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佐々木蔵之介 今宵限りの錦秋 プレミアムステージ in名古屋 -其の弐-


2023年11月19日の名古屋観光ホテルで行われたお蔵さんのトークショーに参加してきました。

其の壱にも書き添えましたが、鳥頭なので、セリフっぽいところはニュアンスです。フィクションです。こういう感じだったよなという備忘録です。
そして、トークショーって何やってるの?って方が「へー」ってなる感じの備忘録です。というよりメモが許されない状況の書記による議事録かな?(は)

さて、ディナーを食べ、物理的に満たされた会場の皆々様に待つのは最高の満足…!ということで、トークショーの開幕です。

改めて出てきたお蔵さんはなんとなんと着物ルック!
グレー系に鮮やかな青羽織?を着用しており、参勤交代の時の青い羽織+着物の感じを思い出しました!
久しぶりの着物ルックはテン上げ必須ですわ。(目がハート)

「改めまして、佐々木蔵之介でございます。」古典芸能の口上のよう口ぶりで、話始めました。
落語をやるというわけにもいかず、朗読と講談を合わせた【朗談】を披露させて頂きます。

演目は『抜け雀』

https://rakugo.xyz/koten-vol113/

初心者でも分かる!あらすじ辞典

披露するにあたり、舞台を名古屋に変更して面白くやるとのこと。

抜け雀の演目は落語の古典的なお話のようで、調べてみると話自体が改変されていることはありません。
ただ、落語家ではないので、ちょいちょい現代的なツッコミが入ったりしました。ちょいちょい出てくる黒子に「おい!」と発破をかけたり、「今出てくるところでしょ!」などとツッコミをしつつ。コミカルに演じておられました。

コミカルな要素の担い手としては、劇中に登場する酒屋が、もはや安定と言ってもいい、佐々木酒造。
佐々木酒造がうるさいからって言って酒代だけでも貰ってきな!!とダシにされていたり、雀が朝になると衝立から出て…のくだりで驚く部分の驚き方が大層コミカルで、会場に笑いをもたらしておりました。

朗談全体はええ声で披露してくれて、安定の耳が心地よすぎ案件。これが幸せか。

抜け雀を描く絵師のシーンでは、実際に衝立と硯とスミが用意され、
「え?これ書かなあかんやん!?」と、焦った感じで、実際にスズメと鳥かごの絵を描いたりしちゃったり。

ところで、このスズメの絵のところ、舞台上でお客さんに見えないように書いて、それを180度回転させてお披露目したときの、

「あ、意外と普通に上手」

っていう、絵の感想に関する一体感感じましたよね???
みんなリアクションしようとしてたのに、思ってたのと違うクオリティで息を飲んだ感じというかww分かる人います??(必死)

そんなこんなで迫真?の30分の朗談も無事に終了し、笠井アナが登場するのです。

ここまでのポイント
・着物ルックでテンション上がるぅ⤴
・毎食後に酒を1升飲むというところに感じるシンパシー
・1升を飲むときの喉仏の動きが…(自粛)
・チュンチュンという鳴き声が可愛い
・黙祷!


さて、笠井アナ「お色直しでのつなぎ要員なんですよ。私が長く喋ってるから、蔵さんが出て来ないのではなく、蔵さんが長いんです。」などと、場を温めて下さり、これまでの蔵さんとのエピソードをお話して下さいました。また、お客さんへアンケート的に手を挙げさせて飽きさせない会話を展開していました。さすがプロです。(上から目線だな)

トークショー何回目?やゴジラ見た?、どこから来た?とかそういう系のやつです。やっぱトークショーの猛者たちそこそこ居るよね(お前が言うなよ)

二人の馴れ初めとしては、「僕の歩く道」、「県庁の星」あたりの制作発表とかで出会い、Team申の「狭き門より入れ」を見た。その後、「マクベス」などの舞台を見て楽屋挨拶などをしつつ、親交を深めたようです。飲み友でもあるとか。

飲み友エピソードとして、一緒に飲んでいても悪口とか仕事のグチとかそういうのが出ない。明るいお酒で、本当にいい意味で裏表がない、ほぼそのままな人と評していました。俳優さんとしては珍しいタイプなんですよ~って。

実際に友達なわけじゃないですし、一緒に仕事してるわけじゃないんで何ともですけど、少なくとも私が推してきた中で見えてきたお蔵さんの姿も、笠井さんやその他共演者が語ってくれた印象と合致する部分があります。

やっぱりお蔵さん好きになって良かったです。(しみじみ)

そんなこんなでお色直しが終了し、ブラウン系のダブルのスーツにお着替えしたお蔵さん登場。
ダブルのスーツを着る頻度多くなってきたね。と思いつつ、中々いい色味のスーツでした。カフェオレみたいな色味のスーツ。(言い方)

トークの内容も含めると長くなるのでここでいったん小休止。
どんな内容だったけね。(やば、忘却始まってるぞ!)

おまけ

朗談「抜け雀」でお蔵さんが描いた衝立の雀と鳥かご


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