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社会人5年目


社会人5年目を迎えられると思っていなかった。
気がつけば、働く場所もやることも当時と変わってしまったけど、到底社会人生活をこなせるとは思ってもみなかった。


毎日は長くても、気がつけば5年なんてあっという間に過ぎてしまって、人に会うときも、今日は忙しい中ありがとうということが増えた気がする。

この年齢になればみんなあらゆることで忙しいはずなのに、こんなに簡単に月日は流れてしまうのに会えて嬉しいそんなことを思う。

振り返ると、大学まできちんと毎日決まった場所に決まった時間ずっといることができなかった。


高校も飛び抜けた不良でもないくせに週休4日ぐらいで通っていた。毎日決まった誰かといることも、決まった場所に行かなきゃいけないことも意味がわからなかった。

入社してそうそうに、ゴリゴリの営業研修が嫌になって午後には家に帰ったときは1番最初に辞めるフラグが立ってしまったけど、気がつけば残っている同期の方が少ない。


変わっている、独特な人と言われることがとても怖くて、頑張って誰かのふりをしてないと、営業としても社会人としても大人としてもやっていけないような気がしていた。

しかし今となっては、もうそう言ってもらっていた性格さえ丸みを浴びてしまってなくなってしまったような寂しさを覚える。


極端な考えで適度にという塩梅があまりわからないためか、数ヶ月に一度人間を保っていられなくなる。

もちろん誰の顔も見たくなくて、声も聞きたくなくて、大丈夫?なんて心配もして欲しくない。


数日経てば自分でそれなりに踏ん切りをつけてまた何事もなかったかのように出勤する図太さがあるのでここまでやって来れたように思う。


お風呂で日本酒飲んで溺れたくなる。競馬に3万かけて、ハンバーガー食べてコーラ飲んで、シュークリームとエクレアを食べて、あまいのとたばこが合わなくて気持ち悪くなって木曜日


そんなもんだろと思う。こんなやつどこにでもいる。最近感じたのは一部の人にしか好かれないと嘆くけど、その一部には本当に好かれてるのかということ、きちんとブッ刺さってるのか自惚れてないか自分とハッとした。

偉そうに語れないけど、なんとかなる。
なんとかなるから気兼ねなく、あなたが思うよりみんな自分のことで精一杯だ。

大人は思うより大人じゃない。
くたばっていこう。




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