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明石港の辺りをGX7mk3と歩く

たまたま時間が取れたので、明石の中心部を歩いてみることにした。古すぎず新しすぎず、寂れすぎず賑やかすぎず、行き交う人も多すぎず少なすぎず、と、カメラを向けたくなる光景があちこちにあって、歩くのが楽しい場所である。

最初に目指したのが休(やすみ)天神。菅原道真由来の神社らしい。小さな神社で、さすがに平日はひとけがない。この日はまずBessa Rに詰めたAcros 100を撮り切るのが目標だったので、この辺りの写真はほとんどまだ現像待ちである。色づいた木々だけはGX7mk3で撮った。

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裏通りを抜けながら、海岸の方に足を向ける。裏通りにはカメラを向けたくなる光景がたくさんあるのだけど、人通りが少ない分、カメラを向けるのを躊躇う瞬間も多い。結局、木々や花、撮っても大丈夫そうなモノなどが中心になってしまう。

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ところで、GX7mk3を買ってよかったなあと思うのは、青が美しく出ること。こんなふうに青と橙が対比されると、本当に美しいと思う。センサのおかげなのか、パナライカレンズのおかげなのかはまだわかっていないけれど。

シャッター音もいい。静かだけど固めで、ひとけの少ない街を歩きながら撮るのにちょうどいい。

そんなふうに歩いているうち、明石港に出た。活気のある街並みと港がまさに隣り合っているのが、古さと新しさが同居しているような、不思議な世界を作っている。少し傾いてきた日差しに惹かれて最初はカラーで撮っていたけれど、そんな不思議な世界に気がついて、これはモノクロがいい、と思い、L.モノクロームDに切り替えた。

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そろそろ切り上げないといけない時間になってきたので、ここからまっすぐ明石駅に向かう。途中には魚の棚商店街という、これまた好きな被写体があるのだけど、この日はあまり撮っていられなかった。また今度。

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オードリーヘップバーンとミニオンズ。店の名前が「ポンコツ」。なかなかふるったお店である。

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明石といえばタコである。

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港から見えていた高層マンション。駅前の再開発で増えているけれど、都心に比べればビルとビルの間がまだまだ空いていて、林立していないところが縦と横の立体感を感じさせてくれる。

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楽しい午後の散歩だった。また来るね。

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