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それでも一年の計は元旦にあり

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                    2021/01/01 第603号
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【 それでも一年の計は元旦にあり 】

こんにちは。和のこころアドバイザーゆうです。

新年を迎え皆さまどのようにお過ごしでしょうか?
2020年の1月にはおせち料理とお雑煮のお話を書きました。
その時には、思いもよらない病気が世界中に蔓延するとは思っていませんでした。2020年の漢字に『密』が選ばれたように、人が集まること、会話を楽しむことが制限される病気です。
ワクチンの接種が始まった国があります。日本でも春には、接種が始まるようですが、終息するには、まだまだ時間がかかりそうです。

2020年の元旦に立てた計画はほとんどの方が順調にいかなかったでしょう。もちろん私もそのうちの一人です。
それでも、2021年の元旦には一年の計画を立てる準備をしています。

『一年の計は元旦にあり』この言葉の由来を調べてみました。
その一つ、中国地方のほとんどを領地にした有名な戦国武将の毛利元就の名言に、「一年の計は春にあり、一月の計は朔(ついたち)にあり、一日の計は鶏鳴にあり」があります。
春は元旦、朔はその月の初めの日、鶏鳴は一番鶏が鳴く早朝。
つまり「新しい一年の計画は、その年の初めに、月の計画は月の初めの日にそして、今日の計画は、朝早くにたてるべきである。」という意味です。もちろん計画は立てるだけでは意味がありません。早めに計画をたてて、実行していきなさいと言っているのでしょうか。

社会人になって長年経ちますが、これほど計画していた仕事が予定通りにいかなかった年はありませんでした。思うように動けず、思うように進まない日ばかり、それでも、刻々と日々が過ぎ、2020年は暮れていきました。
一番の失敗は、いつでも同じようにできる、と思っていたこと。
それができないことが分かったときには修正が難しい状態でした。
私もこのコロナ渦で人気のゲームをしていますが、その中で動物の住民に『やりたいことと、やらないといけないことをバランスよく』や『計画を立てやらないと時間があっという間に過ぎる』というようなことを言われます。まさにその通り。動物なのにいいこと言います。
2021年はどんな年になるか誰にもわかりませんが、年の初めに計画を立て、それに向けて、月の初めには計画を立てると同時に振り返りや修正を繰り返し、一年が終わったときにまずまず頑張った、と言えるようにしたいと思います。
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