先日の「五月雨よ」配信ミニライブのアーカイブ終演後に、「W-KEYAKI FES. 2022」の緊急告知があった。
理佐さんの卒業コンサートで欅坂46の楽曲が解禁されたタイミングでの発表なので、去年とは違ったセットリストを期待する声も多い。
「KEYAKIZAKA」から生まれた二つのグループが一堂に会するイベントである。
そのため、一緒に「欅共和国」をやっていた頃の楽曲を求める気持ちは、非常に理解できる。
かく言う自分もその一人であるが、その夢は実現するのだろうか。
卒業コンサートで披露された欅曲が、どちらかと言えばファンと一緒に盛り上がる系のものが多かったので、そのような流れであれば、「お祭り」騒ぎの一環として、披露される可能性も高くなるだろう。
今やフェス曲となりつつある「危なっかしい計画」や、ライブで必ず盛り上がる「誰よりも高く跳べ！」は、どのグループの曲ということとは関係なく披露してくれそうだが、それ以外の楽曲はどうだろうか。
けやき坂46時代に苦労したことも含めて、一つの物語ストーリーとなっている日向坂46の場合は、前グループの楽曲について、それほど心理的な枷がない。
むしろ集まってくれたお客さんが喜んでくれるのであれば、自分たちの持ち曲すべてを披露してくれることも夢ではないだろう。
日向坂46は、6月1日に発売されるシングルを含め、アルバムもあるため、持ち曲が多い。
今年のFESについては、詳細が発表されていないため、開催日程の配分がどのようになるかわからないが、4日間のうち、最低1日は「日向坂46」の単独パートになりそうである。
グループごとに2日ずつ役割分担する可能性もあるが、せっかく2グループが集まっているので、合同でやる日が1日は用意されるだろう。
去年開催した時、日向坂46の潮さんが、セットリストについて、かなり長文のブログをあげて、運営側に意見する場面もあったが、彼女と同じ思いのメンバーも結構いたのではないだろうか。
そのあたりの意見を汲んだ結果、開催日程が長くなったのかもしれないと考えると、期待も高まってくる。

FES開催まで少し時間があるが、櫻坂46は、何か準備してくるだろうか。
最初の欅共和国の直前に、1stアルバムが発表されたように、櫻坂46の初アルバムのリリースがあると、ライブでのセットリストも華やかになるだろう。
シングルを出す度に新しいユニットが組まれているが、どれも話題になる良曲ばかりである。
今のグループを見渡せば、まだまだ秘めた魅力を発揮してくれるメンバーが必ず出てくることは間違いない。
「1stアルバム、緊急発売！」というサプライズであれば、いつでも大歓迎である。