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不景気を初めて経験する方々は特に慎重な振る舞いを。

おはようございます、「おにく」です。

コロナショックの影響で景気後退が見えかくれしています。株や外貨を所有していない人は実感がないかもしれません。

ただ、株価は下がっていますので回り回って皆さんの身近にも不景気が漂います。

さて、この記事ではこんな不景気のときこそ注意すべきことをお伝えします。就職氷河期からずっと不景気経験者の私からの助言です。

■不景気で怪しい業者が現れる
 こう聞くとマルチ商法やカルト宗教を思い浮かぶとおもいますが、それだけじゃありません。

過去には【IT技術でサポート】【アウトソーシング】【ソリューション】【カスタマーサポート】というふわーっとした言葉を巧みにあやつり人材を集める企業がたくさん現れました。

いわゆる、

ピンハネ

です。

これらの企業は、未経験でもやる気と体力のある人材を正社員として採用。彼らをそのまま取引先にまるごと貸し出して労働力を提供、そしてなるべく有休をとらせず体調管理を徹底させて、とにかく搾取します。
もちろん、雇い主(お金を支払う会社)の奴隷状態、どれだけ成果をだしても所属会社は業界用語の意味さえ理解できず、次の契約をとり再度ピンハネするだけです。

騙されないために企業の次の点をチェックしましょう 
 -従業員が何人いて、どこで何をしているか
 - そもそも、どんなことをして儲けているのか

賢い人は堂々と客先の正社員になります。

■最新のトレンドは限定社員
この20年間で人材派遣やフリーランスの多さは驚かなくなりました。正社員の特権が薄れてきたのもそのひとつです。

最近は「限定社員」

それも子会社ではなくて堂々と有名企業のなかで限定社員として採用活動をしています。応募のときは気をつけてください。

それでは一例をみてみると、

某世界的メーカーの日本法人では、人材派遣会社のひとは優秀で費用がかさむので自社のなかに派遣部署を設置し限定社員を大量採用。地域おこしの助成金や企業ブランドに憧れる有能な人材を確保。薄給で労力をピンハネできる格好の餌食を得ました。今もなお業界内では不動の地位を占めています。
この企業はしっかりとニンジンをぶら下げる戦法で退職者を防いでいます、それは正社員への格上げです(笑) 

つぎは、有名な話です損保ジャパン。

社内のダメ社員を関連会社の介護事業へ異動させる。こらは合法です。そのうち転籍させて嫌なら辞めてもらうという天才的な経営手腕。これはもう搾取やピンハネというより強制労働にちかいです。

もうこうなったら、有名な企業で働いているというプライドを大切にして楽しく働くのみですね(笑)

今回は手口を変えて忍び寄るピンハネの実態をまとめました。不景気のときこそ元気と勇気だけで行動するのは気をつけましょう。

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