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#7 まさか偶然~2021年 秋

フェスはタイムテーブルと開催場所によって、観に行くかを決めている。

フェスはだいたい持ち時間が30分~40分なので、曲数は5~6曲となる。

例えば2021年10月3日のTIFなど、5曲でお台場まで行くのはどうかと言う思案となるのだが、乃木坂も観る事が出来ると言うオプションがあるので悩ましい。(配信されたので行かなかった)

さて、「MTV LIVE match」である。 
場所は横浜「ぴあアリーナMM」
このイベントも行くかどうか迷ったのだが、正直、気乗りはしなかった。
なにせ、横浜だし。平日だし。

ただ「花ちゃんズ」がオープニングアクトを務めるとなると話が変わる。
自分の気持ちとは「行く」と言う方向で話がついた。
別に松田好花推しでも富田鈴花推しでもない。
だけど花ちゃんズが単独でライブするなんて観たいじゃないか。
これはMTVだから出来る事だ。

こう言うイベントは、チケットの売れ方次第で、テコ入れのため、追加でサプライズを発表してくる。
そして、クニラは、まんまとテコ入れをされた訳だ。

そして、齊藤京子が緑黄色社会のゲストボーカルとして1曲だけ歌う事が決定。

ここまでオプションを付けられたら、そりゃ行くよ。

久々に横浜みなとみらいに行ったけど、喫煙所が各施設に意外と多くて感心した。
案内サインも適格だし良い街だ。

【ラインナップ】
花ちゃんズ
日向坂46
緑黄色社会
マカロニえんぴつ

緑黄色社会とマカロニえんぴつに関しては、観た感想として色々あるが、よく知らないし、感想も辛口になっちゃうので、書かない。

この記事では、花ちゃんズと日向坂の感想を書く。

席は3階の真ん中右寄り。
前から2列目。
かなり観易い席。
ただ、ライブが始まっても周りがスタンディングしないので座りながらの観戦となった。
それはそれで、またには良い。

【花ちゃんズ】
松田好花と富田鈴花のギター弾き語りユニット。
昨年の「ひなクリ」でユニット曲を披露していたが、正式に「花ちゃんズ」として、人前でライブをするのは初めてとなる。
まさにデビューライブだ。
それだけでも観に行く価値はあると思う。

1.We are Never Ever Getting Back Together
テイラースウィフトのカバー。
MTVのライブでも1曲目にやった曲。

フェスに来る「おひさま」なんて、歴戦の強者が多いから、お約束は心得ている。
言われなくったって会場は黄色のサイリウム一色だ。

2.まさか偶然...
オリジナルのユニット曲。
フルバージョンで、しかもアコギのみで披露するのは勇気がいる。
その心意気や良しである。

なんだか娘の発表会を観ているようで、ドキドキしたわ。

続いて日向坂本編。

【日向坂46】※カッコ内はセンター
トップバッターとして登場。
会場のほぼ全員が日向坂目当てである。

1.overture
全ツで流してるVと一緒だったと思う。
いつ聴いてもテンあげだ。

2.アザトカワイイ(美玲)
1曲目にピッタリの曲。
小坂がいたら、もしかしたらドレミとかになるのかも知れないが。

3.君しか勝たん(加藤)
TIFでもやっていたが、クラップでリズムが刻まれている中で、加藤が客を少し煽ってから始まるバージョン。

4.キュン(加藤)

■MC

5.My fans(美玲)
前にも書いたが、クニラ的には好きじゃない曲。
サイリウムは赤で統一された。

6.キツネ(河田)
場所を選ばずに必ず盛り上がる。
クニラはスワションした。

小坂の代わりに河田がセンターなのは、単純にポジションが両脇だったからなのだが、ドレミを丹生センターにして、キツネを河田センターにした運営の眼力よ。
河田がキツネをやる事で楽曲に説得力が増す。
河田のような娘でも、女である以上、所詮キツネなんだよと言う説得力。
素晴らしい。

7.NO WAR in the future(齊藤)
そう!ノーオーはこの位置ですよ!
キツネからのノーオーはスワション。
この位置だと曲に安定感がでる。
曲の後半でステージの上手から下手まで横一列に並んで歌ったのは圧巻だった。

■MC

8.ってか(金村)
相変わらずキレッキレな金村。
曲としては良いのだが、ライブだと盛り上がり箇所が難しい曲。

次に齊藤京子編。

【齊藤京子】
日向坂46の後に出演した緑黄色社会のステージにゲストボーカルとして齊藤京子が登場する。
歌う曲は齊藤が好きな曲らしく、それを知った緑黄色社会のボーカル長屋が反応して、今回コラボが実現した。

緑黄色社会のボーカル長屋に呼び込まれ、白いワンピで齊藤京子がステージに登場。
やや緊張気味。
さっきも書いたとおり、みんな猛者だから、当然、会場は白一色になる。齊藤のサイリウムカラーだ。

デュエットだったのだが、出来ればソロで聴きたかった。

1.想い人(長尾晴子、齊藤京子)
日向坂の歌姫として、齊藤京子が歌が上手いのは周知の通りだが、想像以上に上手かった。
もちろん長屋は持ち歌だし、上手いのは当然だが、贔屓なしにそれ以上に上手い。

結局、歌もオーラなのだ。
緑黄色社会の長屋の歌には、上手いがオーラがない。
それはライブで他の曲を聴いても同じ感想だった。

齊藤京子の歌にはオーラがあった。
これはクニラが「おひさま」だからとかじゃない。
聴けば分かる。

【総評】
会場も観やすかったし、セトリも含め日向坂関連は全て満足だった。

ただ、このイベントの段取りの悪さときたら。
幕間の時間を掛け過ぎるので温度が下がる。
15分休憩のつもりなのだろうが、その説明もないので「何待ち?」となる。
ステージで機材のセッティングとか、リハである程度やっておけよ。
天下のMTVのイベントなんだから。

日向坂のライブが終わり、齊藤京子の歌も終わった後、皆、帰っちゃうのかと思ったが、意外と残っていた。

アイドル界と比較してロック・ポップス界も真剣にポピュラリティーってものを考えなければならない時がきていると感じた。
何のために誰のためライブをやるのかを。

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