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サッカーから学ぶ組織論

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サッカーを通して会社組織を見つめ直すような記事をまとめてます。
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[サッカー本]読了リスト

マネージメント(今治からの挑戦)part2【講演:元日本代表監督 岡田武史さん】

こんな人に読んでほしい - サッカー&組織論が好きな人目次 1.西野監督の覚悟とすごさ(ポーランド戦) 前回 2.岡田武史さんの組織論 前回 3.岡田武史さんの苦悩と得られた経験(フランスW杯) 今回 4.FC今治での夢 今回 ビズリーチのイベントでの話をまとめてます。 前回の話はこちらをクリック 3.岡田武史さんの苦悩と得られた経験(フランスW杯)フランスW杯の監督で得られたことは、 『リーダーは、直感が大事』 ただ直感の中でも当たるもの、当たらないものがあり違い

Jリーグ地方クラブとITベンチャー出身の自分がマッチする理由

ガイナーレ鳥取にジョインしてもう少しで1年。鳥取に来た理由は「ITベンチャーをやめてJリーグの地方クラブを選んだ理由」に投稿しました。それからこれまで、新規事業(芝生事業)や運営(試合やイベント)等とにかく全般的に携わってきました。働きずらいとか、もー無理!ということは本当になくて、直面する課題ややりたいことに対して、自分のこれまでの経験やマインドがマッチしていると感じています。でも周りからは「大変でしょ」とか声をかけられることが多く、実はそんなんじゃないと言っても理解が難し

トルシエJAPANがなぜベスト16に進出できたのか?【講演:川渕キャプテン】

こんな人に読んで欲しい - サッカー&組織論が好きな人 グロービスのyoutubeの総括(動画はこちら) トルシエとハリルが似てるところ上から目線 トルシエとハリルの違い愛嬌があるかどうか トルシエは、愛嬌がある(漢字を覚えて日本人に歩み寄った) ハリルには、愛嬌がない トルシエJAPANの良かったところ1.緊張感があった 自分で夜ゴハンにワインを頼む。「だれが頼んだ!」とキレる。 練習時間を10時からにした。突然「8時から練習する!」と突然言い出す。理由は「常に

子どもを "圧倒的" に成長させる、デンマークのスポーツ教育

まず時間に余裕のある方は「奇跡のレッスン」の動画をみてください。 デンマークのコーチ、ソーレン・シモンセン氏は本当に素晴らしいコーチだなと思いました。(感動して目頭が熱くなりました)この動画を見ると、コーチは選手に何を教えるべきなのか?を考えさせられます。「スポーツは教育だ。」とよく言われるわけですが、 ▼前編 ▼後編 以下、どんなところが素晴らしいと思ったのかを書きたいと思います。 デンマークコーチが教えるスポーツ教育のポイント⑴子どもにスポーツを楽しませる ま

書評「育成主義」(曺貴裁)

サッカーの監督で、戦術のことを語る監督はいる。戦術のことすら語れない監督もいる。でも、本当に監督がやるべきなのは、「どう戦う」かという戦略、いや戦略より深い「哲学」という言葉で表現されるようなことを語ることなのではないかと思っている。 哲学を語れる監督は少ないそう考えると、ヨーロッパのトップクラブの監督の動向を追いかけても、戦術のことを語る人は多いけど、哲学を語れる監督は少ない。なぜなら、哲学を語るには「人としてどうあるべきか」が問われ、サッカーの言葉では通用しないからだ。

プロフェッショナリズムとリーダーシップ【ジュビロ磐田 福西崇史さん】

こんな人に読んでほしい - サッカー&組織論が好きな人 - 属する組織に改善が必要と感じてる人イベント名:HRカンファレンス2018-春-[東京] 講演名:サッカー元日本代表に学ぶ『プロフェッショナリズムとリーダーシップ』 日時:2018/5/17 URL:http://hr-conference.jp/201805/program.php?d=3#progtable 講演のメモと学び最初に 問い:ビジネスの世界がプロスポーツの世界に近くなってる 理由:みんな一緒からそれ

Jリーグに誘う”きっかけ”を100個並べてみた

ツイッターでファジアーノ岡山のお誘いプロジェクトでの1試合平均入場者数1,250人という数字を知り、あらためて人が人を呼ぶというシンプルかつ根本的なことにもっと向き合うべきなのではと感じました。わたしがサポーターだったとき、純粋にサポーターの仲間を増やしたかったり、Jリーグのおもしろさやスタジアムの独特な雰囲気を知ってほしくて、色々な人たちを誘ってはスタジアムにいってました。チームの強さやストーリーなど色々な要素はあるとは思いますが、そこまで詳しくない人をどう誘うかを前提に、