見出し画像

智歯抜歯

こんにちは。和のこころアドバイザーのゆうです。

今回は生まれて初めての智歯(親知らず)を抜歯することになったお話です。
人生半世紀を生きてきて初めての経験です。

というのも、上あごは左右とも奥歯が1本欠損していて、奥歯が生えるべき場所に親知らずが生えてきているのです。
親知らずとは知らず、私の奥歯は変な形だとずっと思っていました。
下あごは、左右とも親知らずが横向きになったまま、少しだけ出ている状態でした。
その状態では、抜くのが大変だからと数十年そのままだったのです。
しかし、年末のすべての歯科医院がお休みになった日に突然奥歯が欠けました。とくに痛みがなかったのですが、当然そのままではいけないので、新年早々、近くの歯科医院に受診したところ、『治療のため、口腔外科で親知らずを抜いてきてください』と、言われました。

それからが大変です。情報化社会、インターネットでいろいろ調べ、術後の状態を想像し、どのぐらいの痛みなのか、何が食べられるのか、何を用意したらいいのか、などなど、情報過多の状態でした。でも、まずは、口腔外科受診ということで、市内の総合病院の口腔外科に行き、1週間後に抜歯することになりました。

当日は、他の疾病もあるため、化膿止めの点滴をしながらの抜歯ということでした。
ゴリゴリ、キーーン、ゴリゴリ、キーーン・・・
休憩を挟みながら約30分。無事抜歯が終了しました。
抜歯中は、血圧と脈拍がモニターに表示されていたのですが、無事終わったときに確認すると血圧は100以下になっていました。
麻酔は、口の半分だけのもので、抜歯中はまったく痛みはなかったのですが、その後2時間近くたっても唇や舌、頬の半分が痺れたままでした。

当日の食事は柔らかいもの、との指示でしたが、痺れがなかなか取れないため、野菜ジュースで済まし、入浴はシャワーだけの指示が多いようですが、寒い時季のため、温まりすぎないようにとの指示でしたので、そのように入浴を済ませました。
痛みや腫れを軽減させるため、冷しておくように、とのことなので、頬がまだ痺れている時から、濡れたタオルで冷やしながら、ネットで調べたり、これまでに親知らずを抜歯した知人から聞いたりしたような、痛みと腫れがくるのかと怯えながらその日は就寝しました。

夜に何度か目が覚めて、その都度少し冷し、いつもよりもたっぷり眠って、
翌朝、ほとんど痛みもなく、腫れもない状態に一番びっくりしたのは私かもしれません。

口の中に傷や縫った跡があるのは、初めての経験で、何を食べたらいいのか分からず、朝は、野菜ジュースとゼリー状の食事、ヨーグルトと冷蔵庫から出したものばかりを口にしたところ、体が冷えてしまったようで、冬場にこの食事は失敗でした。
お昼には、素うどん、夕食には月見うどん、抜糸までは麺生活に決めました。
あまり噛まずに飲み込めるものを中心におかずには豆腐や温泉卵など。
大好きなお餅はいつもよりも柔らかくして、味付けは薄めにして食べました。
少しずつ食べるもののバラエティを広げながら抜糸まで過ごしました。
ただ、これで終了ではありません。本来の奥歯の治療が続きます。

今回の親知らずの抜歯で気づいたことは、インターネットではいろいろな情報が仕入れられるけど、実際自分に起こることとは違うことです。必要以上に怖がっていたようです。実際、抜歯の翌日出社できないのではないかと心配し、在宅勤務もできるようにパソコンを自宅に持って帰っていました。
備えあればうれいなし、かもしれませんが。

それと、今回のプラス事項は、今回の年末年始の暴飲暴食をしてしまう時に、このような歯の状態だったため、体重が減っていることです。
このままもう少し体重を減らすことにしました。よいきっかけになりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?