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何のために

何のために働くのか考えてみた話

自分ではなく人が基準

フルタイムで働いてたころ
身を削ってたころ
自分を突き動かしていたのは
人の役にたっている
自分であるかどうかということ

つまりは
自分が必要とされる存在であるか

必要とされていたい
そこに自分の存在場所が
あるって思ってた

みんなが
誰かが
わたしのことを
認めてくれる
頼りにしてくれる
必要としてくれる

結局のところ
自分がではなく
人が

だからいつも
満たされない
こんなに自分は
がんばってるのに
何で気がつかないの?
何で認めてくれないの?
何で動いていかないの?

いつも飢餓状態

好きなことを仕事にするということ

自分がやりたい
そこからスタートしよう

自分がどうなっていたいのか
具体的にイメージしてみると
どう動くが見えてくる

自分がしたいんだから
自分が動かなくては

動くことでつながっていく
動くことで広がっていく
ぜんぶ自分から

どうなっても
それは自分がやりたかったんだから
自分で受けとめる

この歳になっても

いくつになっても
初めてのことはドキドキ

知らないこと
わからないこと
慣れてないこと
戸惑うこと

そこには
人の役にたちたいとか
そんなものは存在しない

ただ目の前の
初めてのことに
向き合って

試行錯誤して
悩んで
落ちこんで

でも
これは自分がやりたいこと

私には魔法のことばがあった

数々の浪費
働いた分
服や靴、バッグ、アクセサリーに消えていった

それはこの言葉で正当化された

そのために働いてるんだから

そうだった
またがんばろっ

これもある意味
働く原動力にはなってたのね

でも
いくら買っても満足できなかった

人によく見られたい
すてきなモノを持ってる人って
思われたい

やっぱりそこには
自分がどうかは なかった

魔法は消えたけど

今はまだ
収入もわずかにしかならないから
前みたいに
いいなと思ったものが
すぐには買えない

お金にたいする
漠然とした不安もある

私にはもう
魔法のことばは使えない

でもそのかわり
今あるモノを
ていねいに使おうと
思うようになった

自分が着たい
自分が履きたい
自分が持っていたい
そういうモノだけにして
ていねいに使う

新しいモノはないけど
自分が気持ちいい
それがいちばん

何のために働くか
今は自分のために働いてます

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