記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

ゲーム「ひぐらしのなく頃に命」第三部 平成編 5章【"テイコウ"感想】新キャラの灯、そして雅。そして、夏美の伏線回収劇

平成編 4章 "フウイン”の続き。

まだ沈む前の雛見沢の古手神社に訪れた美雪と千雨。そこにはあるはずの祭具殿がなく、代わりに初対面の女性がいた。そんなとこからだ。

名前は秋武 灯(あかり)と言い、今回の件でもお世話になった秋武 麗さんの妹、らしい。本当にそうなのかもわからないし、その言動からますます怪しさを美雪たちが感じたのは当然かもしれない。

それでもなんだか明るくて好きだなって思えるキャラだと思った。彼女は女性キャラだけど、男性なら推しキャラになったかもしれない。いや、言い過ぎか。ひぐらしではなかなか珍しいキャラなのは間違いないから余計にそう思うのかもしれない。

話を戻そう。そして、なんとこの世界の詩音が10年前に灯に時渡りをしている美雪をころして欲しいなんて物騒な頼みごとをしていた事がわかる。(灯は断ったらしいが……)

この詩音がどの詩音か。第一部の協力してくれた詩音?それとも、第二部の?いや、命目線だとこんがらがるので言い換えると、原作のあの悟史くん大好きっ子な詩音なのか、どうなのかによって話が変わってくる。美雪にもわからないそうだから、話として覚えておくだけにするしか現時点ではなさそうだ。

そんな灯とともに美雪たちが雛見沢をあとにしようとしてたら、そこには藤堂 夏実がなぜか登場。車で送っていくと言うが、怪しさしかない。

結果、美雪が命の危険にさらされてしまう。

途中を省くが、千雨が本当にかっこよかった。彼女こそ男キャラなら最推しになりえたかもしれない。(灯さんごめん。だってまだよ彼女のこと、よく分からないしさ)

性別は置いても人間的に好きなのは間違いない。南井さんもそうだ。いわゆる、原作の(コンシューマー除く)雛見沢のメンツ、特に部活メンバーは好きだけど、彼らとは別のところでの好きなキャラはわりといるのに改めて気付かされた。「ひぐらしのなく頃に命」の脚本・叶希一さんの描くキャラはそんな魅力がある気がする。だって一穂たち彼女ら3人もいつの間にか好きだし(美雪自体ははもともと原作にもいたが、中学時代は描かれてはなかったはず)、だからこそずっとひぐらし命ストーリーが楽しみなのもあるだろう。

ただ、夏美だけは嫌いまではいかなくても、ずっと好きにはなれなくて、部活メンバーと違って、最後まで救われた感もないからか、一家惨殺ストーリーもあったからか、そういうキャラだった。ひぐらし命で登場しても、正直嬉しいとも思えなかったし、カードを当てても同じ気持ちだった。ストーリー上は最初こそ怪しくも優しいキャラぽかったけど、結局は怪しさをぐんぐん伸ばしてきたし、いつか壁になるだろうって思ってはいた。

そんな中での今回の登場で、それ見たことか!ってなった。でも、彼女の境遇はあまりにも悲しくて、そして戦いのあとの美雪の言動から、今回は夏美の見方を変えてもいいかなと思えるぐらいにはなった。好きになってもないし、見直したのとも違うけど、また何かしらで登場した際は違った目で見れるかもしれない。

そんな夏美の回想シーンではある人物が登場。西園寺 雅という人物だ。彼女自身もある目的で動いていたらしいが、夏美をけしかけたのは彼女。川田さんもいろいろ怪しいが、ひぐらし命で今最も怪しいのは彼女だ、ってぐらいになった。(とはいえ、業のエウアみたいな存在が真の黒幕とは思っている。すでにちらっと名前で出た気もする。勘違いかもしれないが、今は調べないでおく)

雅もそうだが、川田といい、正体不明人物が多すぎる気がしてくる。前も書いたが、回収はちゃんとなされると信じたい(灯も謎は多いがあくまで個人的にはだが敵とはみなしてないから省く。)
  
雛見沢をあとにして、美雪、千雨、そして灯は関東近郊の海近くの駅に降りたつ。そこで、西園寺の者と出会うが、もしかして彼女は……!とプレイヤーは思いながら(美雪たちは会ったことのない人物だし)次回に続く、ということで終わる。

またしても気になるところでの終わりだが、次はきっと昭和編の続きなので、平成編の方はそのあとだろう。

こうしてnoteで感想を書いてるぐらいに好きな「ひぐらし命」だが、感想も評判もイマイチ聞かないから不安でしかない。アニメ放送時、たまにあったニコ生放送中のコメントでは命ストーリーいいゾというのを見てホッとしたが、それ止まり。検索かけても感想なども出てくるのはわずか。なかなか孤独だか、続けて書いていきたいと思う。

また次の感想でお会いしましょう。

「サポート」を頂けたらnoteを書く大きな、大きな力となります。よろしければお願いしたします。