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スタートして半年経った社内勉強会を振り返る

こんにちは。エンジニアの佐々木(@ryosukes)です。

クラシコムでは毎月最終金曜日に、Monthly Hyggeという名のエンジニア向け勉強会を開いています。

今年の2月にスタートし、8月の回でちょうど半年が経ちました。キリが良いタイミングだと思うので、この半年でどう運用したか、どんな発表内容になっているか、エンジニア以外のゲストスピーカーを招待したときの話をご紹介します。

目次
1. 運用について
2. 発表内容について
3. ゲストスピーカーを招待
4. これから

1. 運用について

スタート時点、クラシコムにいるエンジニアの数は4人。

この人数であればガチガチなルールは不要だろうということで、とても自由度の高い勉強会として運用を始めました。

その後、徐々に参加者が増えてはいますが、爆発的に増えたわけではないためその自由度の高さは変わっていません。

今現在どんな運用スタイルになっているかというと

・基本的に毎月最終金曜の業務終了後の開催であり、任意参加(だけど欠席者はほぼ0)
・発表内容は自由
・発表方法も自由
・特に時間制限はない
・お酒・食べ物の差し入れ・持ち込み自由
・ある程度お酒・食べ物の購入に会社側からサポートあり(ほぼお寿司で消える)

スタート当初と比べて大きく変更があったのは、発表方法を自由にしたところです。

これは、普段の業務をしながら発表資料を用意するのが大変という理由から、ホワイトボードだけで発表するのも良いし、まったく別の方法をとっても良いよね、という話になり自由となりました。

毎回遅くまで勉強会が盛り上がってしまうので、お開きの時間を設けてみようかと一度話題に挙げてみました。が、設けたところで結局みんな遅くまでわいわい盛り上がり意味がなかったので時間制限はなしということに。(そして30代のエンジニアは近くの良い感じのバーに流れるのが定番に)

2. 発表内容について

エンジニアの勉強会のため、基本的にはLaravelやAngularなどの技術的な話、デザインの話、チームの話と、開発全般に関する内容が多いです。

つまり発表内容としては他のエンジニアの勉強会で挙げられるようなテーマと大きく違ってくることはないのですが、Monthly Hyggeの特徴として一つ挙げられることがあります。それは、一方通行で終わる発表形式ではないということです。

もちろん各々資料を用意していることが多いので、発表者から話を始めることにはなります。

しかし発表後、お酒が入っていることもあってか、発表内容を元にどんどん話が膨らみます。20〜30分ほどディスカッションするように話すことがザラです。

例えば、先日Kubernetesの話を僕がしたとき。

「本番環境でいきなりKubernetes試すのはちょっと怖いよね」
「試せる環境があるといいよね」
「スモールスタートで始めるなら社内のシステムの一部で使い始めるのはいいんじゃないか」
「今だと業務時間中にやるのは厳しいかもしれないけど、そういう時間をとっていってみようか」

という具合に、どうやって実践で投入していくか・試していくかといった話を参加者全員で行うこともあります。これがとても楽しく、大きな特徴となっています。

少数メンバーかつ社内で行っているからできることなのかもしれませんが、LTとパネルディスカッションが組み合わさっているような、他ではなかなか見られない勉強会になっているのではないかなと感じます。

3. ゲストスピーカーを招待

いつも同じメンバーだと、ネタに困ることもあれば飽きがきます。楽しめているかどうかということも、勉強会の大事な側面です。

そこで、8月には弊社代表である青木をゲストとして招待しました。招待した理由としては、メンバーが代表に聞いてみたいことがたくさんあるよねというところから。

今回、発表された内容は「クラシコムのお金の話」でした。

損益計算書・貸借対照表などの簡単な図をホワイトボードに書いてもらい、そこからどのようにお金が出入りし運用されているのか、商品の在庫はどう関わってくるのかといった話をしていただきました。

詳しくはここには書けないのですが、ロジックが非常に良くできており、エンジニアから見てもなるほどと唸る内容で刺激的でした。

4. これから

これまで同様、自由度の高い運用をしつつも、他社様のエンジニアなどもゲストスピーカーとして招待したり、合同で勉強会等できればなと考えています。

毎回テーマも自由なので、たまにはテーマで縛った開催も面白いかなと企画中です。

「Monthly Hyggeに参加してみたい!」というエンジニアの方、いらっしゃいましたらご連絡いただければと思います。合同勉強会やってみたいというチームもいたらぜひ!