くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第109回 「疲労を感じるには健康な体と精神が必要ですよね!」ってお話

※今回は第二回cakesクリエイターコンテストのために無料公開となっております。ご了承ください。

〔く〕 こんばんは。くらげです。 

〔寺〕 こんばんわ。寺島です。先週は体調を崩してしまって、原稿の返しとイラストが遅れてしまって申し訳ありませんでした。

〔く〕 実は今週は自分もいろいろへばっていて何もできませんでした。noteのみならず仕事・家事・その他いろいろがストップしていてそろそろ再起動しないと締切りが大変恐ろしいことになります。

[寺] そろそろ梅雨ですし、不調が表面化しやすい時期なのかもしれませんね。私も漫画を描かなければいけないのですが、身体がガタガタで座ってるのも辛い。考えたくないけど歳かなあ、これ(笑)そんな中、子どもたちがアイスを食べたいというのでパシリ中(笑)

[く] ボクもあおが引きこもりになりつつあるので買い出しに行っています(笑)歳で思い出したんですが、最近ボクは以前と比較して疲れやすくなった気がします。

[寺] 30歳を過ぎれば誰でも20代の頃とは体力が違ってきますが、くらげさんが言うからには別の意味があるのでしょうか。

[く] それがまぁ、同棲してからは禁煙をしてほぼ酒を飲まなくなって、野菜の摂取量が増えて、睡眠リズムも整ってきたというのがあって、体調そのものは20代と比較しても良好なんです。

〔寺〕 ああ、同棲して生活が全く改まったと言っていましたからね。疲れの回復にも良い影響があったんじゃないですか?

〔く〕 それが、どうも健康になればなるほど疲れを感じやすくなってくるんじゃないかと。 

〔寺〕 どういうことですのん? (笑)

〔く〕 以前のひどい生活をしてきたときは、それこそ終始疲労感や落ち込みを感じていました。生活がまともになると暴飲暴食などからくる不調から回復した分、「調子がいいとき」ってのを感じることが増えてきてるんですね。その反面、「疲れ」を「疲れ」と認識できるようになってきたことが大きいと思います。 

〔寺〕 始終疲労していると「疲労センサー」が鈍くなりますもんね。常にアラートが鳴り響いているので、より強い負荷が来てもあまり反応しなくなるとか。しかし、体の疲れは蓄積しますし、ダメージもかかりますので、気がついたら身体が動かない、倒れる、ということがザラです。くらげさんは平時のセンサーがクリアになったからちょっとした疲労にも敏感になってきたのでしょう。 

〔く〕 そういうことですね。疲労を以前と比べて細かく感じることができるようになった分、うちでのお仕事とか作業できる量は激減しております。いろいろと頼まれごとはあるのですが、「あ、これ以上やったら本業に支障が出るくらい疲れるぞ」と把握できるようになったというか。 

〔寺〕 本業に影響ないレベルの調整、これまでできてなかったんですか!(笑) 

〔く〕 できていませんでしたね。それでまぁ会社に迷惑をかけたこともあったなと。反省ですね。 

〔寺〕 まあそのへんは置くとしましょう。くらげさんは本業は事務仕事ですが、事務仕事をしていると疲れますか? 

〔く〕 そもそも職場にいる、ということが疲れますよね、仕事をしていなくても。 

〔寺〕 そこまで重症なんだ(笑)私は仕事そのものでは疲れないんですよ。これは漫画を描くときでもバイトでデザインなどをしているときもそう。子育てや家事が一番疲れる。 

〔く〕 好きだからいうか合っているからというか・・・。ん?それは子育てと家事が苦手ってこと!? 

〔寺〕 何を言っているんですが、苦手に決まってるじゃないですか。できるならずっとパンケーキとか食べながら思索に耽っていたい。でも、社会生活が成り立ちませんからね。本当にホテル暮らししたいですわー。 

〔く〕 人のことあまりいえないですが、完全にワーカーホリック体質ですね、相変わらず。 

〔寺〕 くらげさんも意外と好きなことをすることに関しては疲れを感じないでしょう?多分今の本業があってないとどこかで思ってるんですよ。くすぶってるよりいっそ独立して起業しましょうよ。 

〔く〕 魅力的な誘惑・・・。まぁ、転職自体はかなり本気で考えています。でもまぁ、個人的に疲れとかに関することで不思議なことがあって。戦史とか読んでいると3日間飲まず食わずで激しい戦闘を継続したり、ありえないほどの距離を走ったりしてますけど、疲労というか人間として限界軽々と突破してる気がするんですよ、あれ、なんなんでしょうね。 

〔寺〕 それは健康を維持して子孫を残すことより、生き延びることを優先するからでしょう。簡単にいえば身体のストッパーがすっぽ抜けた状態。もう疲労を感じてたら死ぬから脳がアドレナリンとかドバドバ出してとにかく動くという。 

〔く〕 火事場の馬鹿力ってやつですかね。まぁ、そんなバーサーカーモードが数日続くともう一ヶ月は戦力としては使い物にならなくなるそうですしね。疲労って「身体が壊れないようにするために必要なもの」なのかもしれないですよね。 

〔寺〕 くらげさんは先ほど「疲れを感じにくいのは常時疲労しているから」といいましたけど、特にADHD体質の中には、疲労そのものを感じない常にストッパーが抜けている人もいます。いわゆる英雄とか偉人はこのタイプが多そう。 

〔く〕 特殊部隊とかの本を読むと特殊部隊の隊員、そういう「異常者」ばっかりですよ。特殊部隊でもないと体力を使い切れないとか生きる実感が持てない、みたいな人は一定数いるみたいですね。 

(寺) そうでしょうね。ADHDの子どもの様子の表現として、「エンジン音がドルドルドルドル聞こえてくるような動き」というのがあります。そして後のことなど全く考えずパタリと倒れて寝てしまう。そういうタイプは平凡な日常を送るのが難しいというのは容易に想像できますね。 

〔く〕 まんまランボーの世界観ですね。しかし、疲れを感じるって個人差が激しすぎて一般化しにくい。でも、一般的な意味での仕事って一様に疲労するかもしくは就業中は疲労を感じないのが前提になってないです? 

〔寺〕 一様にというか、会社などの就業規則ではまだ余裕があるところ…家に帰って家事をしたり、子どもを育てたり、年寄りの世話をしたり、デートしたり、趣味を楽しんだり、一杯飲んだりする余力を残して打ち切ってるはずなんですよね(笑) 

〔く〕 そんな元気残りませんよ!?

〔寺〕 発達障害などなんらかのハンデがあって疲弊しやすい人は、会社の人事的に言えば想定外に疲れやすいということなんでしょう。疲弊しやすいといっても適切に休憩を取れば質量ともに充分作業ができるかもしれないんですが、そこに自由度を求める動きは労働者の方でもあまり活発でないような。そういえば、何故でしょうね?

〔く〕 発達障害者の仕事の難しさって疲労が大きく関わっていると思うのですが、そこまで立ち入った資料ってあんまりないですよね。普通の人と同じように合わせても疲れるから仕事できないんだよ、というところから仕事を探すしかないのかも。 

〔寺〕 私のバイト先は比較的自由に休憩を取れますし、子どもの送り迎えなどでの外出も自由です。居ない時間は有給扱いになって、有給なくなると時給が減りますけど(笑) フルタイムの人でも介護や子育てに時間を割かないといけなくなるこれからは、無理に足並み揃えなくても仕事さえ終わればいいという考え方をする会社も増えていくと思いますね。今いるところでは難しいと感じているなら、休憩しながら働けるよう独立することを考えてもいいと思います。 

〔く〕 それはそれで茨道ではありますが、下手に疲労でつぶれるくらいなら一般就労でなくてもいい、というのは救いになるかもしれませんね。では、長くなりましたのでこれくらいでしょうか。 

〔寺〕 一応突っ込んでおきますが、自営業や自由業は一般就労ですからね!スケジュールを自分で前倒し後回しにできるだけで、少ない就労時間で十分な収入が得られるかはまた違う話ですから。時短などの就業形態についてはまた改めてお話ししましょう。では、お疲れ様でした!

〔く〕 また来週−!

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妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。

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くらげ

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