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インターネットバンキング用口座を開設してみました

こんにちは。コミュニケーションアドバイザーのこてつです。

ネット銀行は以前から存在しますが、最近では各都銀もインターネットバンキングに力を入れているようです。その中で、2023年3月よりサービス提供開始されたM銀行の口座を新たに開設してみましたので、その使用感をお伝えしたいと思います。

どんな口座なのか、簡単に説明します。
・紙の通帳はありません。残高は専用のスマホアプリで確認します。
・印鑑なしで口座が開設できます。※希望すれば印鑑登録もできます。
・キャッシュカードとクレジットカードが同じカードになります。※口座開設と同時にクレジットカードの契約もすることになります。

この口座の一番のメリットは他行あての振込みが月3回まで無料になることです。振込み自体もスマホアプリから24時間行えるので便利です。また、入金があった場合は、メールで通知があり、入金状況をスマホアプリから確認できます。紙の通帳の方が、過去も含めてさっと確認できるので良いのですが、毎回記帳に行かないといけないことを考えると、スマホアプリが通帳の代わりになるのもありではと思いました。

口座開設後に送られてくるキャッシュカードですが、クレジットカードと兼用になっているにも関わらず、クレジットカード番号が書かれていません。別に送付されてくるラミネートされたような紙のカードにクレジットカード番号が書いており、それを管理する必要があります。スマホアプリからも確認できるので何とかなるということだと思います。

ATMでの入金・出金に関しては、通常のキャッシュカードと同じように利用することができますので問題ありません。このカードはクレジットカードとしても決済できるし、デビットカードとして口座から直接引き落としができます。最近、デビットカードとして利用する方はほとんどいないと思いますが、その場合はスマホアプリからモード切替をして利用してくださいとのことでした。この部分はちょっとややこしいですね。

次に印鑑レス口座についてです。これまで印鑑レス口座を持ったことがないので、これが役に立つのかどうか分かりませんが、標準設定は印鑑レスですと言われて登録しました。写真のついた証明書(免許証など)を撮影するのと、自分の顔写真の撮影を行い、本人認証をするようなことを行います。スマホアプリから行うのですが、こてつの場合は申込時になかなかうまく行かず、銀行のタブレットを使って登録しました。顔の特徴を認識して、証明書と同一人物なのかどうかを判定しているようです。

口座開設後、公共料金など口座振替の申し込みをしてみました。申し込み用紙には押印せず、「印鑑レス」とだけ記入しました。口座振替の申し込みが銀行に届き、手続きが完了すると、事前に登録したメールアドレスに口座振替の内容確認が1週間の期限付きで届きます。こてつはこのメールを見落とし、口座振替が成立せず、口座振替の依頼元へ申込用紙が返信されてしまいました。スマホアプリには通知が来ないので、確実に確認できるメールアドレスを登録する必要があります。ただし、セキュリティには気をつけないといけません。メールには口座振替を確認するためのURLが書かれているのですが、そのサイトでは口座番号と暗証番号(口座開設後に変更可能)を入力しないといけないのですが、最近、銀行名をかたるフィッシングメールが流行っているらしく、ホームページや銀行からの連絡メールで注意喚起されています。そんなこともあり、銀行からのメールを本当に信じてよいかどうか不安になります。他行のホームページも確認しましたが、同じようにフィッシングメールの注意喚起がされています。

こんな経緯もあり、結局、こてつは印鑑登録をすることにしました。スマホアプリに通知が来るようになれば、もう少し使いやすくなると思いますが、口座振替をするには印鑑登録した口座の方が便利だと感じました。来店不要で口座開設ができるようにするために、印鑑レスにしているのだと思いますが、口座振替をするには考慮すべき点ですので、みなさんの口座選びの参考になれば幸いです。

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