オフライン大会に参加してきました
こんばんははじめまして。海月です。
書いているのがたいてい夜なのでこんばんはとしておきます。
自己紹介はあまり意味を成さないと思うので省略します。
とりあえずデュエプレはサービス開始当初からプレイしていて、毎月マスター到達するくらいです。
今回は10/15に開催されたデュエプレオフライン大会に参加してきたので、その体験記的なものをサクッと書こうとおもいます。
概要
神奈川県川崎市にあるカードボックス青馬堂書店矢向店にて開催されました。
定員128名に対して102名がエントリーし、当日参加は76名(トーナメント表より)でした。
第一回大会にも参加しましたが、その時は定員128名が埋まって80数名の参加だったと記憶しているので、若干参加率は改善していたように感じられました。
それでも店内はまあまあ埋まっていて蒸し暑かったので、もし定員が埋まって皆来ていたら…とちょっとだけゾっとしました。
しかし、同じ趣味を持つ人たちがこうも一堂に会するのは感慨深く、オンラインゲームが本来対面する必要がないもの、対面せずに済むことが利点であることを鑑みると不思議なものです。
大会参加の流れはおおまかに以下の感じ。
①大会告知サイト・izazinにて事前にエントリーする
②当日店舗に向かう
③受付で自分のエントリー番号を伝える
④大会開始までにTwitterのDMにてエントリー番号と使用デッキを運営に報告しておく
以上です。
簡単ですね。
参加費も0円なので、交通費がかかるにしても気楽に参加しやすいです。
にもかかわらず上位入賞者には商品としてゲーム内のプロモーションカードとリアルプレイマットが配られ、もし大会に勝てなくても終了後にじゃんけん大会でのプレイマットゲットチャンスがあります。
ちなみに、当日までに大会サイトにあるGoogleフォームからのアンケートに回答すると、ルピコのアクリルスタンドが参加賞としてもらえます。
今回は受付が込み合ったためもあってか開始が20分ほど遅れましたが、オンラインの大会ほど騒然としなかったのでこれも対面ならではかなと感じていました。
時間になるとホワイトボードにQRコードを載せた紙が貼られて、それを読み込んで対戦表をWEBから確認します。
それぞれの卓に移動して、いざデュエマ・スタート!
トーナメントの様子
当日私が持ち込んだのは『トリーヴァグレイトフルライフ』のデッキでした。
仕事が忙しくて全然調整ができておらず、多少デッキへの理解があって幅広い対面を見ることができるというのが選択した理由です。
「リップル」の探索が濁っているのはご愛敬。
いやあ、この16弾で本当に構築が難しいデッキになったものです。
第一回戦の対戦相手はミサリマリさんでした。
チームRoSに所属するデュエマクラシックも嗜んでいる方で、デュエプレではハイランダーを好んで使用されています。(過去にハイランダーオンリーでマスターまで到達したことも数回あり)
直近で『ケロディラストストーム』のデッキを使用していたことを知っていたので、今回もその線ではないかと予想しながら対戦が始まりました。
「ケロディラストストームですよね?」
「違いますよ~」
デッキ相性的に言えば最速ラストストームに為す術なしなので不利寄りです。
一回戦黒星発進かと思ったものの…
緑単!色事故を起こしている!!
この間こちらは先行を取って順調な動き。
4ターン目に「ミランダ」を出してからの「グレイトフルライフ」が着地して、「コルテオ」で相手の「ラストストーム」着地阻止が間に合います。
その後一度着地を許すも、これも「サーファー」で処理をして十分に展開してからの打点を押し込んで初戦勝利を収めました。
お土産もいただきました。
私のデュエプレネームが”海月”なことから「クラゲン」を愛好していて、「アマリン」と「マルコ」もかつて愛用していたデッキのキーカードです。
大変ありがたく頂戴しました。
第二回戦の対戦相手はぴーさん。
お名前には入っていませんが、先ほどのミサリマリさんと続けてまさかの2試合続けてチームRoSさん対面でした。
ちなみにRoSはデュエプレの数あるチームの中で唯一”社会人限定”を銘打ったアダルティなチームです。
オフ会も度々開催しているようで、皆さん仲良くデュエプレ以外のことでもとても楽しそうなチームです。
先ほどのミサリマリさんなんか中部から遠征して来てましたからね。
今回の対戦相手のpiさんは今まで関わりがなかったものの、とってもフレンドリーで楽しい方でした。
対戦開始前から「今じゃかなり珍しいデッキ」「誰も使ってないカードが切札」と散々脅しを掛けてきます。
やめてくれ、その揺さぶりは私に効く。
対戦が開始し、1ターン目「ウル」2ターン目「デスゲート」のマナチャージから3ターン目に出てきたのは…「ボルット」!
『芋コン』か…?と疑念を持つものの、「ザンゲキ」をサーチしてきたところで『ロマノフサイン』の可能性が浮上してきてワカラナイ状態。
こちらは2→4で「リップル」に繋いで「ガガアルカディアス」をサーチし、次に「ミランダ」の動きも見えてるなかなかの理想手です。
呪文主体ならこれで盤面制圧していこうと思ったものの、返す手は「ジャック」からの「リップル」除去。
…からの1点!!
これがきつかった。
その次のターン、まだコントロール路線を捨てきれないことから「ミランダ」の「ガガ・シリウス」に繋いだのが失敗でした。
返すターンで再び「ジャック」で「ミランダ」を処理され、その次は「ガガ・シリウス」から進化した「ガガ・アルカディアス」を「サーファー」で処理され、空の盤面を4体のクリーチャーが押し込んできます。
…そのままトリガーが出ることもなく貫通されました。
対戦後に尋ねると、やはり「イモータル・ブレード」を採用した通称『イモコン』だったようです。
メインプランを使わない、ビートダウンのかじ取りに上手くしてやられました。
この後予選全勝で抜けたようですが、さすがのものです。
後からTwitterを見たら、フォローして下さっていました。
他にも今回の大会で話したことをきっかけにフォローして下さった方がいたので、大事な機会だったと感じています。
第三回戦のお相手はなんと、BA4thの覇者・ゆーたさんでした。
着ているパーカーはGRAND MASTER 2021のもの。
BA優勝以降も精力的にデュエプレを遊び続けていて、この大会にも中部地方からはるばる来てくれたと言います。
この人がああいう晴れ舞台で優勝してくれてよかったなあと、改めてしみじみ感じました。
「akiraさんには前ささぼーカップで負けたから今日は勝ちますよ」
ゆーたさんとは前に2日間にかけて開催されたささぼーカップの1日目で、”この試合に勝った方が2日目進出確定”という大一番で当たって私が勝っていました。
覚えていてくれて嬉しかったので、なんだかもうこの時点で負けてもいいかなと感じてしまっています。
速攻からコントロールまで、どんなデッキでも使うオールラウンダーなゆーたさんの使用デッキは『MRC』。
結構な不利対面で、ささやかに入っている2枚の「お清め」と2枚の「Nワールド」が如何に引けるかにかかってきます。
初手から「お清め」「Nワールド」を持っていてブーストカードもある良手でした。
順調にブーストを繋いで、4ターン目に「Nワールド」を着地。
次のターンは「リップル」を出して探索濁りと盾落ちをものともせず「Nワールド」を回収。
ゆーたさんの「MRC」着地の準備に先回りして墓地洗浄を繰り返し、攻めていきます。
「ここ1点!」
「通す通す通す!!」
「じゃあもう1点!!!」
「通す通す全部通す!!!!」
「じゃあもう2点!!!!!」
だんだんヒートアップしてお互い声が大きくなっていくのが楽しかったです。
私は最終的に4枚の墓地メタカードすべてを引いて来る豪運を見せて勝利しましたが、おそらくゆーたさんもそんなに嫌な気分じゃなかったのかなと思いました。
これでゆーたさん戦績は2-0なのでいつかリベンジされそうです。(ランクマではたくさんされてる)
第四回戦はゆーたさん戦の運が続いていたようです。
またもやBA5thのファイナリスト・しょーたんさんが対戦相手でした。
当時私の記事を見て『ラッカマルコ』を使ってくれたというたかし屋さんと、オリジナルの『マルコサバイバー』を組んだしょーたんさんのBA5th準決勝を見て、羨ましく感じたものでした。
ある意味憧れでも仇でもあった(といってもたかし屋さんはしょーたんさんに勝ってる)お相手です。
こちらもゆーたさん同様オールラウンダーの印象で、対戦が始まるまで何が出て来るかとヒヤヒヤしました。
青抜き4cコントロール。
事前のメタ情報で行くと、一番流行の様子が見られていたデッキです。
デッキ相性で言えばこっちの方が少し有利というイメージがありましたが、やはり実力者と知っているので油断なりません。
ゲームの流れを先に作ったのはしょーたんさんの方で、以前からこのデッキが苦手としていた「ディアボロスZ」を早期に立てられてしまいます。
しかし、伸ばしたマナを柔軟に使えるのがこのデッキの強み。
どうにか盤面を返すと、相手の息切れの隙を突いて逆転することができました。
「コルテオ」で盤面優位を取りつつ、相手の返せない打点を揃えていきます。
しょーたんさんが「グレイトフルライフ」で「デストラーデ」を取らずにターンを返してしまい、絶叫するシーン。
ゆーたさんにしてもしょーたんさんにしても、写真撮られるのが上手い…w
「あそこミスったー!」とか、対戦後に笑いながら悔いを言い合えるのもいいなと感じました。
五回戦の相手はロンリーさん。
ジャイアントや「グレイトフルライフ」などの自然文明を愛する、個性と実力を兼ね備えた方です。
「ロンリーさんデッキ何?」
「もちろん」
言うまでもなく、15弾環境でロンリーさん自身が基盤を確立した『トリーヴァグレイトフルライフ』、つまりはミラーです。
このミラーは、先に「デストラーデ」の連鎖効果を起動して盤面優位を築けることが肝要になります。
「デストラーデ」を引けているものの、マナの伸びから先にロンリーさんに「デストラーデ」を立てられてしまう状況。
私「ロンリーさん、ここ1点入れて連鎖止めた方がいいよね?」
ロンリーさん「うーん、行った方がいいね。リスク小さいし」
私「だよねー、1点」
といった感じで雑談どころかプレイ談義までする緩さ。
やはり次のターンでロンリーさんは「デストラーデ」を展開してきました。
私も負けじと2枚あった「デストラーデ」を出し、一気に泥沼化していきます。
ここまでずっと私の連鎖は失敗していたのですが、「グレイトフルライフ」を出した4,5回目ほどにしてヒットしてしまったのがなんと「N・ワールド」と「デストラーデ」。
盤面が埋まってしまう上に、相手のリソースもリセットしてしまうという一転してまずい状況になってしまいました。
ロンリーさんの盤面には9打点があり、トリガーで打点が出てしまうと「ジャスミン」を「グレイトフルライフ」に進化してぴったり11打点が揃ってしまいます。
『トリーヴァグレイトフルライフ』には基本的にクリーチャーのトリガーしか入っていないので、盤面が埋まってしまうと受けきることはできません。
”今攻めればまだ勝ちの目がある”という状況を逃して逆転されてしまい、さすがの経験値の差を思わされました。
「カブラ・カターブラ」(デュエプレには未実装)・「ダンディ・ナスオ」の人形、ロンリーさんのイメージにぴったりな緑のデッキケースはすべてお手製です。
こうした一芸に秀でた方を知ることができたのも、Twitterをやっていて良かったと思う瞬間です。
六回戦、最終戦の相手はうさみんさんでした。
Twitterのアイコンが推しアイドルなのですが、いっつもかわいいなあと思っていた方です。
ここまで3-2で迎えた最終戦。
ベスト16までが決勝トーナメントに進めるので、4-2の成績上位者の一部はチャンスがあります。
つまりお互い負けられない一戦です。
直近で『ハンター』を使っていたのは知っていたので今回もその読みで行きましたが…ここに来てまさかの『ドロマーエイリアン』。
研究中の対面でしたが、相性は五分近くでどちらが先に順調な動きだしができるかが大きく影響してきます。
ブーストによる不安定感とハンデスが弱点になる点では、若干こちらの方が微不利と言ったところ。
そんな肝心の対面に、先攻を取ったにもかかわらず4ターン目でようやく「青銅の鎧」をプレイする有様で、うさみんさんの方は順調にリソースを繋ぐムーブを決めます。
盤面を残した状態で「ザビミラ」の着地を許すと負け必至です。
先手を取ったアドバンテージを活かすべく「ミランダ」からの「ジョン」を展開して、次の「コルテオ」からの除去を狙うものの…
「デストラーデ」!!!
普通の『ドロマーエイリアン』の構築では見られないカードで、思わず声を上げてしまいました。
しかし、デッキ性質がほとんどフルクリーチャーに近くなることを鑑みると連鎖の期待値は高く、生贄を用意しなければならない「ザビミラ」とも好相性です。
しかもここ、「ザビ・クラズ・ドラグーン」が連鎖して2体並んだことで次のターン2体とも処理できないと「ザビミラ」が着地してしまいます。
結局「ザビミラ」を止めることはできず…
そのまま押し込まれてしまいました。
結果的にデッキ回転の差だった勝負なものの、「デストラーデ」はなかなかに感動したいい案でした。
私は3-3で終わってしまったので、4-2のうさみんさんがベスト16に残れるのを願うばかりでした。
この後18位と結果を聞いて、五回戦のロンリーさんも17位と聞くので私まで悔しかったです。
大会後
予選トーナメントが終わった後に、プレイマットを賭けた全員参加型のじゃんけん大会がありました。
店員さん一人対全員のじゃんけんで、勝った人が残っていく方式です。
いい大人たちが…とも冷静になったら見えるのですが、一喜一憂、様々な歓声が上がる一大イベントになりました。
普通に楽しんでいたのでうっかり写真は取り損ねました…w
予選落ちしてしまった私はここでイベント終了ですが、決勝トーナメントに進んだ人たちと食事に行く約束をしたので、それを待つ間に色々な方々と遊んだり話したりしていました。
花奈@ATSさんは、以前Twitterにご自身で加工したというスマホケースをアップしていたのを見ていたので、ぜひ実物を見せていただきたいと思っていた方です。
とってもかわいらしい出来で写真も快く撮らせていただきました。
ロンリーさんにしても、こうして自分の持つ愛着を形にできる人は本当にすごいなあと感心してしまいます。
そんなロンリーさんとは、トーナメントの合間も含めて何度か紙のデュエルマスターズで対戦をしています。
私の愛用する『ハイランダーボルコン』が、ロンリーさんオリジナルの『グレイトフルライフ』デッキにボコボコにされている様子。
「グレイトフルライフ」は11年も前のカードなのに、3年ほど前のカードをふんだんに使った私のデッキに遜色なく戦うすごいカードです。
ずいぶん久々に紙を触ったので、押し入れに眠ってたデッキたちも喜んでくれた気がしました。
そうこう交流をしている間にあっという間に決勝トーナメントは終わり、同じチーム・JOKERに所属するゴンティアさんが3位という好成績を収めます。
折角ということで、一緒に来ていたメンバーたちと記念写真。
JOKERは普段チャットでのコミュニケーションがメインで通話をすることは少ないので、こうして面と向かって話せるのはとてもいい機会でした。
トーナメントもすべて終わった夕方ごろ、ようやくお店を後にして食事会へ向かいます。
当初は8人の予定だったものの、いつの間にか人が増えて16人の大所帯となります。
開催地の矢向駅周辺で済ませようというわけにもいかなくなり、川崎駅までの行脚が始まりました。
2kmほど歩いた先で、土曜の夕食時にもかかわらず16名の団体を受け入れてくれるお店を運よく見つけることができます。
お座敷に通され、すっかり宴会の様相です。
お酒も入って、2時間ほどの時間があっという間に過ぎていく感覚でした。
途中チーム・NameLessのたまさん、RaiKOさん、haruさん主導でチーム内で行ったというアプリを使ったデュエプレクイズ大会も行い、こちらも大盛り上がりでした。
最終1位経験やBAファイナリストなど、実力者も数多く揃った場であったのに、ラストストームカップ最終日ということも忘れそうなくらいのほのぼのと名残惜しい時間だったと思います。
おわりに
私は7月に開催された第一回の大会にも参加していましたが、2回目の参加であっても遜色なく、むしろ前回以上に楽しめたと思います。
食事会にも同席してくれたBA7th準優勝の夜長アンジーさんとも話しましたが、普段ネット上での現実とも架空ともつかない人たちを、実在する人として認識するのはとても大切なことだと感じました。
こんな楽しくていい人たちと普段遊べているのだと思うと、デュエプレというゲームに対する愛着が一層深まった気がします。
特に、食事の席では酔いもあって、普段Twitter上ではわざわざしないような話もできたのは良い機会でした。
もちろん、私は特殊な立場の人間なので、知り合いが少ないという人ではまた違った感想を抱くこともあったと思います。(大会の待ち時間も長いですし)
それでも、対戦の時の明らかに”オンラインとは違う感じ”を察知することはできたのではないかと感じます。
チームなどに所属していないソロ勢の方でも、第一回大会に続いてリピート参加している方を見かけたので、そうした方たちにもオフラインの良さを感じてもらえたら何よりです。
余談にはなりますが、前回の大会には公式番組にも出演しているタカラトミーの松浦さんも会場に来ていて、お話しすることができました。
オフレコだからこそ言えるようなデュエプレの裏話も聴けたり…
今後も予定が合えばオフ大会には顔を出したいと仰っていたので、「ひょっとしたら松浦さんに会えるかも?」と思って赴いてみるのも一興かもしれません。
私も可能な限りのオフ大会には参加したいと思っているので、今後もぜひたくさんの方に参加していただいて、気軽に声をかけてもらえればと思います。
ちょっとした日記のつもりで書こうとしましたが、色々と書き連ねていく内にやっぱり長くなってしまいました。(これでも一部書きたい内容削っています)
ここまで読んで下さった方はありがとうございました。
また、当日お世話になった方や写真掲載の許可をいただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
またのオフラインをお楽しみに!
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