〔く〕　こんばんは。くらげです。

〔寺〕　こんばんは。寺島です。早速ですが引っ越しの進捗はいかがですか？

〔く〕　なんとか引っ越し自体は全部終わって、生活自体は普通に送れる程度には片付きました。ただ、行き場のない雑貨などが結構あって、どうやって片付けるか頭を抱えているところですね。

〔寺〕　段ボールの上で生活しているのが見えるようだわ…。

〔く〕　実際、あちこちに転がりまくっていますよ（笑）リビングと寝室にはさすがにないのです、仕事部屋がほとんど倉庫状態です。すでに押し入れも満杯になりました。

〔寺〕　いくらなんでも早くないですか！（笑）ミニマリストになれとは言いませんが、少しは断捨離しましょうよ。

〔く〕　それができたら苦労しません…。まぁ、少しずつ整理していきますよ。しかし、この片付けのスピード感であおとボクの間で齟齬が生じてちょっと喧嘩になりました。

[寺]　へーそうなんですか！くらげさんとあおさんが喧嘩するって珍しいんじゃないですか？大抵はくらげさんが無限に折れている印象ですが。

［く］　普段のボクはどんなんだと思われているんですか（笑）なんというか、ボクは一度にガーっと作業を終わらせてその後はなにもしたくない、という人間なので、この段階でダンボールが転がっているとか本当は嫌なんです。

［寺］　ああ、なんか気持ち悪いんでしょう？典型的なADHD気質ですよね。もっとも「一定期間を超えたあとは何もしない」という自覚があるからというのもあるのですよね。

［く］　はい、なのでボクの場合は一度作業に手を付けたらどこか「制限時間との勝負」なところがあります。んで、あおの場合は「少しずつ自分のロジックで片付ける」というのが望ましいみたいで、ボクが「まだ終わらないの！」「早く片付けてー」というのが非常にストレスだということで怒ったんですね。

［寺］　分かるわー。自分なりの後に回す理由というのがあるんですよ。ASDなあおさんを急かしてもなんともならないことは、くらげさんも承知の上だと思うので、今回はくらげさんのミスですね！

［く］　ええ、普段はそこまで急かすとか頭ごなしに命令するというのは少ないのですが、知らず知らずのうちに引っ越しという大イベントに対する気負いやストレスがあったんだな、と。

［寺］　普段からやりしぶりの慌てすぎなんですよ。それがいつも以上に出てしまったんですね。引っ越しって普通の人達でもかなりストレスを強いられますから、お二人も弾丸引っ越しでかなり疲れているんでしょう。

［く］　ボクに関して言えば気持ちが先走ってなにをしていなくてもそわそわする時間が長いんですよ。一度猛スピードで動きだしたら無理に減速するとクラッシュするじゃないですか、あれと同じようなもので。

［寺］　現象としてはわかるのですが、それにつきあわされるあおさんの大変さも考えてあげてくださいよ。周りの人のペース乱さないよう、少しずつでいいからうまく自分を操縦してください（笑）