No.23/ベイブレードという遊び
こんにちは。
子どもたちの伴走者”くのてつ”です。
童心にかえって〜した・・・みたいな時にって本当に楽しいですよね。大人気なく本気になってしまった・・・みたいな。
最近面白いと思って童心にかえったのが「ベイブレード」です。子どもたちに人気のようで、一緒にやろうよと誘われてやってみると「おもしろー!」と夢中になってしまいました。
ベイブレードって何?
何言ってんの?と数年前の自分であればそう思っていたでしょう。子どものおもちゃでしょ?って自分の姿勢を反省しました。
前述の説明文にもあるように「バトル専用コマ」です。つまり「闘うコマ」ですから、日本人には馴染みがある。自分は小学校の頃に「けんかゴマ」をよくやりましたが、その現代版ですね。
ルールは単純で、バトルをするスタジアム(=コマを回す場所)で長く回す、吹っ飛ばす、破壊するの3つで勝負が決まります。
ただ回すとか勢いだけでない勝ち方、コツもあるようです。大人なのでパワーで勝負しよう、と思っても簡単に負かされたりします。大会もあるのでまさにスポーツですね。
おもしろさのポイント
自分が感じた面白いポイントは2つです。
まず1つはパワーだけでは勝てないこと。これは前述してますが少し掘り下げると、投げる角度や場所によってスタジアム内でのコマの軌道が変わります。ただ回っているだけでなく、移動しながら勢いよくぶつかって弾き飛ばしたりするのです。
これはコマの特性を生かした遊び方だ・・・もう感心ですよ。
さらにコマは3つパーツに分解できます。そのパーツを変えれば攻撃タイプや防御タイプ、バランスタイプなど闘い方を変えれません。それこそ戦略的に組み替えたり、コマを変えたりできます。
ただのコマかと思いきや考えるんですよ。どうしたら勝てるかな・・・。この思考する遊びは。子どもにとっていい刺激になる、という点も魅力ですね。
ベイブレードから学ぶ温故知新
ただ楽しんでいただけでなく、着想を得ることもできました。
昔からあるコマ遊びにルーツを持っているものだと思いますが、回して遊ぶをより進化させているのがベイブレードです。過去のものと捉えず今だったらどう楽しめるかな、そう考えてくれた人がいるんだろうな。
そう思うと、これはコマや遊びに限った話ではありません。過去、昔に流行したものには何らかのヒントが詰まっています。それをどう今に再現するか?ここにチャンスがあるのだと思います。
遊びだけでなく仕事も同じ。
何千年もかけて多くの昔の人が培った叡智こそ偏りなく普遍性のあるもので本質的なもの。そこから学ぶことに意味があるのではないでしょうか。
そう気づかせてもらったベイブレードとの出逢いでした。
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