22ソアレBBと22セフィアBBのチューンナップ

2月の頭に釣行予定があったのだが、諸事情で順延になったので、去年の今頃に新調したスピニングフィッシングリールのチューンナップを実施。具体的にはハンドルノブの樹脂カラーをベアリングに交換した。

機種は22ソアレBB C2000S SPGと22セフィアBB C3000S DHHG。どちらも実売価格で1万円台前半。メーカの位置付けとしては本格的モデルの中のエントリー機種。上級機種との差は各種技術がどれ位搭載されているかによるんだけど、素材の材質なども違いがある。そして、数字でハッキリ分かり易いのがベアリングの搭載個数だ。

最上位機種などは12個も使われてたりする。凡そ摺動する部分には全てベアリングが使用されているのだが、下位機種になる程、ベアリングの代わりにカラーとかブッシュとか樹脂ベアリングなどと呼ばれるプラスチック部品が多く使用される。摺動緩和部品ではあるが、ベアリングとは緩和の程度と剛性に雲泥の差があるので、ベアリングに置き換えてやれば使用感の向上に繋がる訳。チューンナップとしては大変にポピュラーな手法で、難易度としても簡単だし、実施している釣り師は山程居る。その位効果的なのだ。

どちらの機種も1ハンドルノブにつき2個ずつのカラーが使用されているので、ソレをベアリングに置き換える。高品質ベアリングを使用すれば勿論より快適になるが、改善度としてはカラーをベアリングに置き換える事自体が劇的に大きいので、今回は安いベアリングを購入した。

おお。やっぱ全然違うな。元のカラーだとハンドルノブを指で弾いても数回転しかしなかったのに、ずっと回り続けるぞ。安いベアリングなのでちょっと雑音やスムーズさに雑味が混じるけど、回転抵抗が大きいカラーより全然イイ。コレならユックリ巻いてる時のちょっとした糸の変化も手感度で分かり易い。極小さなアタリも感じ取れるという訳だ。

高品質ベアリングの半額のベアリングだけど、やって良かった。多分耐久性でもより早くヘタるだろうから、その時は高品質製品に置き換えて、その差を比べるのも面白いだろう。つっても、古いリール用に購入したゴメクサスのハンドルにはノブにミネベアのベアリングが使用されてて、その恩恵はもう分かってるんだけどね。

同時期に新調した21アルテグラ4000XGは、取り敢えずノブのベアリング化は見送り。置き換えなくても結構回ってくれるのと、小型番手程には繊細さを要求されない場面が多いからだが、まあやらないよりやった方が確実に向上はするので、気が向いたら置き換えるかも。

ソアレはベアリング2個追加で7ベアリング仕様、セフィアの方はダブルハンドルだから9ベアリング仕様となった。ベアリングの数だけなら+1万円〜1万5千円位の中級機種と同じであるw   まあ中級機種との差はソレだけじゃないし、ソレ以外の差の方が余程重要なんだけど。

外観に変化は無いので、写真も無しw

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