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なんて、おいしそうなリンゴ……🍎🍏🍎

 みんなのフォトギャラリーで見つけました。色鉛筆で描いたリンゴだそうです。 
 素敵ですね。
 こんな絵が描けたら、素敵な物語が生まれそうです。

 私は絵を描くのは好きでしたが、下手なのでだんだん描かなくなりました。
 文章を書くのが好きだったかというと、そうではなかったと思います。
 中学生のときに、納税の標語に入選したことがありましたが、それから20年ほどは何も書いたことがありません。
 30代半ばで失業中に、新聞に投稿した文章が掲載されて、びっくりしたのですが、そのあとで何度か作文が入選して賞金もいただいたので、気が大きくなって、小説を習いに行きました。
 自費出版で母が主人公の「かねさんのひだまり」を出版しました。
 スポンサーは母のはなしを面白がって聞いてくれた友人でした。
 友人は全身麻痺ではなすこと以外は全介助でしたが、在宅で生活していました。
「おかあさんの話しを書いてくれたら、毎日ヘルパーさんに読んでもらえるから書いて、出版費用は私が出してあげる」というのです。
 母も乗り気で「おれは面白い」といいました。

 小説の先生は、母の小学校の同級生で、私の高校の先輩でした。
 先生は「ここにいるのは小説が書きたい人の集まりで職歴も学歴も関係ありません、名前も本名でもペンネームでも構いませんよ」といっていました。
 本が出るときはちゃんと出版祝賀会も開いてくれました。
 作家になった気分で幸せな気分になれました。
 母も友人も喜んでくれました。
 いまは、母も友人も先生も天国に行ってしまいましたが、いまも児童文学を書いています。
 2冊目の本が出せるように頑張ります。
 お金はないので、文学賞に入選してデビューできるように頑張りますからね。

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