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「シマシマ編集室」第2回取材記事をご紹介します。

今日の「時々コラム」は、2回目となりました「シマシマ編集室」のインタビュー記事のご紹介です。

「シマシマ編集室」とは、「各地にいらっしゃる素敵な方たちに直接お話をうかがい、そこから感じたこと・伝えたいことを自分の言葉で記事にする」というプロジェクトです。前回と同じおふたりと美郷町まで出かけ、インタビューを行い、それぞれ記事を書いていただきました。

今回の取材先は、美郷町で「花とミツバチの里プロジェクト」を行っている面白さん・岸さんのおふたりです。当日、はちみつ入りの小松菜スムージーを作ってくださり(おいしかった!おやつのお団子と一緒に頂きながらお話を聞きました)、用意していただいたプレゼン資料を拝見しながら、美郷町の現状・地域課題から、未来への展望まで、ていねいに説明してくださいました。

面白さんとシマシマしまねの出会いは今から数年前、「さあこれから島根のいいものを集めるぞ!」と血気盛んに動いていたころ。まだ施設はできていなかったのですが、各所にアンテナを張り巡らせ、おいしいものはないか?と動き回っていた時のことでした。

とあるイベントでおとなしい感じの男性がはちみつを販売されていて、頂いたパンフレットがすごくかわいくて。はちみつを買わせていただき、食べたらこれがすごくおいしい!すっきりとした甘さで、後味が良く、「あ~これでハニートースト食べたい!」と思うようなはちみつでした。

書いてあった連絡先に電話をして、「すごくおいしかった!取り扱わせてください!」とお話をして、「シマシマしまね」のおひろめの会場に置かせていただくことになりました。納品の時も、面白さんはひたすら寡黙で、正直「…なんでこの人が地域おこし協力隊を、養蜂をやってるんだろう…」と疑問に思ったほどです。

でも今回取材の機会をいただき、面白さん・岸さんの地域への思いをうかがって、美郷という土地で養蜂を営むということの価値をしっかり見出しておられること、そこには「便利・不便」とか「都会・田舎」というものさしは存在していないんだ、ということが分かって、すごく誇らしい気持ちになりました。

そんなおふたりのお話を、ライターのおふたりがしっかりと受け止め、自分なりにまとめて文章にしてくださっています。1回目の取材の際は、「まとめる」というところで苦労されていたおふたりですが、今回はスムーズに文章化してくださって、ほぼ修正するところもなく、共感しながら読ませていただきました。

おひとりめは、長岡さん。「仕事のやりがいってなんだろう」という切り口から、面白さんたちの活動を読み解いてくださっています。


おふたりめは、毎熊さん。美郷の美しい風景や里山の在り方を、面白さんたちの活動とからめて綴ってくださっています。

聞いたことをまとめる力はもちろん、「何を聞くか」も取材のかなり大きなポイントです。今回は2回目ということで、質問の内容もより具体的になっていて、「書きたいことを聞く」という技術(と言っていいか分かりませんが)、いわば「質問力」がすごく成長している!と思いました。

おふたりとも、本当にありがとうございました!

今このコラムを読んでくださっている皆さんも、「シマシマ編集室」に参加してみませんか?いろいろな方との出会いを通して視野も広がり、自分が住んでいる土地への興味・関心のベクトルも、確実に変わってくると思います。島根にこんな人がいるんだ、こういう気持ちで頑張ってるんだ、と気づくだけでも、目の前の風景が変わりますよ。

今後もいろんな方にインタビューを行う予定ですので、どうぞお気軽にお申し込みください。毎回でなくても、ご都合のつく時のみご参加いただければOKです。お待ちしています!


サポートありがとうございます。とてもとても励みになります。 島根を中心としたNPO活動に活用させていただきます。島根での暮らしが、楽しく豊かなものになりますように。