバイクごと九州まで半日移動でさらに格安とか?!

迷わず③を選択しました。実際そんなにコスパ良いのんかい?

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目から血が出るほど長い記事なので目次もご活用下さい。

さんふらわあの話

関西から九州を結ぶ「フェリー さんふらわあ」は魅力的なプランが増えたことでフェリー旅の人気が復活傾向にあるとか

今回私が使ったプランは「バイク周遊プラン」

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往路は 大阪~別府 / 復路は 志布志~大阪 (逆でもOK)

このプランの肝は「往路と復路の港が違う」 ところ

別府から志布志まで直線距離で300kmの間には、海・山・川とルートの選択肢が無数にあり、元の港に戻ることなく 復路港まで多彩なツーリング計画を練れるのは大きなメリットです。

肝心の料金は(大阪~九州の往復)
24950円
大人1人+バイク1台+2段ベット(半個室)のオプションが含まれます。

通常料金ですと32000円なので-7000円もお得!確かににコスパ良いですね。

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陸路ルート

陸路では、別府→阿蘇→天草→鹿児島→指宿→南大隈→志布志港のルートを寄り道しまくって(笑) 距離計を確認しましたところ約700km走行していました。

私のカブは70ccのエンジンですが1日平均100km程度ならのんびり運転出来る距離なのです。

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宿泊の話

事前予約は一切せずに、その日の夕飯食べながらスマホで宿を探しました。旅慣れた風に聞こえるかもしれませんが、前回の旅では全ての宿を事前に決めたことで、コース変更が全く利かなかった苦い経験があったのです。

恥ずかしいけど宿泊料金を公開!

1泊目 - フェリー
2泊目 - 7190円  訳ありで少し高
3泊目 - 4400円  ビジネスホテル
4泊目 - 3000円    民宿
5泊目 - 4300円 ビジネスホテル
6泊目 - 3500円 民泊
7泊目 - フェリー

フェリーを除く5泊合計で¥22400円

1泊平均  4480円でしたので相当ケチってますね(笑) ただ一人旅の夜って喋り相手もいないし正直寝るだけなのです。それに安いが故に楽しい「突っ込みどころ」ある宿にも出会えて・・そちらは後に語ろうと思います。

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天気の話

皆さんは「天気出現率」って聞いたことあります?過去30年間の天気統計から、都道府県ごとに365日の「晴れ・曇り・雨」の確率を知ることが出来るのですよ、なんて便利!

1964年東京オリンピックの開会式は、天気出現率を参考に晴れが多い10月10日に決定されたというのは有名な話。

私も天気出現率を参考に、旅の日程を10/13~10/20で設定してみました。

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統計上では九州地方の晴れ確率はなんと約70%で勝ったも同然!と思ってたけど・・実際のお天気どうだったのでしょうか?

それでは旅の始まりです~

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1日目 大阪南港~さんふらわあ

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別府行き「さんふらわあ」は19時出航予定。私は心配性なので早めに大阪南港へ到着

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わわ、いっぱいだぁ、バイク人気は下降の一途と聞いてますが、出航1時間半前にして長蛇の列ですね。

ライダーの年齢層は40~60代がほとんどです。ちなみに7割が400CC以上の大型2輪でスーパーカブは私を含め2台でした。

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常に首からカメラぶら下げて何でも撮りたい人

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突入写真を撮ろうとしてあやうくコケそうに(笑)

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船内は

※行きの別府行きフェリーでは船内の写真を撮ってなくて、帰りの志布志便の船内写真を掲載します。船ごとに内装違うので参考までにご覧下さい。

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高級ホテルのエントランスみたい(復路の船内)

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泊まった部屋は二段ベットでコンセントもカーテン付いてめちゃ快適でした。(復路の室内)

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さんふらわあタオルも付いてた!ちなみに大浴場は混むので荷物置いたらすぐに入浴がベターです。

船内での食事はレストランで夕食2000円のビュッフェ(そこそこ美味しくてメニューも多彩)を頂きました。レストラン以外にもテーブルやイスが沢山あるので持ち込み料理とお酒で宴会してる人も多かったです。

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20時半頃に「今から明石海峡大橋の下をくぐります~」の館内放送。カメラ持って甲板出たら丁度良いタイミング。この写真撮って私の電池が切れて深い眠りにつきました。瀬戸内を通る別府航路はほとんど揺れず快適でした。

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船上から見る日の出

朝6時になると自然に目が覚めるジジイです。朝風呂入ってデッキに出てくると空が明るくなってきました。

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日の出時刻は6時半

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良い色なってきたなぁ

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日の出前からデッキにいたのは私含めて3人、もちろん全員カメラぶら下げてるヤバい人たち

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わ~早起きして良かった!というか自然に目が覚めるんだけど・・

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日が昇り始めたら一般の人たちもチラホラ

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日の出から30分後には別府港は目の前。「朝 目覚めたらそこは目的地」ってほんと楽ですね。

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車両甲板に注ぐ朝日が綺麗だなぁ、今日の予報は晴れですよ~!!

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アクセルをブル~ンと回して、いよいよ九州に上陸です!

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2日目   別府

上陸したらまず一番に「温泉」と決めていました。ただ普通の温泉じゃなく目指したのは野湯(やとう)と呼ばれる自然の野にある温泉です。ネットで下調べした少し山奥にあるはずの「鍋山の湯」へ向かいます。

港からカブで山を登ること15分、Google Mapのナビ通りにやってくると

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えっ、、ゲートあるけどここ進んで大丈夫?地面が舗装されてないよ・・

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ゲートからさらに5分進むとこの風景(笑) ウソやろ、すごいとこ来ちゃった

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海側を見ると高い所まで登ってきたのがわかります。

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延々と続く砂利道にビビリながら さらに進むと再びゲートが現れて・・「立ち入り禁止」の看板が・・あらま残念、

仕方なく同じ道を下り、近くにある野湯「鶴の湯」を目指します。

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10分後にたどり着いたのがココ 右上の小屋(脱衣場)の前で温泉がポコポコ沸いてるんです。歩いて近づくと目に入ったのは
「トラブル多発!撮影禁止」のデカイ看板

というわけで下の写真は大分の観光情報「たびらい」さんからお借りします。

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既に地元の方が3人いらっしゃって皆さんめちゃウェルカムで優しいんですよ。地元のお話を聞きながら青空の下で浸かる山の露天風呂は最高でした。

この時点で言っちゃいけないけど、今回の旅のピークは「鶴の湯」だったかも(笑) この他に7箇所温泉入りましたけどロケーション、泉質を比較してもココ「鶴の湯」を越える温泉はなかったです。

地元の方々が協力して管理されていて入浴は無料です。優しく迎え入れて頂きありがとうございました!!

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別府ノスタルジック

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山を下りる途中に見えた鉄輪地区の風景です。至る所から立ち上がる湯気を見てカブを駐車場に停めて散策しました。

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近寄ると蒸気ですごい熱い!鉄輪の温泉って沸騰しながら涌いてるのかな?

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ヤングって何?気になる看板

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まじか、道の真ん中から湯気が出てる

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別府駅の近所もスナップの宝庫でした

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路地がたくさんあって夜は良い雰囲気になりそう

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飲み屋ビルの壁面にあったタイルのモザイク絵が見事で立ちすくむ私

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この天狗の前でカブに座って地図を調べてると、台湾から観光でお越しのファンさん一家に出会う。

2年前の台湾旅行の話をしたら喜ばれて「今度、台北に来たらウチ泊まりなよ!」って、ほんまかいな!? これ本当に家に行って泊まってOKなのでしょうか?別に京都人にイケズされたわけではありませんが、本音と建前とか考えちゃうんです(笑) 

行く時はお宅に泊まらんかもですが連絡は必ずしますね~

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別府の宿はヤングに決めた!

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鉄輪温泉を散策してる時に発見した文字「ヤング」の正体。建物の正面に周ると大衆演劇のド派手な看板

単なる劇場だと思ったら、ヤングセンターという「お芝居が見れる温泉旅館」でした。夕方にはこの場所から離れて食事していましたが、気になって仕方なくなり電話したら1部屋空きがあったので即決!

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HPでは一人5500円とありますが、
1人宿泊は追加800円?+入湯税+消費税=7190円 

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これでも安いのに「高なってるやん!」と思った私の器はメロディアンミニでおま!

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部屋は8畳で広さは十分。トイレは共同ですがウォシュレット完備でお尻に親切です。

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ちゃぶ台にあった注意書き。一枚にまとめないところが微笑ましい。お尻以外も色々と親切だ

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芝居の前に大浴場へ、湯船はめっちゃ広くて湯冷めしない良いお湯でした

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唯一気になったのが・・
洗い場の「注意書き」念入りにも程がある(笑)、、シャワーから熱湯出てくるのか?と怖くなり、湯船のお湯汲んでシャンプー流したわい。

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さぁ、お風呂の後はお楽しみの劇場へ、6時半の開場と共にお座敷の観客席ほぼ満席ですね。座布団100円 座椅子100円を借りて後ろの方に座りました。

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一部は舞踊中心のショーで役者さんの所作、特に指先の動きが美しい!

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2部は「涙の戻り橋」という親子人情話のお芝居でした。ここで一旦謝ります「本当にごめんなさい」完全に舐めてましたよ大衆演劇を

役者さんの迫力は内臓まで響き、劇の前半は声を上げて爆笑して物語の最後には涙ボロボロの大号泣でした。年と共に涙もろくなったのかな・・というか全別府が泣いてたと思う。

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一般の観劇料は1300円(宿泊者は無料)と映画より安く、3部構成の約2時間半を泣いて笑って感動出来るわけですから、そりゃお客さん入りますわな。

その夜はよく泣いたからか良く眠れましたよ(笑)

温泉も演劇も大満足で7190円は安い!鉄輪にお越しの際は「ヤングセンター」おすすめです。

※2020年3月30日をもちまして閉館されました。

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3日目  阿蘇

バイク乗りの聖地と呼ばれる阿蘇。特にやまなみハイウェイは九州で一番有名なツーリングコースです。と知ったように書いてますが、実は走るの初めてです (ドキドキ♪)

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別府から30分走るだけでこの絶景、日本じゃないみたいだ~

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延々と直線が続く道・・やること無いのでバイク乗りにとっては「ヒマ」って知ってました? バイク好きはグネグネ道を好みます。

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由布岳
スーパーボランティアの尾畠さんはここの登山道も整備されているとか

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あ~綺麗!と言いたいところですが、こんな絶景ばかりが続くと不感性になって正直飽きてきました。完全に心汚れてる

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ところが阿蘇は懐が深い!なんじゃこれ?な風景も満喫できます。

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お土産屋のご主人が趣味で剪定された無数の植木アートに遭遇

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煙出てきてるけど危なくね?な斜面

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お金があれば馬にも乗れる

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少し道をそれるとデカイ滝があったり見所は満載!

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待ち合わせは展望台

昼食は有名な赤牛丼のお店へ行ったものの、平日なのに激混みで1時間待ちとのこと。行列が大嫌いの私ですが、急ぐ旅でもないので1時間なら待とうと名前を書き込みます。

日陰のベンチに腰かけてスマホを開いた瞬間に思い出しました。

「あっ、、連絡するの忘れてた!?」

実は阿蘇に通い詰める写真家norizoさんに「夕景ご一緒しましょう」と声掛けてたのです。ところが時間は昼の12時半・・突然「今阿蘇にいます~夕方来てね!」と当日の12時に無茶言ったら人として最低ですよ。

だがしかし、、
黙って通り過ぎるのはもっと最低なのであります。
「なんば  しよっとかぁ~!お前の全ての穴にカラシ詰めてカラシ人間にするとばい!」と罵られる覚悟でお詫びのDMを送ってみました。

私)
既に阿蘇に来てしまったのです・・夕方に「かぶと岩」寄って夜には熊本に入る予定です。さすがにご一緒出来ないですよねぇ、、連絡遅くなってごめんなさい!

noriさん)
あら、そうですか!17時には行けそうです!

ママ、マジ??仕事大丈夫?というか ちゃんと仕事してるん?(笑)

何はともあれ17時に「かぶと岩展望台」で待ち合わせが決まり、まだ4時間ほど時間がありましたのでウロウロ再開します。

こちら有名な大観峰

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迫力すご過ぎて不感性治った(笑)

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こうゆう場所に一人ボッチは少なくて、カップルや家族連れをみるとたまに寂しくなります。

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で、ひとりスネて望遠鏡を撮る・・みたいな。完全に自分を投影してますね

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畑のモザイクが美しいなぁ~ずーっと見ていられる良い景色

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この後、かんぽの宿の日帰り温泉に入りまして、またココが広いし良いお湯なんだわ!

あまりに気持ち良すぎてゆっくりお風呂から上がると、待ち合わせまで1時間を切っているではないか!

これはまずいと展望台を目指しアクセル全開で走り出します。ところが・・・

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途中、田んぼにミステリーサークルがあって立ち止まったり

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古墳?みたいなのが現れて「わぁ~すご~い」とはしゃぎながら一周グルっとしたり

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ススキがキラキラやん~って、いちいち停まってたら絶対17時に間に合わない!

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最終的には運転しながら左手でシャッターを切るという、、そこまでして写真を撮りたいのか? と聞かれたら「はい!」と答えるのであります。

どうしょうもなく写真を撮りたい衝動は 思春期にエロ本拾ってまで「おっぱい」が見たかったのと同じなのであります!って何の話だコレ・・

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初めまして!

17時ぴったりに展望台へ着き 写真家norizosさんとご挨拶。予想と違ってビシっとスーツ姿の凛々しいお兄さんでした。(無職でなかった;笑)

きっかけは私が旅を予告したinstagramストーリーにnorizoさんがコメントを下さり、そこから会いましょう!となったわけで、ほんとinstagramには感謝ですね。

ちなみに最近のnorizoさんは毎週末に早朝から阿蘇に出向いて雲海を狙ってるそうです。通いつめた人にしか撮れない分厚いというか深いというか、ほんと良い写真撮られるので是非チェックして下さい!

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日が落ちて余りの寒さにジャケット取りに戻るnorizo氏

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そんなに写真は撮らず、景色を見ながら日が沈むまで二人喋ってました。

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そうそうnorizo氏は私の写真も沢山撮って下さって、中でも一番嬉しかったがチェキの一枚でした。その場でプリントが貰える喜びと感動、プリントは正義だ!!

その後、現地でバイバイするはずが「食事いきます?」と誘って頂き熊本市内の超美味しい居酒屋さんへ移動。郷土料理を沢山ご馳走になりました。

いやぁ、この旅で唯一の楽しい食事でした。norizoさん大阪お越しの際は連絡下さいね~またご一緒しましょう!

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4日目 天草

別府と阿蘇は山の中を走ってましたが、4日目からは海沿いを走り 天草諸島の西端「牛深」を目指します。

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海沿いの道は格別ですね、天気も快晴!

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あっ、この橋から撮りたい!!

カブは車体が小さいので気になる場所があったら、安全にすぐに停まれます。ツーリングにも写真にも向いているのです。

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橋の上からこの写真撮ってると会社から電話が
「○○の寸法基準ってどこでしたっけ~?」

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「左側にケガキないかな?」と質問に答えながら、わ~あそのこ船着き場どうやったら行けるんだろ?って考えてました(笑)私の回答は合ってたのでしょうか?知らんけど

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三角(みすみ)駅前にある展望スポット、三角△に掛かってるのかサザエに掛かってるのか?

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駅前で仲間発見。カブ同志だから撮ったと思ったでしょ?残念でした~  右のバイクはカブじゃなくヤマハのメイトといいます。

世界一番売れているホンダ スーパーカブの他にも、ヤマハからは「メイト」 スズキからは「バーディ」が発売され・・て誰が興味あるねん?って話ですね。

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この橋の下にすごく良いカフェがあるんですよ!桂花さんに熱く教えて頂きましたが・・まさかの定休日でした。ほんと残念

店内からのロケーションは極上だそうです。お近く通られる際は是非!

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気温は25度を越えて暑かったですね、天気が良すぎて顔も真っ黒に焼けました。

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さて昼食は、
天草といえばやっぱり魚でしょ!お刺身がキラキラのコリコリで旨かったなぁ。タイ・カンパチ・イカ・ウニ・サザエが入って1600円のお刺身定食ご馳走様でした!

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天草の世界遺産

世界遺産登録された「潜伏キリシタンの関連遺跡」はどうしても見たかった。

﨑津集落の教会を目指します。近づくにつれてのどかな雰囲気になってきました。

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天草は真珠の養殖が盛んで、天草五橋を結ぶ道路を天草パールラインと呼びます。

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ここに貝が入って海中に吊るす・・はず・・

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あの集落だぁ、、

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ほんと何もない集落なんだけど、何だ?この心地よい雰囲気。熊本市内から2時間半も掛かるアクセスの悪さが逆に功を奏してそれほど人が多くない。

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漁村の日常の中にポツンと教会が、、教会以上に集落にも価値があるんじゃないかなと思う。

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絶対逃げない猫たちを見てると町の優しさが見えてきません?すれ違うおばあちゃんは笑顔で挨拶してくれる。

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津崎集落は期待以上に癒された場所でした。

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牛深の夕日

天草の西端に着いた頃には日が傾き始めていました。海が西向きなので夕日が期待できそうです。

どうせなら一番端に行ってみようと、たどり着いたのは小森海岸という天草の先っちょへ

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展望台から一枚撮って・・ん~確かに綺麗だけどこの場所からは同じアングルしか撮れないよね

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日没まで15分ほどあったので、この坂を下ってより南に進みます。

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すると小さい漁港に出てきて

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この防波堤の先までカブで

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こっち来てよかった~

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もうすぐ日没、今日もいい日だったなぁ

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この旅で一番の夕日は天草の最果てに沈む太陽でした。

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波音と○○が聞こえる民宿

日が沈みあたりは真っ暗、、一旦 街の食堂で「名物きびなご定食」を食べながら宿を探します。

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そういえば・・日没前に見えた海沿いの民宿が気になったので電話したら宿泊OKとのこと。

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料金はこの旅の最安値 素泊まりで3000円(風呂、トイレ共同)海水浴のお客さんや釣り客が多いみたいですね。一人旅にはピッタリのお宿。

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何せ海の真横なので窓を開けると波の音が聞こえる。なんて贅沢な宿なんでしょうか!

この日も疲れてましたので、お風呂から上がり 布団にドカ~と横になって眼を閉じますと・・

右耳には波の音が「ザザザ~ザザザ~」
左の耳には「コロコロコロ、、コロコロコロ」
右耳には波の音が「ザザザ~ザザザ~」
左の耳には「コロコロコロ、、コロコロコロ」

いやいや左側の音おかしいやん!念のため左側の押入れのふすまに耳くっつけると明らかに中から「コロコロコロ♪」とコオロギのご機嫌な音が聞こえてきます。

そういや机の上に殺虫剤置いてたのはそういうことか?

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恐々とふすまに手をかけましたが・・
「いやいや一匹とは限らんよな・・開けた瞬間にワサ~とか絶対嫌やし、やっぱり止めとこ」

というわけで、「秋だもんな~」と無理やり自分を納得させ、波とコオロギの音をBGMに深い眠りに落ちたのです。

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5日目 鹿児島へ

そもそも、なぜ天草のルートを選んだのか?それは天草の西端である牛深から鹿児島の長島までのフェリー航路を発見したからです。

これに乗ると熊本まで引き返すことなく鹿児島への南下ルートを確保できます。

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料金は大人500円+原付540円=1040円と安い!

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突然ですが、覚えていますでしょうか?
10/17鹿児島の天気出現率は73.3%で晴れのはずが・・実際は「曇のち雨」で降水確率が70%でトホホですよ。

まだ降っていませんが荷物に防水カバーを掛けました。ブルーシートではありません、IKEAの買い物バックです。

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小さく畳めるし、絶対破れないし、防水してくれるし、最後にはお土産を大量に収納してれた優れもの! IKEAさんありがとう~

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フェリーはガラガラですね、このトラックは豚さんが乗ってました

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さようなら天草~

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約50分で向かいの鹿児島県は長島に到着

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長島ものどかで良い風景です

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着いた時に雨がパラパラ降り始めます。左のサイドバックには雨カッパが入っていまして早速着込みます。

バイク乗りにとって「雨は罰ゲーム」みたいなもんですよ、市販の雨カッパでは高速で吹き付ける風と一緒に隙間から水が入って濡れるのです。

私のカッパはワークマンで買ったバイク専用カッパその名も「Bikers」

見た目は死ぬほどダサいのですが(笑)  どんな豪雨でも絶対濡れないのでカブ旅には手放せません。

ちなみにバイク用のカッパは耐水性能が必要なので最低でも1万円しますがワークマンは6千円でコスパ最強。でも見た目は超ダサいです(何度も言うな)

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モソモソと上下のカッパ着てると船が牛深に帰って行きました。

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雨・雲り・やだよ~

前半の快晴から一転の雨ですから、正直 鹿児島上陸した時はテンションだだ下がりですよ。だって残り3日間も全部雨予報に変わってるんだもの。

しかも豪雨の可能性もあるらしく、バイク屋にカブ売ってレンタカー借りようかと真剣に悩む・・バイク乗りの片隅にも置けないヤツは私です(笑)

写欲がゼロになった私に残るのは食欲でも性欲でもなく温泉欲だけ、西郷さんも入ったと言われる川内高城温泉に来ました。

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一人だと顔ハメしても撮れないし、人にお願いするのも恥ずかしい。

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映画のセット?みたいな温泉街でした。

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風呂上りは裸で帰って行くワイルド爺さん

私が入ったのは川内岩風呂。管理人さんが元々バイク旅をされてた方で、大阪から来たカブ乗りに共感頂いたのか、鹿児島情報や観光資料を大量に提供下さいました。温泉も素晴らしかった!

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さて、川内を出てからは寄り道せずに鹿児島市内へGo!!

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と思ってたら日本一の楠は唯一気になって寄りました。漫画みたいな迫力

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なぜ神社の木って大きくなるんだろう?

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鹿児島~桜島

夕方に着いた鹿児島市内は大渋滞、ちょうどフェリー乗り場が近かったので渋滞を避けて桜島フェリーに乗り込みます。

カーフェリーなのに15分間隔で運行されてるってすごいですね。係員さんの連携が素晴らしく惚れ惚れする働きっぷりでした。

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車が並んでてもバイクは待ち時間ゼロですぐ入れてもらえた。

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実はこの時点でお金払ってないんですよ、どこで払うんだろうと思ったら桜島に料金ゲートがあって交通系ICカードで払えました。(大人200+原付270=470円/片道)

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ゲートが閉まるとすぐに出発です、桜島頂上は雲で隠れてるなぁ

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ここは2階の車両甲板です。桜島行きは空っぽ、帰りの鹿児島行きはココ2階も満車でした。

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約15分で着いちゃいますからハイペースで写真撮りまくる

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海上で復路便とすれ違います。

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フェリーを降りたら桜島の4合目まで登れる湯之平展望台へ直行です

きつい勾配を2速で登ります。道には薄っすら灰が積もってるような・・ミラーで後ろを見るとカブの後ろに灰埃が舞っています。灰で滑らないようにゆっくり走ります。

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雲の中から現れるラスボス感、他に車一台もすれ違わないけど行って大丈夫?

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灰が積もった駐車場に着くと観光客の車が数台あって少し安心

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展望台の屋根にはたっぷり灰が積もってますね。ココの売店でこの旅初めてのお土産を買いました。

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「丸い溶岩 」一個100円 あげた人、誰も喜んでくれなかったのは何でや?

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曇ってると思ってたのはどうやら小さな噴火してたようで、駐車場のカブには薄っすらと灰が積もっていました。

桜島にはまた来るような気がします。
今度は晴れた日に来よう、島の町も散策しよう、と思いながら滞在1時間ほどで帰りの船で戻りました。

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ホテルで洗濯

日の入り後の鹿児島市内はまだ渋滞、、天気も悪いので先に宿を確保しました。3日目の熊本市内と5日目の鹿児島市内は楽天トラベルの検索です。

当日余った部屋をたたき売りしてるのでしょうか?(元から安かったらごめんなさい)どちらも清潔感あるビジネスホテルが4000円台で見つかりました。

鹿児島で泊まったホテルはマンションを改造したような造りでおもしろい。

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ドアに新聞入れ付いてるし(笑) 間取りは1DKでめっちゃ広い寝室。風呂・トイレ別でした。

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無料のランドリールームがあって5日分の洗濯をしました。乾燥機もかけたけど厚手のTシャツが湿っぽいので部屋で干す。

今回失敗したな~と思ったのは着替えを7泊分全部持ってきたこと、2泊分で途中に3回洗濯すればもっと荷物減ってたのにね。次回に繋がる反省点でした。

どーでもいい話、
私はファッションには疎くて私服はダサダサでございます。ネイビーのTシャツは同じのを8枚、無印のグレー スウェットは同じの2枚持ってる。いつ会っても大体同じ服着てますがちゃんと洗ってますよ!と言いたかったのです。

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6日目 薩摩半島を南下

朝から何回天気予報を見ても雨80%でげんなり、ホテルの軒先でカッパを着込んで知覧を目指します。

知覧特攻平和会館

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日本人としていつか来ないといけない場所と思っていました。写真を撮る場所ではなく、「見て・読んで・考える」場所でありました。少年のような飛行兵が特攻に飛ぶ前日に書いた文字は達筆で力強く、家族への最後の想いを読むと涙が止まりませんでした。

そうヤングセンターの大衆演劇を見てから涙腺がおかしくなってるのです。この日、施設で一番泣いてたのは私だと思います。あまりの号泣に修学旅行で来てた小学生に何度二度見されたことか(笑)

今の平和な日本があるのは、先人のご苦労のお陰と深く感謝致します。

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さて会館を出ると・・うそみたいに晴れてる!半信半疑でしたが1時間予報は雨から曇りに変わって、レーダーには雨雲一つもないではないか~

ここからカッパを脱いでウハウハです。テンションが上がって枕崎まで寄り道することに。カツオ食べるぞ~!!

国道を南下すると緑一色の世界が広がりました

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「知覧茶」ブランドで有名な茶畑ですね、すごいスケール

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機械でお茶摘みの現場に遭遇~「おじさ~ん!写真撮っていいですか?」

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笑顔でOK頂きました。その時、横にいた収穫機械メーカのおじさんがお茶の話をして下さいました。

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「一番美味しいのは春の一番摘みで今の時期は4番くらいになってるよ。これはペットボトルのお茶用に使われるんだよ」

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「収穫して5分で機械の向こう側に見える工場に運ばれすぐ加工されるんですよ」

「お茶と言えば「静岡」って思うでしょ?確かに生産量は静岡県が一番なんだけど、静岡の茶畑は山の斜面が多くて生産性が悪い。逆に知覧は平面の茶畑と機械化のお陰で生産効率が高い。あと数年で知覧の生産量が一番になる予想なんだ」

という内容を「コテコテの鹿児島弁」で話して下さったので内容は半分予想ですが・・(笑)  現場のお話はめちゃめちゃ勉強になりました。おじさんありがとう!!

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この一本道は海まで続いていて、両側全部 ずーっと茶畑です。帰りのさんふらわあ売店で「知覧茶」を土産に買いましたよ、これまたすごく美味しかったです。

本来なら、知覧にあった工場直場所で買えばもっと安くて美味しいんでしょうね。バイクは荷物を積めないので旅途中での買い物はいつも躊躇します。

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枕崎から指宿

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茶畑から30分ほどで枕崎に到着。さすが鰹節の町ですね、信号待ちでカツオを蒸す?香りがして来ると思ったら目の前が鰹節工場でした。

早速、町の食堂に入って「ぶえんカツオ」の刺身を食べました。おばちゃん曰くぶえんは枕崎でないと食べれない。たたきのカツオとは歯ごたえが違うとのこと。勧められたぶえんカツオはモチモチして旨かった!

でも写真はない・・ ないんか~い!

お腹空いてる時って写真撮ってる場合じゃないんですよね、目の前置かれたらすぐガッついちゃうんだな。

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さぁ、枕崎ではカツオがメインなので目標達成(笑)あっさり指宿方面に向かいます。

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途中「釜蓋大明神」に立ち寄ります。

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この神社の名物は「鍋蓋を頭にのせて」手前の鳥居から本殿まで落とさずたどり着いたら願いが成就するという・・ほんまかいな?と思わず突っ込み入れますが、考えた人は天才!

ご利益の効果はどうか知りませんが、これは一種のエンターテイメントですね。子供からお年寄りまでキャーキャー言いながら鍋蓋のせて歩いてました。もちろん私も乗せまして、一発で本殿までたどり着く抜群のバランス感覚!

このバランス感覚が人生にも活かせたら良いのにね~てほっといて下さい!

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私のお願いは「事故せず生きて帰れますように」だったので、見事に成就しております。神様ありがとう~

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神社裏の岩場は景色良くって開聞岳をバックに自撮りカップル

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私は周りの人に笑われながらもセルフタイマーで全力のテンション(笑) だいぶヤバイ奴ですね・・

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勘のはなし

カブで走ってますと、この細い道って海に繋がってんじゃないの?っと勘が働くことがあります。

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勘に導かれるまま進むと

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バーンと海出てくる・・今のところ5回に1回の確率(低っ!)

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気になったら頻繁に横道へ入っていくので、最初は10回中9回空振りだったのが、少しづつ成功を重ねるとそのパターンが徐々に見えてきます。

ひょっとして「勘」っていうのは特別な予知能力ではなく、その人が積み上げて来た成功体験で「勘」の精度が上がってくるものなんじゃないかな、、

とエエ格好言ってる私は5回に1回しか当たらない2割バッターなので、説得力ゼロなお話でした(笑)

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雨予報のはずが晴れ間も出てる!私って「持ってる」かも~

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しかし薩摩富士と呼ばれる勇壮な開聞岳は周りが晴れても、頂上だけは ずーっと雲が掛かってました。「君はウルウル瞳で見つめてくるけど絶対ブラジャー取らせない小悪魔女子か~い!」と突っ込みながらシャッターを切るのです。

男は「先っちょ」が見たいんやで~!

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さあ、この日の夕食はインスタのDMでメッセージ下さった指宿ご出身kennanohaさんオススメの「さつま味」さんへ

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今回の旅で一番おいしいお刺身でした。例によってあまり写真撮ってない(笑)4000円のコースで・小鉢・お刺身・天ぷら・茶わん蒸し・お寿司・汁物・デザートで満腹です。すごいクオリティで大阪なら1万円超えるで

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案内されたカウンター席は大将の前で、一人の私が退屈しないように話かけてくれます。

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大将が話しながら作ってたのがこの飾り切り。プラスチック製は見たことあるけど、小さい包丁であっという間に作る職人技も楽しませて下さいました。

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最後の宿

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この日は「指宿・安宿」で検索したお宿で1泊3500円。口コミによると居酒屋の女将が経営してるらしく、19時頃に電話を掛けたら声ガスガスの女将が電話の向こうで何をジュージュー炒めながら優しく応対してくれました(笑)

部屋はめちゃ綺麗でノープロブレム!しかも歩いて2分で元湯温泉(300円)という銭湯がありました。

この旅では8湯入りまして私の中で元湯温泉はNo.2でした。旅の疲労を溜めることなく最後までゴール出来たのは各所で入った温泉のお陰ですね。そして毎晩10時には熟睡(笑)

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7日目 大隈半島へ

最終日はまたフェリーに乗ります。薩摩半島先端から大隈半島へショーットカットする「なんきゅうフェリー」で陸路3時間を海路50分に短縮できました。

指宿から山川港まで海沿いの道を進むと

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漁港を見ると何故か寄ってしまう・・

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前世は漁師だったと思います。

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なんきゅうフェリー乗り場に到着です。料金は大人+バイクで1600円でした。

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この日も天気は良くて、予想最高気温は29度とのこと。夏に逆戻りですねぇ

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8時ちょうどに出向です

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湾を出るまではウハウハで写真撮ってましたが、外海に出た途端に揺れまくりでチ~ン。私は船が大好きですがすぐに船酔いします(笑)

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2日前の雨予報が晴れになった最終日もカブはトコトコ走ります。

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雄川の滝

フェリーを下り、南大隈の超有名スポット「雄川の滝」へ
駐車場からまあまあハードな遊歩道を歩くこと20分で滝に到着。

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大河ドラマ「西郷どん」のオープニングでは滝壺からの撮影で私もあんな風に水に足漬けて撮ろうかな~と思ってたら展望台から滝壺へのアクセスは禁止になっていました(泣)

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加えて下調べ不足で午前は逆光で撮りにく・・行くなら午後からをオススメします。

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滝の帰りに見えた神社が迫力ありすぎだよ、一人では怖くて入れなかった鬼丸神社

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鹿屋

鹿屋は熊本の営業マン時代に来たことがある町です。ただ20年前ですからいい具合に記憶が消えて新鮮味100%です

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自衛隊基地を目指して鹿屋に入ると基地の目前に美しい給水塔を発見しました。

Y字路のセンターにそびえる美しい給水塔ですね。給水塔についての書籍は日本給水党の党首がまとめた「団地の給水党図鑑」はオススメです。

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鹿屋には海上自衛隊 の航空基地があり、その敷地内に「航空基地資料館」があります。入場無料で飛行機の創世記から近代までの航空機の歴史や国防についてを学べます。

こちらの資料館でも特攻について展示されています。もちろんまた泣いてしまった。

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最後の温泉に

この旅を締めくくる温泉は錦江湾の海沿いにある「テイエム牧場温泉」。訳がわからん名前が気に入りました。ナビに導かれ海沿いの道から見えてきたのがこの建物・・

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うそやろ、、と思ったら温泉入口←の看板

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坂を下りると壊れていない立派な建屋がありました。

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400円払って入るとお客さんはzero~ 源泉かけ流しで湯船からはドバドバお湯が溢れてました。鉄分たっぷり ぬる目のお湯にゆっくり浸かり最後の温泉を堪能しました。

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お風呂上りは温泉前の砂浜に座って海風で涼みます。時間は15時半を越えました、そろそろフェリー乗り場に向かおうかな~やっぱ嫌だな~(笑)

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志布志港へ

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さんふらわあ復路の志布志港に向かってますと、ライダーが停まって看板を撮ってます。

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ココの住所は
志布志市志布志町志布志 みたいです(笑)年賀状書く時大変ですよね。地元の人は住所欄に「志布志x3」と書いたりするのでしょうか?

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乗り場に着いたのは出向の2時間前にも関わらず、バイクはすごい行列で100台以上いましたね。

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乗船後に案内板を見るとデラックス以外はすべて満室!本当にさんふらわあ人気あるんだと実感。

志布志-大阪便は太平洋の航路です。宮崎沖に出た瞬間にこんなデカイ船がこんなに揺れるか!ってくらいめちゃくちゃ揺れました。

しかし疲れ切ってカスカスの私は「気持ち悪っ・・」とエヅきながら泥のように眠り、目が覚めると大阪でした。ちゃんちゃん♪

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最後に

読者の皆様は「これだけ書いておいて お前まだ書くんかい!?」っとお思いでしょうが、安心して下さい、もうすぐ終わります。

ありがたいことに今年も7日間の一人旅に行けました。これは家族や会社が快く送り出してくれるお陰ですね。ほんと感謝せねば、そして恩返しせねばと思っています。

あとフェリーさんふらわあが小さいスーパーカブを九州に連れて行ってくれました。これが無かったら実現してませんよね。

高速に乗れない小型バイクで遠距離移動の選択肢の一つにフェリーは本当にオススメです。改めてリンク貼ります。

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7日間の旅行費用は(ざっくり計算)
・さんふらわあ大阪-九州往復 24950円
・宿泊費  22400円
・食費  ≒20000円ほど
・ショートカットのフェリー3便 3580円
・700kmのガソリン代(14L) 2100円
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合計 73030円

1日で10000円以内が目標でしたのである程度は達成でした。ちなみに毎月6000円づつ貯金すれば同じレベルの旅が出来ると思うと来年への夢も広がりますね。

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「1週間も休めない」というあなたへ

心配しないで下さい。あなたが1週間いなくなっても会社や世の中は今まで通り普通に回ります。

騙されたと思って「1年後の今日から1週間の旅に出るので休みます」と上司に言ってみて下さい。あまりに先過ぎて上司も拒否する理由が出てこないです。

そこでクビになったら知らんけど(笑)
申請はご慎重に・・

おしまい

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Rollei35b / Fujifilm C200 / development by FUJICOLOR PLAZA MMG
FUJIFILM X100




いいねやコメントだけで十分でござーますよ!!