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【突撃!隣のエンジニア #1】 楽しめなかった人も楽しめるように

こんにちは、エンジニアの木村です。
クラシコムでは月に1度、もくもく会を開催しています。もくもく会参加者の中には自分でサービスを開発している人もいます。

本企画では「突撃!隣のエンジニア」と題し、サービス開発者にフォーカスした内容にしていきたいと思っております。

今回はもくもく会2回目の参加となる、塚原 清文さんにお話を伺いました。

卓球大会の申し込みは大変

クラシコム 木村:(以下、木村)
もくもく会に参加いただき、ありがとうございます。もくもく会参加者のみなさんがどんなサービスを作っているのか気になってまして。塚原さんはどんなサービスを作っていますか?

塚原 清文さん:(以下、塚原)
卓球大会の運営サポートサービス「p4match」を開発、運営しています

卓球大会は書類(ハガキ)での申し込みが多く、参加費用などは当日現金での決済が多い現状があります。参加者が書類を書く手間だけではなく、運営側も誰が参加したのか?ちゃんとお金は払ったのか?を特定するのが大変なんです。

「p4match」は大会日程や開催場所、ルール閲覧でき、Web上で申し込み、出欠確認、決済、試合結果の入力などができるようになっています。参加者と運営側が少しでも楽になるように開発しました。実は今日も2つの大会があるんですよ。

大会で 「楽しめない人」 もいる

木村
なるほど、面白いですね!「p4match」ならではの機能やこだわりポイントはありますか?

塚原
実はトーナメントやリーグの対戦表を作るのって結構、大変なんです。組み合わせを作るのに時間がかかるため申込締切を2週間前などに設定する大会も多いです。だけど社会人の方だとそんなに先の予定はわからないから、申し込みが大変なんです。

「p4match」は対戦表の作成を自動化しました。そのおかげで大会には直前まで申込可能になりました。選手はWeb上で自分の試合スケジュールがわかります。

塚原
あとみんな同じ参加費を払って大会に出ているのに、いきなり強い人を対戦して、1回戦負けしちゃうと面白くないじゃないですか。強い人も弱い人と戦って勝ち上がっても面白くないと思うんです。それを解決したくて。

試合結果を入力してもらうことで、試合結果がデータベースに保存されます。そのデータをもとに選手の強さを数値化して、対戦表を自動で作っています。これによって例えばリーグ戦の場合、強さが同じような人たちだけのリーグが出来上がります。

最初は対戦表の自動作成とか決済とか、運営側の面倒くささを改善しようと思って作っていましたが、今まで楽しめなかった人も楽しめるサービスを作ろうと思っています。

塚原
自分が卓球をやっていて、いろんな大会に参加していたのでまずは卓球にフォーカスをして開発しています。だけど他のスポーツに応用していけると思っています。例えばバドミントンとかテニスとか。

木村
選手の強さを数値化し、今まで楽しめなかった人を楽しませようとしているなんて、とても面白いサービスです!お話、ありがとうございました!!

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クラシコムでは、一緒に良いチームを作っていけるエンジニアの仲間を募集しています。毎月もくもく会などもやっているので、興味のある方は気軽にオフィスに遊びにきて下さい。