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地域を見る目を変える、という地域づくり。

おはようございます。

昨日は斐川の荘原コミュニティセンターで、とある打ち合わせに参加してきました。

5月に開催される「斐川きれいマルシェ」のスタッフの皆さんとの打ち合わせです。こちらのイベント、荘原をもっと元気に、にぎわいを取り戻そうという目的で5年前から開催されていて、くらしアトリエがチラシなどのデザインを担当させていただいています。

昨日はスタッフの方が手作りされたお菓子と、おいしいコーヒーをいただきながら、地域のこと、子育てのこと、未来のこと…いろんな話をさせていただきました。

こういう心遣いがさらっとできるの、すごく尊敬します…。うつわは地元の出西窯のもの。素敵です。

お花も飾ってくださっていました!お花が入っているビンは「地元を愛する集い」でプレゼントしたもの。大事に使ってくださっていて嬉しい…。

打ち合わせというかお話の内容は、地域の未来について。

くらしアトリエは「地域づくり」にかかわる活動をしているのですが、いわゆる「地域おこし」とはちょっと違います。「地域を変える」ことはできない(それは別の役割を持った人に任せればよい)けれど、「地域を見る目を変える」ことならできるんじゃないか。それが私たちなりの地域貢献になるんじゃないか。

すなわち、地域についての価値観や意識を変えること。今まで「つまらない」「田舎」としか見ていなかった土地を「子どもを自然の中で育てられる」「季節を感じながら生活できる」と前向きにとらえることができれば、そこで暮らすことが楽しくなり、その思いが重なり、広がっていくことで、結果的にその地域が魅力的になる。そういう考え方です。

データ化できているわけではないし、あくまでも自分たちの中での肌感覚なのですが、「いいところだよね」と言いながら子育てをしているほうが、「こんな田舎で…」と後ろ向きに考えて子育てをするよりも、暮らしそのものを満喫できていると思うし、子どもも大人の思いをきちんと受け継いでいるように思います。不便だけど、それを補って余りある魅力が、島根にはあると思うのです。

昨日お会いした方々は、皆さん斐川での生活を楽しんで、かつ誇りに思っていらっしゃいました。そんな中でも、もっと地域を元気に、と考えておられて、素晴らしいなと思います。また、そういった皆さんとかかわりを持つことができて光栄だな、とも。

実りある時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました!

「斐川きれいマルシェ」については、詳細が定まり次第、またお知らせいたします!お楽しみに。




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