キャロットクラブ2013年産・1歳馬血統考察(4)

キャロットクラブで募集する、2013年産の1歳馬の血統を考察しています。

今回は4回目です(全7回の予定)。

・イグジビットワン13(ゼンノロブロイ)
・ムガメール13(ゼンノロブロイ)
・ダンスザクラシックス13(ゼンノロブロイ)
・カニョット13(ゼンノロブロイ)
・ササファイヤー13(ハーツクライ)
・オールザウェイベイビー13(ディープインパクト)

イグジビットワン13は無料で、残りの5頭は有料で公開いたします。

なお、僕は普段POGの血統研究(芝路線・早期向き・大物狙い)に力を注いでおり、今回もその血統観を中心に考察をしています。
1~2つ勝って、後は古馬までコツコツ楽しみたい方や、ダート路線で良い馬を選びたい方にとっては、ご期待に沿うことは出来ないかもしれません。

申し訳ありませんが、その点をご理解ください。
m(_ _)m


東サラの1歳馬考察も考察していますので、よかったら以下のURLをご覧になってください。
https://note.mu/kurigasila/m/m5d6f3a66a965


・イグジビットワン13(ゼンノロブロイ)

母父のシルバーホーク(Silver Hawk)は、ロベルト系にしては珍しく重苦しさのないタイプ。
中距離向きのスピードを伝え、日本の芝への適正も十分です。
ゼンノロブロイ×シルバーホークは6頭中、ノーステア、コスモロビンを出しており、ゼンノロブロイとの相性についても全く問題ありません。

またゼンノロブロイは自身の血統が米血ばかりで構成されているため、ヨーロッパ血統を取り入れて新鮮味を出すことが大きな成功を生みます。
中でもサドラーズウェルズ(Sadler's Wells)は、コスモネモシン、ラブフール、ノーステアなどの活躍馬を出しており、非常に相性の良い組み合わせです。

また本馬が8代目にひっそりと抱えるテューダーミンストレル(Tudor Minstrel)も、実はゼンノロブロイと相性が良いです。
ルルーシュ、コスモネモシン、ペルーサ、サングレアル、バウンスシャッセ、ステラウインドなど、多くの活躍馬を輩出しています。
サドラーズウェルズ+テューダーミンストレルという組み合わせは、コスモネモシンと一緒。
またサドラーの全弟フェアリーキング(Fairy King)+テューダーミンストレルからもバウンスシャッセが出てます。
これは心強いデータじゃないですか。

シルバーホーク+サドラーという組み合わせはノーステアと同じ。
おそらく中・長距離向きのタイプで、成長はゆっくりめかなと思いますが、配合のクオリティはかなり高いですね。

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