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とっておきの味が、地元素材で。

おはようございます。

先週のことですが、とあるお店のオーナーさんからショートケーキをいただきました。

かわいい苺のショート。定番ですが、それだけに「いつでも買える」的な安心感があり、普段はあまり選ばないケーキです。

でも、オーナーさんいわく「この時期のいちごはとてもおいしい!」とのこと。遠慮なく自宅に帰っていただきました。おいしかった!

苺へのこだわりもたっぷりうかがったのですが、最近は「地元の果物」や「地元の野菜」を素材として積極的に使うということが、もはや当たり前になってきていますね。

私たち「食べる側」にとってもそれはとても歓迎すべきこと。経済を回す、とか、雇用を増やす、といった側面もあるのですが、何より「近いところで頑張っている農家さんや作り手を、身近に感じることができる」というのが、食べるうえで、また料理を作るうえでとても大切なことになっているからだと思います。

とっておきの日にいただくショートケーキの苺が、隣の町の農家さんによって大切に育てられていると知るだけでも、「地域」を見る目がかなり変わってきますよね。毎日のごはんの中で、1つだけでも「身近な場所で育った食材」を意識してみると楽しいかもしれません。

ケーキといえば、私の思い出のケーキは実家の近くにあった昔ながらのケーキ屋さんのブルーベリータルト。丸いタルトで、表面に紫色の宝石みたいなブルーベリーが隙間なく並んでいて、それはもうキラキラして素敵だったのです。お正月に親戚が集まったとき、ちょうど1月2日が母の誕生日ということもあって、そのケーキ屋さんでたくさんケーキを買ってお祝いする、というのが毎年恒例でした。

今思うとあのブルーベリー、缶詰だったのかなあ…。ひたすら甘かった記憶があります。いま食べると、きっと「…?」という感じなのかもしれませんが、ああいう昔の味って舌が覚えていますね。久しぶりに食べてみたくなりました。



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