僕ヤバ@2巻おまけ2考察

桜井のりお先生のつぶやき関連!!

本編のイメージ画像
染みこむ気持ちはおでんだしと具材にかけて。

こういうTwitter投稿のサービス盛り込んでくる先生はニクイですね。
しかしこれ、やけどしない?

(無音)

ちくわストローを黙って見つめる市川。
山田は気付いた瞬間に思わずおでんの汁を逆流

余談:
山田が座っているのは市川の自転車で、駐輪している場所はおまけ1とほぼ同じ位置。
おでんを買ってからわざわざ戻ってきた山田。
市川は教室を出る時間が遅いのだろうか。
Karte16を見る限りでは、すぐ近くにフェアリーマートがあるようだが……。

おでんのカップの形状はローソン・セブンあたりの形状。
まあ小ネタだけど。

コンビニにイートインあるだろ

自分の自転車に座っていることや帰宅の邪魔になることは完全にスルーする市川。
学校の方がマズイと心の声がする点から、山田がまた怒られる可能性を考えたやんわりとした注意だろう(Karte18)。

…… 部活って何曜日…?

突っ込まれることを避けたのか、話題を転換する山田。
情報処理部は水曜日と答える市川。

"ふぅん"という気のない返事なので、おそらくそこまで重要に思っていない山田。

おでんで一番何が好き?

だし

具じゃない。

予想外の返しに押される山田。
市川も"うるさいな"と思っていることから、ちょっと恥ずかしいのかも(Karte7,Karte28)。

じゃあ あげる

特に市川が徳を積んだわけではなく、また、市川の様子を伺う山田がいる。

この目は動揺する市川を見たかったと思われる。

じゃ…

急に足早に立ち去る市川。
これはもう、飲みたくて仕方ないので気が急いたのだろう。

なお、すぐに自転車に跨っている。

見えなくなったら飲もう

この時の山田の目は瞑られている。
勇気を振り絞る間がある。

と… 途中まで一緒に帰ろ

赤面、汗。俯きがちな山田。

チョコとミントの回よりささやかな内容なのだが、表情は全く異なる。
この辺りは自覚の違いと思われ、今回はKarte30後と見てよいのではなかろうか。

先生のこの切り抜きの大好きの位置から山田の表情の違いが見て取れて、非常に趣深いシーン。
特に、大好きの部分をおまけ2のこのシーンの横に重ねている点が。

飲めん!!!

驚くと同時に、山田のだしが飲めない市川が悔しそうなオチ。

嬉しそうな山田は目線が横で、照れくさそうな複雑な気持ちが見て取れるコマが2巻のラストを飾る。

おまけ

自転車を掴んでいるのは、手が引っ張る向きなので"一緒にゆっくり帰りたい"ということだと思われる。

おでんだしに目が眩んでいる市川なので、テキトーにチャリを走らせて帰ってしまいかねない。

余談:皮がおいしい食べ物

みっちゃん!

自転車を引く山田の指す美味しい皮が、何の皮かが明示されていません。
コンビニおでんの具に皮付きなものがあまり無いため、おでんでは無い?
(ちくわ、ウィンナー……皮……?)

予想される皮が美味しい食べ物の関連としては、上記の鮭や葡萄になるかとも思いますが……。

みんなは何派でしょうか。

まとめ

市川を待ち受ける山田。
最後のシーンからして、市川と一緒に帰りたくて声をかけようとしていたはず。

素直に帰したおまけ1の別れ際とは全く異なり、
勇気を振り絞る一コマから一気に詰め寄る山田。

自転車を掴んだ時の髪から、凄い勢いで来たことがわかる。

ここまで切羽詰まらせるまでに変わった山田。
Karte16では臆面もなく乗せてと言えていたのにね。

今回の考察は、以上です。
以下、感想。









感想

無言で山田を見つめる市川が可愛いと思う今日この頃。

山田の"一緒に帰ろ"の破壊力が抜群なおまけ。
今回は山田が徳を積んでますね。
ヤバいです。ヤバい。

おまけについて。
おまけ1のチョコとミントが半溶けのアイス、おまけ2がホットなおでんというあたりにもほんのり温度差を感じています。

特にKarte30で溶かされたチョコ。
おまけ1がアイスで溶けてないというあたりに、意味付けしたくなってしまう。
他意はないんでしょうけれど……つい考えすぎてしまいますね(笑)。

しかし、Karte16〜30にかけて山田は本当に変わりました。
少し仲の良い暇つぶしの相手から恋の対象に変わっていく様(私見ですよ)が、この2巻の醍醐味ではないでしょうか。

告白に期待を寄せるようなKarte16の山田から、友達のようなあいまいな関係を経て、自分の気持ちを隠すに至るKarte30の山田。

勇気を出して一緒に帰ろうと言う山田。
市川とより仲良くなろうと行動するように。
いやはや。

おでんを通じたこの話はとても心温まる内容で、
とてもぽかぽかしたのでした。

今回の報告は、以上です。

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