シマシマ編集室表紙

「シマシマ編集室」第1回取材記事をご紹介します。

今日の「時々、コラム」は、先月行われた「シマシマ編集室」のインタビュー記事のご紹介です。

「シマシマ編集室」というのは、「各地にいらっしゃる素敵な方たちに直接お話をうかがい、そこから感じたこと・伝えたいことを自分の言葉で記事にする」というもの。今回、ライターとして立候補してくだった方の中から、取材日当日ご都合が良かったおふたりに、それぞれ記事を書いていただきました。

インタビューしたのは、松江市八雲町でイノシシ肉の加工品開発を手掛ける「合同会社弐百円」の森脇香奈江さん。信じた道に向かってまい進する、素敵な女性です。松江市の地域おこし協力隊のメンバーだった森脇さんにお会いしたのはもう何年も前ですが、そこから折に触れて活動に注目していて、今回のインタビューとなりました。

編集室では、

・取材する(話を聞く、質問する)

・内容をまとめる

・自分の言葉で記事にする

という体験をしていただきましたが、あらためて「書く人によって文章は全然違うものになる」というのを見せていただきました。同じ人から同じ話を聞いていても、どちらがどう、ということではなく、ライターその人の考え方や今置かれている環境…すなわちバックグラウンドによって「グッとくる」ポイントがそれぞれ異なり、結論も異なるものになるのだ、というのがリアルに伝わってきて面白いのです。

長い間文章に格闘していただき、大変だったと思いますが、長岡さん・毎熊さんのおふたりには本当に頑張っていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

皆さんもぜひ、ご一読ください。島根という土地の持つ課題、そこに立ち向かう女性の思い…とても刺激になります。

記事はこちらからご覧いただけます。

長岡さん …心の中にある謎の焦燥感(分かる気がする!)と向き合うために、今回参加してくださった女性です。地域づくりとはまったく異なる分野のお仕事をされていることもあり、新鮮な驚きが伝わってくる文章です。きちんとわが身に落とし込んでまとめておられて、とても伝わりやすい記事になりました。


毎熊さん …九州生まれの毎熊さん。今までたくさんの経験をされていて、私たちなんかよりずっとずっと濃い人生を送ってこられていることもあり、取材時から「知りたい!」「ひと言も聞き漏らすまい!」という欲求の強さを感じました。文章からもその知識欲の強さがあふれ出ている気がします。現在はNPOのスタッフとしても活動されていることもあり、独自の視点からまとめていらっしゃいました。

今このコラムを読んでくださっている皆さんも、「シマシマ編集室」に参加してみませんか?いろいろな方との出会いを通して、今までとはちょっと違う視点でものを考えるようになると思います。

また、「記事にして伝える」ことの難しさは例えばSNSで発信する場合でも同じで、自分の文章を振り返るきっかけにもなり得ると思います。今後もいろんな方にインタビューを行う予定ですので、どうぞお気軽にお申し込みください。毎回でなくても、ご都合のつく時のみご参加いただければOKです。

各地で頑張る素敵な方たちとの出会いを通して、地域を考え、暮らしを考える幅を広げませんか?お待ちしています!


サポートありがとうございます。とてもとても励みになります。 島根を中心としたNPO活動に活用させていただきます。島根での暮らしが、楽しく豊かなものになりますように。