【読書の秋】子供のころから好きな本の話【DARREN SHAN】

むかしから厚い本が好きだった紅月シオンです
今回は読書の秋という事で、もうタイトルで感づいてるかもしれないですがとある小説を紹介したいと思います

えー、気取って英語のタイトルにしましたがお勧めしたい本はずばりダレン・シャンです
世界でも有名な吸血鬼ものとしてもしくは映画のあまりのアレっぷりで知っている方もいるのではないでしょうか?
だけどタイトルは聞いたことあってもどんな話かは知らないという人もいると思います
ですので1巻の途中までを紹介して興味が出てきたのなら近くのブックオフなどを覗いてみてください

ある日主人公のダレンシャンは友達であるスティーブと一緒にシルク・ド・フリークというサーカスを見に行きます
其処ではこの世の者とは思えないような奇怪な人間たちによるショーが行われていましたがワクワクするダレンとは対照的にスティーブは何処か退屈げ
しかし蜘蛛のマダム・オクタを巧みに操る壮年の男性を見た瞬間、スティーブは狂気的ともいえる笑みを浮かべその男の事をショーが終わるまでじっと眺めていました

ショーが終わりダレンがお土産を選ぶ中でスティーブとはぐれた際に彼はある事を聞いてしまいます
それはマダムオクタを操る男の正体、ラーテン・クレプスリ―についてでした
スティーブは彼の正体が吸血鬼であることを知っており自分も仲間に入れて欲しいと願いますがクレプスリ―は試しに一口血を飲んで拒絶、ショックからスティーブはその場から逃げ出してしまいます

翌日その一部始終を聞きながらも表面上はなんとなく振舞っていましたがダレンの興味は別にありました
それはクレプスリ―が操る蜘蛛、マダムオクタの事です
元から蜘蛛が大好きなダレンは日中にこっそりとサーカスに忍び込み、正体を知っていると書置きを残して寝ているクレプスリ―からマダムオクタを盗みました

しかし何処か余所余所しいダレンに疑問を持ったのかスティーブはダレンが帰ったタイミングで家に遊びに来ます
そこで洗いざらい白状しそれでも友達だと言うダレンにようやくスティーブも落ち着きを見せます
そして次の興味はダレンの持つ籠、そこにマダムオクタが居たのだからさすがのスティーブもびっくりします
そして二人はサーカスの時の真似をして遊ぶのですがそこにダレンの妹であるアニーが突如部屋に入ってきたのだからさぁ大変
アニーから見ればスティーブの顔に馬鹿でかい蜘蛛が乗っているのだから当然悲鳴を上げます
そしてマダムオクタはスティーブに噛みつき彼は意識を失います

運ばれた病院で自分がとんでもないことをしてしまったと深く落ち込むダレンはマダムにも八つ当たりをしますが入れたままの籠が窓の外へ
しかしそれが地面に激突することはありませんでした
そこにマダムを取り戻しに来たクレプスリ―が居たのですから

この後ダレンがどうなってしまうのか、スティーブは果たして平気なのか、なぜクレプスリーはここに来たのか、それらが気になる人はぜひ探してみてください
また、サンデーからダレンシャンの漫画も出てますが小説を読むのが苦手なのならこちらもめちゃくちゃおススメです
ネタバレになるため詳しい事は言えませんが両方読んだ俺からすれば「漫画は原作を超えてきた」と感じたので時間と興味があればどちらも呼んでほしい所

それでは今回はここまで、また次回会いましょう

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