私はもう誰にも支配されていない

私は25歳まで母に支配されていました。
右を向けと言われて右を向き、
左を向けと言われたら左、言いなりでした。
母の支配下から抜け出そうとしたことが
ありますが、1人では何もできない気がして
不安だったことを覚えています。

母から解放されて自由になったのも
つかの間、
今度は嫁ぎ先の義両親から
貧乏人の娘あつかい、、、
早朝から寝る前まで炊事洗濯、掃除と、
こき使われました。
それでいてご飯はお替り禁止、
お刺身は一切れという過酷なものでした。
笑ってください。
私も笑いながら書いています。
今では笑い話です。
入浴は一番最後と決められ、
皆が出かけている昼間、
こっそり入浴することもできたのに
いいつけを守っていました。
支配されていたと言えます。


そして現在、
私は別のものに支配されていたことを
知ります。それは母や、義両親よりも長く
何十年間も私を支配していたのですから
驚きです。

過去記事に触れたことがありますが、
私たちは学校教育やメディアに
洗脳を受けています。

競い合うことや、
先生の言うことに従うこと、
皆と同じように右へならえ、
枠を外れないような教育を受けてきました。
魅力的な映像を見せられて、ヘアスタイルや
ファッション、流行なども扇動されて
いたのです。
今年は黄色が流行ってますね~、
と言って流行らせる。
そんな流れに乗せられていました。
労働者として消費者として生きる教育を
受けさせられ支配されていたのです。

しかし、時代は大きく変わりました。
個性が輝いています。
今は本もマンガも上手下手、
才能あるなしにかかわらず
出版社を通じなくてもネットで配信して
たくさんの人に読んでもらえます。
まったくの無名であっても
誰でも自由に人生を楽しめる時代です。
洗脳が解ける時代なのです。
完全に解けたわけではありませんが、
私はもう誰にも支配されていないです。

ところが、加速する時代の中にいても、
現状から抜け出せない人がいます。
自分の生き方に疑問を持っている人、
生きている意味が分からない人、
人生を変えたいと思っているなら
今の状況から抜け出さないと
絶対に変われません。
母の元を離れるとき、
義両親と別居するとき、
環境を大きく変えることに
不安や恐怖がありました。

何十年にもわたる支配から抜けるときは
勇気が必要です。孤独です。
古い自分との闘いがありました。

でも、思い切って抜け出したら
視野が広がります。

自由になれます。心が軽くなります。
あなたも自分らしく生きることができます。
好きな時に寝て、好きな時に起きて、
好きな時にどこへでも行けます。
外の声に惑わされることはもうないのです。
支配されていた過去はまぼろし、
どこにもありません。
私は今を生きることを選んだのです。

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