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自然への畏敬の念

私の住む地域は、昨晩からひどい雨と雷がありました。雷も大雨も、人の命を奪うことがあり、嫌われていますが、両方共に、自然界になくてはならないものです。

雷神という言葉があるように、雷が多い年には、米が豊作になると言われました。水田に雷が落ちると、放電により、空気中の窒素が水の中に溶け込むから、のようです(難しい言葉で言うと、『落雷による放電で窒素酸化物が生成され、亜硝酸塩へと変化して、稲の養分になるから』だそうです。)。だから、稲妻とも言われるんですね。

雨も、降らないと、昔は飢饉になりました。ですから、雨乞いの儀式が世界中にあります。

ここのところの災害を考えると

つい最近の静岡県熱海市の土石流、東日本大震災の放射能問題、以前の茨城県常総市の鬼怒川氾濫、広島の豪雨災害等々を考えると、自然への畏敬の念や、昔の歴史を考えず、目の前のお金を追っている人災が多いような気がします。

国や地域、自然、環境のことは、会社と違って、短期の儲けだけでなく、もっと長い目で、高いところからの目で見ないといけないですよね。

色々ありますが、それでも、人は生きて行きます。

今、雨が上がって、鳥の声が聞こえてきました。


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