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【無敵話す力塾】 

最終回

今日で、長い旅が終わりました。

『話す力』

根本的に得意ではないです。

元々、私は主語が抜けたり、頭の中で考えて、伝えたとおもってしまい

伝わりづらいと常々、実感していたので、

今回の塾はとても自己投資になりました。

やはり、まだまだ、自分に話す力が足らないと更に実感しましたが‥

塾の中で、

話すときのポイントとして、

【序・破・急】という、大事な事を教わりました。

これは、日本伝統芸能の「能」の基本理念だそうです。

更に、雅楽や浄瑠璃などの楽曲を構成する際に使われいるらしく、

連歌や俳諧では形式や原理を表すものとして使われています。

小説には構成をするときに

【起承転結】を使う傾向が強いらしいですが、

ハリウッド映画やアニメーション、漫画やCMなどを

作る際に主に使われていると言われています。

【序・破・急】を使う時は、明確にテーマを打ち出したい時などが

良いと言われています。

例えば、

●序…健康に悩みがある

●破…これはいかが?

●急…悩みがなくなりました!

CMなどをイメージしていただけると、より序破急が分かりやすいと思います。
破を経由することで、序と急が一転する、それにより破の凄さを伝えることができるらしいです。

もう少し詳しく言うと、


■序
作品の開始や導入部です。これは起承転結で言うと「起」の部分に当てはまるため、序で読者を引き込む必要があるということです。
物語であれば、簡単なストーリーや登場人物などの説明を済ませて、核となる出来事や事件を発生させておきます。また、CMなどではテーマ事実を示す部分となります。
 
■破
作品において展開や転換が起きる部分です。
序で引きこんだ読者を、破で面白くなりそうだと期待させ惹きつけます
起承転結の「承転」の部分に当たります。
「承と転」ではなく「承転」であることに注意が必要です。

まず起承転結よりも序破急の承転の方が、文量的に圧縮されていることが特徴です。
葛藤や挫折を織り込み、作品の中で決定的な部分に行き当たるまでにスピード感があるとなお良いでしょう。

承と転が持つ特徴をうまく組み合わせたものが破と言えます。

■急
作品の結末となる部分です。起承転結の「結」にあたります。
物語であれば、感動や爽快感、幸せな気持ちになれる、といった部分で読者に満足を与えることが必要です。
もし、これらが得られない作品となると「物語としては失敗」と言われています。

もちろん作品の構成が起承転結や序破急の形を100%取る必要がある、ということを伝えるわけではないとも思います。
こういった構成パターンがあることを認識して自分なりに活用していくのが良いといわれています。
物語には、因果関係が不可欠です。それを作品に埋め込む方法。

と説明されています。

これを読んで、今までのブログや記事、動画など、ただ伝えたいことだけだったな

と反省しかないことだらけでした。

そして、【序・破・急】と共に、

伝えることで必要なことを今回、常に頭に入れておくように

言われたこと。

★誰が

★誰に

★何を伝えて

★どうなってほしいか

今は、これを考え、【序・破・急】を使い構成するようにしています。

そんなことを考えていますが、

なんで人間は話す能力が作られたのだろうかと思いました。

言葉がなければ、人間はどうなっていたのか?

そんなことを考えてしまうくらい

話すことを考えてしまう塾でした。

今まで使っていた『話す』ということに

真剣に向き合う事ができた塾でした。

まだまだ、足りない倉田ですが、

また、話すことの 

長い旅が始まります。