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【初夢応援】50代でも遅くない! アメリカ横断バスの旅

とうとうこの日がやってきた。2023年8月○日、成田から一人、ロサンゼルスに飛び立つ日。アメリカ横断バスの旅に行くのだ。

大きなスーツケースを転がしながら、LCCターミナルに向かう。窮屈な3年間を経て、まさかこんなことが起こるなんて。
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アメリカ横断は夢のまた夢だった。お金の心配はもちろんのこと、私たち夫婦それぞれの父母は介護も間近だし、仕事の夫をひとり置いて遊びにいくなんて許されないよね。

ところが、それは突然やってきた。

年末、なにげなく見ていたLINE広告にWiFi会社のおしらせ。「旅行権利100万円を5人にプレゼント」?! なんと太っ腹な。すぐさま応募してみる。権利というのがいいな。自分でプランを立てられるんだ。

次の日、メールにそのWiFi会社の名前が。なんとなんと私が当選!! あー、トライしてよかった。ありがとう、WiFi会社さん、一生使い続けます。

迷わず3週間のアメリカ横断バス旅を選んだ。本当はキャンピングカーでキャンプをしながら行きたいが、そんな無理はできない。バスで回ってホテルに泊まるコースにした。

バスには英語ガイドしかつかない。ここはチャレンジだ。こんなときのために英語クラブで英会話を続けてきたのだから。

一番問題の体力づくりは「Tarzan」を参考にカラダをつくることにした。ジム代を惜しんで、家でできるトレーニングを半年間やる。膝も腰もこれで大丈夫そうだ。ありがとう、「Tarzan」さん、これからも読み続けます。

行程はロサンゼルスからニューヨークまで20以上の都市と、国立公園を回りつつ3週間かけていく。特に西部のグランドキャニオン、ロッキーマウンテンなど大自然をこの目で見るのが楽しみ。

地図を眺めながら、ふと罪悪感がよぎる。夫の定年を待って2人で行く選択もあったかも。ごめんね、自分だけ楽しんじゃって・・・。

そうだ、いいことを思いついた。
この旅を本にして出版しよう。
『50代でも遅くない! アメリカ横断バスの旅』
そして、その印税でもって今度は夫と来よう。 そんなスーパーポジティブを考えてもいいじゃないか。
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新しい夢にテンションがまた上がったとき、真新しいLCCカウンターに到着した。お客が増えて、かつてのにぎやかさが戻ってきたようだ。にこやかなスタッフと目が合う。

(この3年間、大変でしたね。この日を待ってたんですよね)
心の声が聞こえる。言葉にしなくてもお互い気持ちは同じ。

さあ、旅の始まり。いってきま〜す!
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・・・ここで私の初夢は覚めたのであった。
2023年、行ってみたい国があるってワクワクしますね。

以上、栗A太でした。

#行った国行ってみたい国


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