読書をはじめよう!DOORさんと学ぶ、本の世界
昨年も好評だった、松江市の「DOOR Bookstore」オーナー・高橋香苗さんを迎えてのワークショップ。
今回のテーマは、じゃーん!「読書」です!
本が大好きで毎日読む、という人もいれば、最後に読んだのはいつだったか…という方もいらっしゃると思います。どんな方でも参加しやすい、興味を持ちやすい会にしたいね、と高橋さんとお話をして、3回シリーズで開催することになりました。
第1回は「入口」編。
それぞれがおすすめの本やきっかけをもらった本を持ち寄り、高橋さんのお話とともに、「本っておもしろい!」という根本的なわくわく感を見つけよう、というワークショップです。
読書のワークショップを企画した時、ひとつの懸念がありました。
もともと本が好きな人は、本を読む習慣がない人にも「読んでほしい!絶対おもしろいから!」と思うのですが、興味がない人にとって、「本を読め」と言われても響かないし、むしろ引かれるんじゃないか、というものです。
でも、やっぱり本を読むことは人生を豊かにしてくれるはずだから、読書をしてもらいたい!
じゃあ、本を読んでいない人に本を好きになってもらうにはどうしたらいいのか?
あるいは、本をもっと好きになるには何が必要か?
そんなお話をしていた時、高橋さんが
「やっぱり、ジャンルを問わず、本を読んで世界が変わった!とか、分からないことが分かった!という経験こそが、本に興味を持つ第一歩ですよね。その体験を味わったり、楽しさを聞いたりすることがひとつのきっかけになるんじゃないかな。」
「人間の中には知りたい、分からないことを分かりたいっていう欲求がある。そして、人は誰かに自分の思いをアウトプットしたいってどこかで思ってるし、まじめに語り合いたいっていう気持ちも持っているはずだと思う。」
とおっしゃって、ああ確かにそうだ、と思ったのです。
「本を読んで世界が変わった!」という実体験が一番の近道だけど、それがない人も、近くにいる人が嬉々として楽しさを話してくれたら、読んでみようかな、と思ってくれるのかもしれない。
知りたい、分かりたい、分かったことを語りたい、という欲求どうしが交わるような場所になったらいいんじゃないか。
なので第1回目のワークショップでは、
「読んで世界が変わった本」に出会えている人はその本を。
まだ出会えていないけど本は好き、という方は、自分が一番好きな本を、それぞれお持ちください。
興味がなくて本も読まないなあ…という方は、手ぶらでぜひ、皆さんのお話を聞きに来てください。
もちろん、本のジャンルは問いません。お料理本、小説、ビジネス書、詩集、なんでもOK。だって、本の世界は自由だし、好みのジャンルも人それぞれ、読み方も人それぞれだから。
皆さんからいろいろな本のお話をうかがえることが、今から楽しみです。
募集要項は ↓下記のとおりです。
日時: 5月18日(金)10:00~12:00ごろ(予定)
会場: シマシマしまね(島根県雲南市大東町畑鵯733)
講師: 松江市「DOOR Bookstore」オーナー 高橋香苗さん
参加費:1800円(お茶、お菓子込み)
持参するもの:筆記用具、おすすめの本1冊(なければOK)
参加申し込みはこちらからどうぞ →メールフォーム
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