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交差点のはなし

前の記事で、「心の交差点」という言葉を使ってから、交差点のことを思っていた。

日本で最も有名な交差点と言えば、渋谷のスクランブル交差点だけど、なぜ「交差点」が有名になるのだろうか。ニューヨークのタイムズスクエアに関しても、なぜ交差点なのか。

無数の人が行きかう交差点は、おそらく心象風景に似ている。人は心の世界を旅するなかで、多くの人とすれ違いながら、思いを分け合ったり、交換したりしているからだ。交差点は人の思いが混ざる場所だから、有名になりやすいのだろう。

前の記事に書いたド平均の人、というのは、ちょうどあの交差点の真ん中に立っているイメージの人で、多くの人が行きかう風景を見つめながら、多くの人の思いを感じ取り、それをヒントに作品を作ったりするのである。

ヒットメーカーと呼ばれる人は、頂点に立つ人ではなく、中心に立つ人なのだ。頂点は一番かもしれないけど、下位層が遠すぎて、多くの人のニーズを感じ取れない。

中心にいる人なら、上層にいる人のことも下層にいる人のことも感じ取れるのだ。

渋谷の交差点には、何かある度に若者が集まってくる。その度に必要以上に騒いでしまい、その度にニュースになっている。

なぜあの交差点なのか、というと、やはり、若者のエネルギーが溜まっている場所だから、というに尽きると思う。

若者の弾けるエネルギーが集まっているから、あの交差点にいくと、なんかハメを外したくなってしまう。

あそこに集まる若者がはじけてしまうのは、本人の意思というよりは、交差点のエネルギーに触発されているのだと思う。

渋谷の交差点の中心は、まるで日本の中心のような錯覚を覚える場所でもあって、外国人観光客が中心で写真を撮りたがるのも、上から交差点を眺めたがるのも、そういう錯覚を見ているからかもしれない。

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kunotan

ウェブライターの電脳魔女です。記事の内容は普通のコラムからオカルトコラムまでいろいろです。エッセイストになります!

エッセイその2

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