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『松本行史 家具展』より食器棚。

2015.10.31.     

こんにちは。
日が落ちるのが早くなりましたね。
土曜日の問屋町も夕暮れと共に人通りが落ち着いてきました。
さて、明日までとなりました松本行史さんの個展。
今日は食器棚をご紹介します。


モダンだけど、どこか懐かしさも感じるデザインの食器棚。
幅900×奥行400×高さ1500㎜

棚は固定棚ですが、上の段にはコップや湯呑み、中段には奥に段違いに棚が仕込んでありますので手前に、お皿や鉢、奥にカップやご飯茶碗などを収納しやすくなってます。


上部の引き戸は硝子、下部の引き戸は木になってますが、これも凝った意匠になってます。
一枚の板を削りだして模様が出来ているのではなく、細く仕上げたカマボコ面の板を差し込んで組んであります。
また、指をかける部分は傷が付きやすいので、ブラックウォールナットが使われています。


四つ足になっている意匠もかわいらしいです。
通常の食器棚だと、框組になっていて掃除が大変ですが、これだと掃除機やその他の掃除用具でも簡単に床掃除が出来ますね。

こちらは横型引き戸棚。今回の新作です。
幅1400×奥行400×高さ900㎜
四つ足ではなくシンプルな板足で仕上げてあります。
床からの上がり寸法が低いように感じますが、ルンバはちゃんと入るそうです。


こちらも棚は固定式。
お気に入りのうつわを見せる収納でしまってください。

松本さんの家具はどれも背板まで無垢材で作られてます。
間仕切りのようにお使いいただいた時に、裏から見ても綺麗です。
どれも、国産のクルミ材を使用し、槍鉋で削り、拭き漆で仕上げてある
松本行史さんの家具。
お使いになる空間にあわせてあつらえます。
明日はいよいよ最終日です。
午後18時に閉会し、当日中に家具は搬出いたします。
お見逃しのございませんように。
あすも、みなさまのお越しをお待ちしております!