年齢は、ただの数字。

くらしアトリエを立ち上げてから12年が経ちました。

「シマシマしまね」にお越しいただいた方に質問されてそう答えると、「そんなに長くやってるんですか?」とびっくりされることもあります。

12年って長いですよね~。干支が一回りするくらいですものね。

当然12歳をとったわけですが、NPOとして比較的自由に仕事や活動をさせてもらっていると、「年齢」というものがほぼ、意味を持たないということをつくづく感じます。

まだ独身の頃(20代前半)に、一緒に勤めていた30代の上司の方から「いいなあ、20代なんて、何でもできるじゃん。」と言われたことがあります。

当時の自分はその言葉をそのまま受け取り、「そうか、20代は何でもできるのか、30代になったらいろんなことができなくなるんだ」と考えていました。

結婚して引っ越しをして、知らない土地に来て、自分の可能性がぎゅっと縮まった気もしたし、子どもを産んでからは「ああ、これでお母さんとして暮らしていくんだなあ」と考えた時もありました。

でもそこからいろいろ思うところがあり、子どもを預けて学校に通ったり資格を取ったり、その資格で仕事についたりして、「なんだ、30代だって何でもできるじゃん」と自分で自分に驚いたんです。年齢で自分を縛っていたことの無意味さ、みたいなものにも気づいて、景色が変わって見えたのを覚えています。

それからくらしアトリエをメンバーと立ち上げ、仕事で出会った人、商品を仕入れさせていただいている人、お客さまなどなど、みんなそれぞれ違う人で、個性があっておもしろいけれど、そこに「〇歳だから」とか「〇歳にしては」という要素は感じません。年齢って、楽しく生きていればまったく意味のないものじゃないでしょうか。

年齢や、歳をとることを気にするのは、自分が若くありたい、という意識の表れであり、それは「若くなければ認められない」「若いことにこそ価値がある」という考えに基づくもの。それは本当にナンセンス!だと思うのです。


若さにしがみつくよりも、未来を見据えていまを楽しく、いきいきと暮らしたほうが絶対にいいし、やりたことがあるなら「もう年だから」とか「いい年をして」なんて言葉はどっかに放っておいて、一度一歩を踏み出してみたらいいんじゃないかと思います。

応援してくれる人は必ずいるし、自分が自信をもって生きていくことが、その地域を明るくするひとつのきっかけにもなる。自分の生き方がまわり回って住んでいる土地を明るくするなんて、素晴らしいと思いませんか?

アラサーとかアラフォーとか言っておもしろがったり自虐に走ったりするのは日本くらい。それよりも、「自分らしく生きる」ことにもっと真剣になったほうが絶対に楽しいし、後悔しない生き方につながるはず。

一定の目安として年齢を数えることはいいとしても(お祝いとかは大歓迎!)ただ数字に振り回されるなんて人生もったいないですから。

今は、島根=超高齢県=年金、高齢者、介護、なんか暗い未来…みたいなイメージがありますが、年齢を気にせず生き生きとした人が増えたら、「超高齢県=素敵に歳を重ねた人がいっぱいいる県」として島根が認識され、ワクワクする未来につながるのではないかなと思います。

そういう人がどんどん増えて、みんなで年齢に対するイメージをアップデートしていけたらいいなと思っています

「この年で…」と悩んだらぜひ、「年齢はただの数字」と唱えて、あなたらしい新しい一歩を踏み出してみてください。



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