くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第25回 「災害弱者は『死なないための備え』をしよう!」ってお話

[く] さて、第25回になりましたよ。予定の上では折り返しということですが。

[寺] くらげさん的には長続きしたーって風情ですね?漫画だと25話なんて単行本2冊分にもいかないですよ?ジャンプだったら打ち切りの長さですよ?50回と言わずもっとがんばりましょう!

[く] は、はい…。ところで、今回はちょっとリアルの仕事に絡む話で発達障害がネタがちょっと薄めなんですけどいいですか?

[寺] 聞いてますよ、最近は「防災」のことについて熱心に調べてらっしゃるとか。

[く] ええ、職場は大規模な空間があるので市から避難所指定されているんです。

[寺] へぇ、それは非常時に避難所運営とかしなきゃいけないんですね。大変ですね。

[く] と思うでしょ!でも、市の防災マニュアルだと「避難者の間で避難所運営委員会をつくり運営する」って書いてるんです。施設管理者はあくまでも支援だけです。

[寺] へえ!その場で作るんですか?避難者の自主性に任すだけだとかなり難しい気もしますけど。

[く] そういうことも含めて検討してるんですけど、やはり気になるのは特別なニーズを必要とする避難者をどうするかです。

[寺] 2011年の東日本大震災でも、今年(2016年)の熊本地震でも問題になりましたね、発達障害の人の避難所での受け入れ。

[く] 東日本大震災で被災した障害者の研究があるんですけど、避難所でなんとかトラブルなく過ごせた発達障害者は18%だったそうです。

[寺] 健常者でも過酷なところありますもんね、避難所。どういうトラブルがあったんですか?

[く] 東日本大震災のアンケート調査によれば「偏食やアレルギーで配給が食べられない」「ずっと発達障害のある子どもを見守ってないとだめだから配給を取りにいけない」「避難所でパニックを起こして避難所にいられなくなる」とかですねぇ。

[寺] うちの子も避難所に入るのはちょっと難しいかもしれないですね。避難所では食べ物や遊びが自由にならないですし予定も立ちにくい、そばに不機嫌な人がいるなんてことにも人一倍ストレスを感じるタイプなんです。

[く] まぁ、そういう事情を踏まえてウチが避難者受け入れの初動で何が出来るか考えているんですけど、人手も足りないし、そんな備えまったくないんですよ。

[寺] 福祉避難所とかあるんじゃないですか?そこに誘導する、とか。

[く] 避難所に一度入って、そこから二次避難所で特別なニーズのある人を受け入れるそうですが…。どういうルートでどこに申請してどう運ぶかとか何も決まってない(汗)

[寺] うーわー。受け入れられても、そこから先がまた不安ですね。

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妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。

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くらげ

くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第3巻

ADHD・難聴のサラリーマン「くらげ」とアスペルガー症候群の漫画家「寺島ヒロ」が発達障害に関するエトセトラを傍若無人に放言しまくる対談集です。第3巻は「第21話〜第30話」を収録しています!
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