企業よ、学校に刺激をください

先生の中には「社会に出たら理不尽なことがたくさんあるのだから、学校ある程度理不尽さに耐えられるように子どもたちを指導すべきだ」と考えている人もいるらしい。

最近子どもを通じて学校に関わってよくわかったのが、「社会が理不尽だから、学校が理不尽になる」のではなく、「学校が理不尽だから、社会が理不尽になる」ということである。

今社会で活躍している人に、学校を卒業していない人はいない。会社員だろうが社長だろうが、女優だろうか漫画家だろうか、だれだって学校を卒業し、社会に出ているのだ。

そう考えたら、学校は社会に影響を与える方であって、与えられるほうではないのだ。

最近、こんなことがあった。私の主人がPTAの方針に若干の不満があったらしく、公民館にてちょっと意見を言う機会を得た。

私は黙って聞いていたが、話しの中で主人がよく口にしていた言葉は「こんなの無駄だから、辞めたらいいのに」であった。話し合いが終わった後私は主人に「あなたの考え方は、ビジネスライク過ぎるかもね」とだけ言い残し、公民館を後にした。

ビジネス脳の主人には、PTAは無駄だらけである。しかしそんなの全員が知っている。ではなぜ変われないのか?これには以下の理由がある。

まずPTAの役員は全員くじで当たったか、ジャンケンで負けたから仕方なく引きうけているのでそこまでやる気にならないということが一つ。そして「仕事の合間をぬって無給でやっているためそこまで暇がない」のが一つである。

またPTAの役員さんが、望んでやっていないのがわかるため、「やってくれるだけでありがたい」と思い、意見を言うなんてもってのほかだ、という空気があり問題があってもずっとそのままになってしまうから、というのも理由である。

「子どもがいる間だけ我慢すればいい、理不尽でもこれはずっと続くわけではない」と思ってそのままというのもある。

正直学校に関わっている人間は、何らかの理不尽な思いをしている。子どもは理不尽に先生から怒られ、指図され、いじめにあって不登校を起こす。先生は先生で学校からブラックな扱いを受け、親はPTAで苦しむ。

正直、誰得なんだろうという感じしかない、あ、権力者には得なのか。人間を奴隷にできるからねえ。

学校の理不尽さが、社会に伝わっている。これは確かである。だからもっと「社会から、学校に働きかける」ということが必要かもしれない。

個人的にはPTAは民間委託すべきだと思う。金がかかるだの、個人情報保護がどうのと言われるだろうが、なんとか打破すべき案件である。すでに民間委託しているPTAもあるらしいが、ほとんどの学校では議題に上げることさえ難しいのではないか。

学校は限界すぎて、自分で変わる力を持っていない。でも社会的影響力は抜群だから、放ってはおけない。だから外部の人間に壊してもらうことも必要なんだろうな、と学校という場所を見て思った。


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kunotan

ウェブライターの電脳魔女です。記事の内容は普通のコラムからオカルトコラムまでいろいろです。エッセイストになります!

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