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夜が好きだ

今日はもう明日になっているけど、今日は夜について書こう^^

好きなことを言葉にする方が意外と難しい。嫌いな理由はあっても好きな理由はしっかり探してないことに改めて気づくとなんとなく寂しい。

家の中から聞こえる音

夜の音がある。
ただ車が通りすぎる音。トラックが通って小さく地面が揺れる音。雨の日は、雨音の奥に静けさが聞こえる。

私の家の側は夜でも車が通っている。昼と夜で何が違うのかわからないけど、夜の車の音は私の仲間みたいな気がする。

家の中では小さな音で見てもないテレビがついている。変な映画がやっている。これも夜っぽくて好き。自分だけが起きてる様な何をしてても許される様な空気で夜は包んでくれてる。まったりしているのにワクワクしてる。

そっと窓から外を見ると 街灯とテールランプが夜の木漏れ日を作っていて、胸が込み上げそうになる。

夜道と音楽

夜道と音楽は急に景色を変える。夜が音楽の景色を変えるし、音楽も夜の景色を変える。風も一緒になって、全部が1つで私の音楽を作る。

ヘッドライトが私を照らすのと同時に、車の音に遮られて大事な所が聴こえない。でもまたすぐに聴こえてくる。

踊って帰る1人の夜道は誰にもあげない私だけのもので、孤独も夢も、悲しみも一緒に踊るの^^

夜は優しい

夜は意外と長い。落ち込んでいても沈ませてくるわけでもなく、ただ夜があり続ける。変なショッピングチャンネルが始まるまでは、夜は居る。

のんびりnoteを書いていてもお風呂の時間もご飯の時間も課題の時間も迫ってこない。何をしてても許される。優しい。

夜と朝と夕方と全部同じ世界とは思えない。

夜はみんなにとっての”自分”のものだ。

「月」電灯に負けそうなくらい弱くて、優しい光。

夜を知らない

18年間も生きてきたのに、夜中の思い出は少ない。夜中に生きていたことが何回あるだろう。

まだ知らないからこそ、たまにする夜のお散歩はディスニーランドよりもわくわくする。

知っている街の知らない顔。
絶対にまだまだ生きていけるって思う。

だって現実にまだ知らない世界があるんだもん。映画の様な異世界がそこにあるかもしれない。きっとないけど、あるかもしれない。知らないって不安になるけれど、本当の答えはママだって先生だって誰も知らない。夜の不透明さはちょうどいい。

............

夜は宇宙に生きているという不思議を思い出させる。朝があるから夜がある。無理やり明日に連れていく朝があるからこそ、甘やかしてくれる夜を好きでいられる。そんな朝にしっかり起きて明日を生きてくれる自分がいてくれるからこそ、明日の夜も夜を好きでいられる。

この気持ちを持ったまま大人になりたいな。もっと夜の景色を知りたいな。

コンビニでちょっとリッチなアイスを選ぶ^ ^