見出し画像

#23 日向坂で会いましょう「KASUKE~日向坂46スポーツウーマンNo.1決定戦!!(1)」感想 vol.1

運動系企画は、頭脳系企画と双璧をなす坂道番組の王道企画である。

体力測定、運動神経テスト、運動会とバリエーションはあるが、その企画の中で、あまたのスターが生まれてきた。

運動神経が良ければ、それは外番組に直結し、悪ければトリックスターとして、番組に名を残す。

「がな推し」でも「ひなあい」でも、実はゴリゴリの運動系企画はやっていない。
もちろんスタジオレベルではやっているが、フィールドでの運動系企画はやっていない。

それは新加入メンバーが少ないからと言う理由もあるが、今は無き欅坂の冠番組「欅って書けない?」通称「けやかけ」で、数々の伝説を残してしまったため、今更やる必要がなく、「駅伝」とか「ドラゴンボート~山登り」とか、運動系企画を超えた企画になってしまうからだ。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

欅坂の冠番組「欅って、書けない?」通称「けやかけ」は暗黒期が続き、それは2期生が加入した後も改善されず、櫻坂の番組になり、ようやく観るに耐える番組に戻った。

暗黒期になった理由は様々あるが、1番の理由はメンバーのやる気の無さだったのだが、何故、やる気を無くしたのかにも様々な理由はある。
その一因として「ひらがなけやき」、特に2期生の加入が挙げられる。

初登場の時から「ひらがなけやき」は、かなりハイスペックだったが、欅坂メンバーにも、まだ余裕があった。
ただ、その後に加入した「ひらがなけやき」2期生の加入が余裕を奪った。

ここからは、リアタイで番組を観てきたクニラの皮膚感での話なのだが、「ひらがなけやき」に2期生が加入し、その後直ぐに行われた「欅坂46VSけやき坂46 秋の大運動会」が暗黒期突入の原因だと思っている。

記憶喚起のため、前後を記しておく。
この「VS運動会」企画は2017年10月末から11月頭と3週分の放送。

その前々週は「ひらがなけやき」2期生の番組初登場が2週分、直前の週は「ひらがなけやき」が欅坂の5枚目シングルのヒット祈願で滝行をしている。
そして、この「VS運動会」となる。

余談だが、この年の夏には、これもまた伝説の「浴衣でカラオケ対決」も行われている。
この当時の「ひらがなけやき」は「けやかけ」に毎週出ている訳ではないのにも関わらず、この爪痕の残しかたは凄い。

その前年2017年秋に、欅坂単体でロケを掛けた運動会企画を行っている。
有名な守屋が負けて号泣した時である。

この企画はハネた。
そして、この運動会を基に番組内でキャラが付く。(もちろん頭脳系でも同様)
例えば守屋茜の鬼軍曹や尾関スタイル等々。
制作は、そのキャラを踏まえて企画を作っていく。

そして、満を持して1年後に「VS運動会」企画となったのだが、欅坂にとっては見るも無残な結果となった。
運動神経のレベルが違い過ぎて勝負にならなかったからだ。

特に印象深いのは、50m走での守屋茜VS加藤だろう。
守屋茜のキャラは運動神経抜群の根性キャラであったのだが、加藤の運動神経が、そのキャラを完全にねじ伏せてしまった。
ゴール前でやる気をなくす守屋茜は印象的だったし、観ているこちらも興醒めした。

それ以外の競技でも勝負にならず、最後のリレーでは大差で負けた。

この企画のせいで、欅坂メンバーのキャラが崩れた訳ではないないが、少なくとも彼女達は心に傷をおったはず。

妹分にフルボッコにされて、年頃の女の子が単純に考える事は、もう2度とこんな企画はやらない、この番組もつまらないではないではないだろうか。
ましてや欅坂はクールでカッコいいイメージで頑張ってきたのだから。

これ以降、欅坂も櫻坂も運動会企画はやっていない。(2期生の運動能力テストのみ)

「ひらがなけやき」は、2018年1発目の放送で、この運動会のご褒美企画「新年会」で爪痕を残しまくり、この年の4月に「がな推し」に移っていった。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

長々と書いてきたが、何が書きたかったかと言うと、欅坂は、この「VS運動会」で、やる気を無くし、その後「けやかけ」が暗黒期に突入したと言う事ではない!

書きたかった事は、「日向坂」の運動神経抜群伝説は、この「VS運動会」企画が基であり、と言うより、この企画以外には無いのだ。

「おひさま」なら加藤や東村、潮、美穂が俊足である事を知っている。(東村は外番組で披露したが)
何故、知っているのかは、この企画の口伝があるからだ。

そして、今回、「VS運動会」以降、初めてフィールドでの運動系企画が行われるのである。
その伝説が、ついにベールを脱ぐ!

つづく。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?