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樹木医と歩く東京の「植物園」 植物多様性センター

湧水と蛍が残る調布市「神代植物園」の隣に「植物多様性センター」があるのをご存知でしょうか?

平成24年4月開園、東京の植物多様性保全の中心的役割を果たす施設で、貴重な植物を次世代へと継承するための活動に取り組んでいる公園です。

消えていく植物は、わたしたち人間が、樹木や植物の存在の本質を理解できていないことが一番の原因かもしれません。

様々な経験を重ねてきた樹木医・福井草一先生と共に、東京の多様な植物への理解を深めるツアーを開催します。

樹木医と歩く東京の「植物園」
 「植物多様性センター」散策

日時:2022年5月14日(土) 10時~12時30分
集合場所:植物多様性センター入口前
会費:4,300円(税・レジャー保険込)
人数:6~8名迄
*心を込めて準備しています。キャンセルは極力ご遠慮ください。
*解散後、草一先生を囲んで、美味しい深大寺の蕎麦処タイム有。

●雨天開催(雨具とタオルをお持ちください)
ガイド:
樹木医の福井草一さんプロフィール
旅行代理店:
旅行の窓口

申込フォーム 樹木医と歩く東京の「植物園」

次回は、6月1日(水)「東京都薬用植物園」の予定です。

草一先生が、植物や動物と対話するようにガイドをしてくれる貴重なツアーです。

「植物多様性センター」 ~東京の植物を次世代に

東京都の多様な植物は、すべて人間の行為によるものです。
1.開発に伴う生息地の消失
2.園芸目的のための野生種の採取
3.里地里山の管理放棄などによる自然の遷移

東京で残っている貴重な植物や環境を次世代へと継承するため、
保護、増殖、情報収集、発信、教育、普及を目的として設立されました。
多様性が失われるのは全て人間の行為によるものです。

絶滅危惧植物の保護・情報収集・発信、植物多様性に関する教育・普及に取り組む施設を持ちつつ、明治神宮外苑、井之頭公園、その他きりがないけれど、森林を瞬く間に開発場所へと変える東京都。人間なら誰でもが抱えるこの皮肉と矛盾を、植物を通して理解する時間にもなると思います。

↓3月は「明治神宮外苑」のガイドをお願いしました。


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