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「おいしい珈琲、おいしいうつわ」イベントレポート

おはようございます。

1月31日(木)~2月2日(土)の3日間開催したイベント「おいしい珈琲、おいしいうつわ」、おかげさまで無事に終了いたしました。

期間中お越しくださった皆さま、開催にご協力くださった作り手の皆さま、ありがとうございました。

かいつまんで、当日のレポートを。

1日目は平日ということもあってのんびりかな、なんて構えていたのですが、HakuSenさんのパンと焼き菓子を買いに、時間前から多くの方がいらっしゃいました。

すべての方に行き渡らず申し訳ございませんでした。

14時過ぎからは人もぽつぽつ、という感じで、皆さんゆっくりとコーヒーやうつわを選んでおられました。

初日に来られたお客さま。いつも「朝ガリガリ珈琲と朝ごはんの会」で陣頭指揮を執ってくださる門脇さんです。

コートを羽織ってこられたのですが、「今日は、このイベントにぴったりの服を着てきたんですよ~」と、見せてくださったのがこちら。

な、なんとコーヒーカップ柄!思わず「…どこに売ってるんですかそれ」と聞いてしまいましたが、さすが門脇さん、見事に着こなしていらっしゃいました。コーヒーライフ、楽しんでるなあ…。

来年度からの「朝ガリガリ珈琲と朝ごはんの会」の計画もいろいろお話しました…楽しみです!

2日目は、松江・出雲・江津のおいしいお菓子がそろいました。

松江市の「Vert.」さん、コーヒーに合うもの、ということで、コーヒーフィナンシェやチョコトリュフが丸ごと入ったケーキなど、おいしいお菓子を作ってくださいました。「行ってみたいけどまだ行けてないんです」とおっしゃっていた方も。ぜひ、一度足をお運びください。素敵なお店です!

出雲市斐川町の「焼き菓子工房徒歩」さん。

数種類のクッキーが入ったアソートが人気でした。

おいしいクッキーを食べながらのコーヒータイム、きっととても豊かな時間になったことでしょう。午後からは徒歩さんご本人も遊びに来てくださり、お客さまの反応などをお話させていただきました。

江津市の「風のえんがわ」さんからは、地元素材をたっぷり使ったタルトとクッキーボックス。えごまの葉が入ったタルト、ユニークだけど、食材のことを知り尽くしたオーナーさんならではの発想だと思います。遠方からイベントの成功をお祈りしてます、とご連絡もいただきました。ありがとうございました!

多くの方にコーヒーとお菓子の時間を楽しんでいただくため、個数制限を設けさせていただきました。皆さま、ご協力いただき本当にありがとうございました。それでも午後にはお菓子も完売し、午後からは皆さん、コーヒーとうつわを堪能してくださっていました。

そして最終日。お菓子もパンもありませんが、うつわ羊さんが空いたスペースにたくさんのうつわを並べてくださり、ますますわくわくする展示になりました!

数店舗から追加をお願いして、新たに並べたコーヒーも、午後にはかなり品薄になってご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。

「シマシマしまね」に来てくださるお客さまもたくさんお見えになり、久しぶりの顔もたくさん!とても嬉しかったです。パンフレットもお配りするものがなくなってしまい、テーブルに貼り付けていたものを皆さんカメラで撮影してくださっていました。ありがとうございました!

すべてのお客さまに、というわけにはいきませんでしたが、試飲のコーヒーもご用意しました。スタッフも「こんなにコーヒーを淹れたのは初めて」というくらい、たくさん沸かしてたくさん淹れました。飲んでくださった方が「おいしいね」とおっしゃってくださり、こちらも嬉しかったです。ありがとうございました。

ちなみに、試飲のカップはうつわ羊さんにお借りした、阿部春弥さんのもの。実際に使ってみて分かる心地よい形です。「このカップはどの作家さんですか?」とご質問をいただくことも本当に多かったです。

そして、感謝しなければいけないのが会場をご提供いただき、ともにイベントの準備を進めてくださったうつわ羊さんです。

「1月はお店をお休みするから、何かイベントをされませんか」とお声がけをいただいてから、どんなイベントにしようかと本当に悩み、いろいろ考えました。どれもしっくりこなくて、相談してはボツになり…というのを何度も何度も繰り返し、ようやく形になったのが「うつわとコーヒー」というコンセプトです。

羊さんは「うつわは全部片づけるから、関係なく好きなように企画してください」とおっしゃっていたのですが、やっぱり羊さんでイベントをするなら、うつわを見てもらいたい。そして、イベント終了後も羊さんに通ってもらいたい、という気持ちが強かったので、コーヒーに合ううつわをリクエストさせていただきました。

前日から当日まで、一緒にわくわくしながら見守ってくださっていた羊さん。張り切り過ぎて、初日の時点で「…こんなに素敵にしてくださってねえ、いいイベントだったね」と、もう終わったみたいな口調で話しておられて、「まだですよ!まだ2日あります」と笑ったり。2日目の朝は「ちょっと張り切り過ぎて疲れたから、今日はトーンダウンする」とおっしゃっていましたが、うつわを求めるお客さまのリクエストに応じて、説明されたりラッピングされたりと、とても慌ただしく、3日目は本当にお疲れだったのでは、と思います。

それでも、「今まで名前は知ってたけど来たことがなかった」という方や、「こんな場所にこんな素敵なお店があるなんて!」と喜んでくださった方など、多くの方にうつわをご覧いただき、本当に気に入ったものをお買い上げいただく、という場面を目の当たりにするたびに、「ここでやってよかったな」としみじみ感じていました。

島根のものだけを販売している私たちシマシマしまねと、島根以外の全国各地のうつわをセレクトされている羊さん。ちょっと変わった取り合わせですが、「暮らしを豊かに」「生活に楽しみや彩りを」というコンセプトは共通していて、その芯の部分でご一緒できたことも、本当に嬉しかったです。


企画が定まるまでは悩んで悩んで、もうやめちゃおっか、と思ったりもしたけれど、コンセプトが定まって一歩を踏み出してしまえば、どんどんアイデアも生まれる…というのは過去の主催イベントで何度となく経験したことですが、久しぶりの感触でした。

「仕入れて売る」という行為の中にもいろいろな種類があると思いますが、私たちの場合「きちんと説明して、良さを理解していただいた方へ”お渡しする”」という気持ちで販売をさせていただいています。イベントという華やかなイメージの場所であってもそれは同じで、なるべく皆さんに、じっくり見ていただき、最終的に「島根っていいね」と感じてもらうことが目標。そういう意味では、今回のイベントにもたくさんの課題や反省があり、次はどうしようか、とすでにスタッフ間でいろいろと話し合っています。

3日間の期間中、はたひよどりの山の中ではお会いすることの叶わない方と、イベントを通して交流させていただいたこと、とても刺激的で、勉強にもなりました。また、いつも施設に来てくださる方が松江にも足をお運びくださり、「春を楽しみにしています」とお声がけいただき、頑張らなくては!という気持ちにもなりました。

あらためて、お越しくださった皆さま、作り手の皆さま、そしてうつわ羊さんに、感謝の気持ちを伝えたいと思います。

ありがとうございました。

シマシマしまねは、春までお休みとなります。来年度に向けて、どんな企画を立てるか、自分たちもいっぱいインプットして4月に備えたいと思っています。どうぞお楽しみに。

うつわ羊さんは、2月7日よりオープンされますので、こちらもどうぞ足をお運びくださいね。


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