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ゲーム「ひぐらしのなく頃に命」第三部 昭和編 3章【"カイテン"感想】嵐の前の静けさ

平成では美雪と千雨が秋武と川田に会い、川田は雛見沢住民の住所録を残して去っていく。住所録には「竜宮礼奈」の名前が…、というところで続きはまた後日。

一方で昭和では、奈央が前の世界の記憶を引き継いだ、魅音、圭一、梨花との作戦会議。その後、奈央がひとり、礼奈(レナ)に会う。再会を喜んだのも束の間、「本当に魅ぃちゃん?」とか言った言葉をぶつけて、今回の昭和編 3章。

夜中、なぜか圭一と奈央は古手神社に向かっていた。そして魅音、梨花と合流、さらにフリーのカメラマンの富竹が登場する。彼に会うためにみんな来たのだ。「ひぐらしのなく頃に命」では第一部ラストあたりで亡くなった状態でしか登場していなかった、彼だ。

何の為かと言えば、鷹野への説得の為だ。すったもんだの末、なんとか承諾。この世界の富竹はなかなか賢明なようだ。梨花だけじゃなかったのもきっと大きいし、普通は知りえぬことを梨花が知っていたのもあるだろう。そして、もしかしたら彼らの話を盗み聞きしていた赤坂衛の登場も手伝ったかもしれない。

レナも沙都子も詩音もいないが、これだけのメンツが揃えば事態はきっと好転すると思っても不思議はないかもしれない。ただ、やはり気になるのは魅音が本当に魅音なのかということだ。今回の振る舞いを見ていても、魅音じゃない要素は全然見当たらなかった。本当に魅音なのは確かなのだとはじぶんは思うし、思いたい。

さらに次の日、この世界での奈央の初登校の時、なんとレナも一緒に登校することになった。さらに、部活……ではないがゲーム(ツクヤミ退治でもない)をしようと言うことになり、更にナマイキ沙都子や悟史までが参戦。見た限りは本当に胸アツの展開だ。欲を言えば、美雪、そしてこの状況を夢にまで見ていた一穂が加わったらまさにパーフェクトだった。残念ながらそうはいかなかったが、十分に幸せな空間だった。

·····ように見えたが、やはり「ひぐらし」はとことん甘くないと思い知らされる。そもそも、ここはもともと”レナ”がいた世界。しかも、ゴミ山で”あるもの”を黒いゴミ袋に詰めていた”レナ”なのだ(TIPSより)。タダで終わるはずもない。次回は大石が参戦してきそうだ·····、というところで章は終わる。

ということは、やはり雛見沢症候群がある世界なのだろうか。ふたつ前の世界はその他大勢の村人は発症したっぽいが、魅音やレナはツクヤミの支配からだ。ひとつ前は詩音が最期あたりは発症ぽくはあったが、おかしく見えたのはそこだけだ。発症してるのにあそこまで冷静かつ狡猾に物事を進められるとは思えない。ツクヤミの支配のがまだ合点がいく。

ただ、この世界はレナが発症していたように見える。発症したレナに前の世界の礼奈が入り込んだのか·····?レナが魅音を疑うのは発症ゆえか、それとも本当に怪しんでいるのか。そして、そもそも本当にツクヤミがいない世界なのか?さらに、圭一の隠し事、魅音と梨花の隠し事も気になる。

謎がまだまだ増える一方だが、スマホゲーム(ソシャゲ)ということもあり、ストーリーの伏線回収や数々の謎の解答をいづれはしていけるのか不安もあるが、今はひたすら次の展開を待っていたい。(注※この章は今日追加されたばかり·····)


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