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ゲーム「ひぐらしのなく頃に命」第三部 昭和編 4章【"ゲッコウ"感想】”あの”レナを知ることなる奈央を見るのが辛い

平成編も「あーちゃん」の登場で気になるところだが、昭和編はとてもシビアな状況だ。この昭和のレナはどうやら本編「ひぐらし」にもあったような、リナと鉄平をやってしまったレナようだし(実際には第二部昭和編の礼奈がそのレナに入り込んでいるという複雑な境遇)、また、この昭和では一穂がどこにもいないので実質的に奈央がひとり奮闘してしまっているという状況だ。

そんなレナが学校に通えるようにはなって、しばらくは表面的には楽しい日々を過ごしていた。が、レナは大石に目を付けられてしまう。おそらくリナたちの件だ。一方で、梨花と圭一が奈央に話をし始める。梨花は分かるが、圭一までなんでだろうと思っていた。だが、この圭一は「ひぐらし」史上最も記憶を受け継いでいたようで、圭一がレナと魅音を殺めたこと(鬼隠し編)、そしてレナが狂気に走ってリナたちを殺めた世界のこと(罪滅し編)も知っていたのだ。そして、そのレナのことを奈央に告げるという・・。

第二部までなら必要はなかったが、確かに今回は伝えなければならないことだったかもしれない。なぜ、レナがずっと引き籠っていたのかをちゃんと伝えるにはこの世界のレナのことも伝える必要があるだろう。とは言え、やっぱり奈央に伝えるのは酷だった。実際に想像以上に取り乱してしまったので見ていられなかったからだ。

ただ、レナがリナたちを殺めてしまったことを自分のせいだという奈央にそれは違うとぴしゃりという圭一は格好良かった。ただ、そもそも「雛見沢症候群」が原因で発症したから、というような説明を圭一だけでなく、梨花もしなかったことが気になった。考えすぎかもしれないが、奈央が「首が痒い」というのも気になる。レナも発症の可能性もある上に、ツクヤミが一切現れない世界だというし、レナと奈央の同時発症もありうるのではと思うと気が気でなくなる。

まだふんわりとそう思うだけだが、ツクヤミのいる世界には「眠り病」があり、ツクヤミのいない世界は「雛見沢症候群」があるのではないだろうか。そう思うと、現実に上で書いたことが起きそうで、先を知るのがやたらコワくなってくる。

そして最後ではこちらも新キャラが登場する。メガネをかけた少女だ。平成編の「あーちゃん」以上に謎の人物だ。1枚だけだがなぜかすでに彼女のキャラクターカードが実装されていて(まだ引き当ててはないが確認はできる)、苗字も西園寺(第二部昭和編の古手絢花さんの本来の苗字と同じ。関連は不明)だということはわかっているが、ストーリー上では全く明かされないまま4章は終わっている。(おそらく登場はしてないハズ。もしかしたら過去のイベントストーリーには登場しているのかもしれないが、現段階では全部を読めるわけではないのでなんとも言えない。)

おそらく、第三部も終わりが近づいてきているのだろうが、ここにきて新キャラがそれぞれ登場している。美雪と千雨によくしてくれている秋武麗のように立ち絵のないキャラではなく、どちらもしっかり立ち絵のあるキャラだけに以降のストーリーで重要な意味を持つことになるだろう。登場人物だけではなく、謎も多く出てきているので先がとても楽しみだ。何度も言うが、急にサービス終了してしまわないことを祈りたい。

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