お片付け|「ただ漠然と」→「細かく明確に」”仕分ける”だけで簡単になる【ズボラ的捨て活テクニック】
お片付けが苦手…何が必要で、何を捨てたらいいのかよく分からない…
そんな方におすすめしたいのは、「まずなんでも仕分けしてみること」。
「片付けたいけど、捨てるのは嫌だし」
「自分のお気に入りがよく分からないから、残すべきものが分からない」
という方、『捨てなきゃいけない』という思いは一旦置いておきましょう。
■”仕分ける”ことは目安をつけること
お子さんに限らず、大人になっても「片付け方がよく分からない」というのはよくありますね(私も人のことは言えません)。
レストランに行って、メニューがなかったらドキドキしません?
自分のお腹のすき具合や、お財布事情だってあります。「なにが食べられるの?」「量はどのくらい?」「値段はどのくらい?」その目安になるのが「メニュー」ですよね。
「和食です」「価格はこのくらいです」「○円で大盛りもできます」それが分かってはじめて、安心して「じゃあこちらを大盛りで」と”決める”ことができます。
お片付けも近い感覚です。漠然と「お片付けしなさい」と言われても、それはまるでメニューのないレストラン。よく分からないうちに頼んでしまって、すんごい高級なのに量の少ない料理がきちゃったらどうしよう!
「これ、使うかもしれないのに。捨ててしまって後悔したらどうしよう!」
だからこそ、まず”分けて”みます。そこが目安になって、手放し方のポイントが明確になっていくんです。
■”仕分ける”と「見えて」くる
例えばクローゼット。
洋服を、お気に入り、よく着ている、手触りが気に入っている、色が好き… と選んでいき……
「穴が開いているけれど、まだ着られる」「直して着るかもしれない」という『ちょっと悩むもの』は、スタメンとは違う場所にわけておきます。
できたら、そこに今日の日付をつけておくといいですね。付箋のようなメモでもOK。そして、3か月後、もう一度見てみる。
3ヶ月もたつと、だいたい季節が変わってくる頃。その間に、この服を着たいなぁと思ったとか、直そうというアクションを起こしたことはあったでしょうか。
そこで、「直すの、面倒だしなぁ」と思ったら、もう必要ないのかもしれません。少なくとも、このワンシーズンはそれがなくても乗り切れたわけですから。
レストランで「なにが食べられるの?」「量はどのくらい?」「値段はどのくらい?」と思うのと同じ。
クローゼットで「なにを今よく着ているの?」「好きな色はどれ?」「これを使う予定はこの先あるの?」と自問自答していくと、「じゃあ、今必要なのはこれで、こっちはなくても大丈夫なんだ」というのが見えてきます。
漠然としているときほど、明確に分けてみるのがポイント!
■『全出し』もおすすめ
「片付け方が分からない」
そういう状況に陥っている場合、だいたいの方が「思ったよりも多くのものを持ちすぎている」状態になっています。
ちょっとハードルが高いような気がするかもしれませんが……
「全出し」して持ち物を再確認すると、今まで気づかなかったこと、忘れていたものを見つけることも。全部出してみると、「ここに、こんなに入っていたんだ……」と驚くことも多々あるはずですよ。
そこから、いるものと、確実にいらないものを分ける。
そして、さらに「いるもの」を使用頻度別に分けていく。
仕分けしていくうちに、自分の中での優先順位が分かってくることがあります。大きなところは腰があがらないこともあるので、まずは小さなスペースからはじめてもいいんですよ。
漠然とした不安を払しょくするのは、「そこに何があり、自分は何が欲しいのかをしっかりと把握すること」。
難しいことは考えなくていいのです。持ち物を再確認し、分けてみること。
個人的におすすめなのは、靴箱ですね!場所が限られていて、使用頻度も分かりやすいので。お片付けのステップ①としてぴったりだと思います♪
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