昨年　７月に仏検２級の面接に行ってきました。
仏検の面接に関してはあまり情報がなく、ブログやNOTEなどで何人かの方が書いてらっしゃるのを参考にしました。
私も情報共有したいと思います。
フランス語の綴りの間違いはご容赦ください。

仏検の春期試験は一次試験が6月、二次試験は7月です。一次試験の結果発表から二次試験まで1週間ちょっとしか準備期間がありませんでした。結果発表を待ってからでは、とても準備できないと思い、一次試験が終わった後から、すぐ準備に取り掛かりました。さいわい、2級の面接はある程度聞かれる質問が決まっています。家族や生活、仕事、趣味、旅行などが主です。数年分の過去問からピックアップすると、だいたい70問くらいでした。

自分で、質疑応答の文章を作りましたが、だれかに添削してもらわないといけません。添削会社などに頼むかどうか迷いましたが、さいわい、地元の大学にフランスからの留学生がいて、その方に添削していただくことができました。試験まではそれを必死で覚えました。

２次試験は福岡でありました。アンスティチュ・フランセ九州です。
集合時刻は11:14で、受付は２０分前です。混雑のため早期の来場はお控えください、とあったので、試験会場にはちょうど着くようにしました。
４階で受付をして、待合室で待っていると。集合時刻より1４分ほど遅れて呼ばれました。

ノックし、bonjourと挨拶をして入ると、右側にフランス人の男性。左側に日本人男性が座ってらっしゃいました。鞄を隣のいすに置いて座るように言われ、席につきました。

フランス人の方が、これから試験を始めます、みたいなことをフランスで言った後、名前を聞かれたので自己紹介をしました。

福岡の会場までどうやってきましたか？という質問を予想して、それに答えようと準備していましたが、次の質問は、予想に反し
面接官：Preferez-vous voyager tout seul ou  en group?
「個人旅行と団体旅行のどちらがいいですか？」
でした。
一人旅が好きだと答えると、
面接官：Quell ville vous voulez visiter seul?
「どこの都市に一人で行きたいですか」
ケベックに行きたいと答えると、
面接官：Avez-vous deja visite Quebec?
「ケベックをおとずれたことがありますか」
面接官：Que faites-vous au Quebec?
「ケベックでは何をしましたか？」
など質問が続きました。
以前、ケベックに行ったことがあり、旅行のことが聞かれたら、ケベックのことを答えようと文章を用意していました。しかし、覚えた文章がなかなか出てこず、答えるのに時間がかかりましたが、面接官の方は辛抱強く待ってくださいました。

続いて、
面接官：Quel-plats préférés vous en Quebec?
「ケベックでは何の料理が気に入りましたか？」
ムール貝が美味しかったと言いたかったのですが、ムール貝の発音がわからず、そのままムールと言ったら、フランス語で言い直してくれました。
面接官：Vous etes mange du poisson?
「魚料理はたべましたか」と聞かれたので、食べたかどうか覚えていませんでしたが、ouiと返事をしました。

次に、
面接官：Est-ce que les gens en Quebec sont très gentile?
「ケベックの人たちは優しかった？」
と尋ねられ、買い物の時に手伝ってくれました、と答えようをしましたが、faire des coursesがすぐに出てこずに、最後がしりすぼみになってしました。

最後の質問は
Qu'est ce que c'est desavantage de voyager seul? 　
「一人旅行のデメリットは」
でした。一人でご飯を食べるのが寂しかったです。と答えました。
そこで終了でした。

サンプル問題から一つ質問され、続いてその内容に関しさらに詳しく質問される感じでした。これまで二級の面接を受験された方の報告でも同じようです。

準備した文章がなかなか口に出てこず、しどろもどろの返答でした。それでも、普段フランス語を使う機会はほとんどなかったので、今回の試験でフランス語を使うことができたので、大変興奮しました。とにかく、勉強したフランス語を使って、何とか会話ができる？のがとてもうれしかったです。
しかも、不思議ですがなんとか合格できました。
けれども、それから以後はフランス語を話す機会は全くなく、ＮＨＫのフランス語会話を聞く程度で今に至っています。

以上です。つたない文章ですが、みなさんの参考になればと思います。
読んでいただき、ありがとうございます。