キャロットクラブ2013年産・1歳馬血統考察(6)

キャロットクラブで募集する、2013年産の1歳馬の血統を考察しています。

今回は6回目です(全7回の予定)。

・ワイオラ13(ダイワメジャー)
・ガヴィオラ13(ダイワメジャー)
・カメリアローズ13(ダイワメジャー)
・リリサイド13(ダイワメジャー)
・レーヴディマン13(ディープインパクト)

ワイオラ13は無料で、残りの4頭は有料で公開いたします。

なお、僕は普段POGの血統研究(芝路線・早期向き・大物狙い)に力を注いでおり、今回もその血統観を中心に考察をしています。
1~2つ勝って、後は古馬までコツコツ楽しみたい方や、ダート路線で良い馬を選びたい方にとっては、ご期待に沿うことは出来ないかもしれません。

申し訳ありませんが、その点をご理解ください。
m(_ _)m


東サラの1歳馬考察も考察していますので、よかったら以下のURLをご覧になってください。
https://note.mu/kurigasila/m/m5d6f3a66a965


・ワイオラ13(ダイワメジャー)

プラスとマイナスの両方がありますねえ(^_^;)
んじゃまずマイナスから。
サドラーズウェルズ(Sadler's Wells)は鈍重さが強く、ダイワメジャーとの相性はそこまで良くありません。
それが母父という、かなり影響力のある位置にいることが凄い不安です。
ダイワメジャー×母父サドラーはこれまで9頭しかおらず、一応その中からヤマニンファラオが出ていますので全くダメってわけではないでしょうが、やっぱり心配ではありますねえ。
ちなみにこの9頭の内、勝ち上がっている3頭はいずれも牡馬です。

今度はプラスの要素。
3代母のパーフェクトイグザンプル(Perfect Example)はダイワメジャーに必要な要素が全て詰まっていると言っても過言ではありません。
ダイワメジャーの祖母スカーレットインクと、このパーフェクトイグザンプルは、「ノーザンダンサー(Northern Dancer)≒ラメニナ(La Menina)」や、「ビューマックス(Beau Max)≒ブルページ(Bull Page)」、「スパイソング(Spy Song)≒ビーマック(Bee Mac)」、「ロイヤルチャージャー(Royal Charger)≒ナスルーラ(Nasrullah)」などが脈絡する間柄で、ダイワメジャーのツボを全て押さえた組み合わせなのです。

特にパーフェクトイグザンプルが抱える血脈の中でも、ボールドラッド(Bold Lad)はエピセアローム、オリービン、メイショウタマカゼを出し、ベターセルフ(Better Self)からは、カレンブラックヒル、サンライズメジャー、オリービン、メイショウタマカゼが出ています。
この2血脈とダイワメジャーの組み合わせはニックスと言ってもいいでしょう。
本馬のようにボールドイグザンプル(Bold Example)を経由して両血脈を持つパターンは、オリービン、メイショウタマカゼと一緒です。
このパターンは11頭中8頭が勝ち上がっており、かなり安定感のある組み合わせと言えます。

さてこれらを踏まえて、プラスを取るかマイナスを嫌うか……難しいところですねえ(^_^;)

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